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朝日新聞: 朝刊連載中の小説
作 中村文則 絵 目黒ケイ これまでの話 <ポーカー>7 第11回(10月11日)あらすじ(私的なまとめです) 朝の6時。客達が全て帰った後、カウンターでチェック柄の男とボトルを開けた。彼とは長いが、本名を知らない。チェック柄をよく着ているから内心で『チェック柄』と呼んでいる男と金を分ける。半分は店、残りを二等分。 <ポーカー>8 第12回(10月12日)あらすじ(私的なまとめです) ”その客が一番安い商品だけ買って帰ったあと、あらゆる商品がなくなっていた。手品で客を騙すのに集中しすぎて騙された…” 彼のような“詐欺師”や、僕のような存在にまで外注する。得体が知れない。 トップが誰かも、そもそも実質的なトップがいるのかもわからない。」 <ポーカー>9 第13回(10月13日)あらすじ(私的なまとめです) そうかあ、こういう態度を「明るい」というかあ。
<最悪の男>1
へ~。きわめてまともな「心理学」のようなタロットの使い方。 <最悪の男>3
<最悪の男>5~6
この点滅はあなただ、小さなノートがある、2週間後に起こるので、その前後はなるべくエネルギーを使わないこと。女性関係は、あの秘書だけに…。
by hitujitonekoto
| 2019-10-21 11:16
| 新聞小説を読む「カード師」
|
Comments(57)
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鮎子(AT)
at 2019-10-11 08:32
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ちょっと前ですが、8日の回に
≻高級時計の男。金のウブロ。時計はいいが、着るスーツが全く合っていない。時計の額を約380万と見当をつける。 とあります。(高い!) 調べてみたら、ウブロというのは『ロレックスやオメガと比べると新しいブランドだが、素材を新開発したり、従来はなかった素材を組み合わせるなどして、斬新なデザインで実用度も高く注目され、スポーツ選手などにも愛用者が増えている』という記事がありました。 ただ、どんな装いならウブロの金時計に似合うかというようなことになると、私などは青さまに語っていただいて初めてわかったかも、という状況です。(感謝) この主人公はイカサマができるだけでなく、時計の値段も正確に値踏みできて、そのくらいなら負けても大丈夫と金額を区切って勝負させられるんですね…。
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たお30225
at 2019-10-11 12:22
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皆様、
ご異存も多々おありでしょうが、私、勝手に主人公をデイーン ・フジオカに脳内変換して読んでおります。
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hitujitonekoto at 2019-10-11 13:31
羊です
またサボってまして今日二日分の更新になりました。 まずは、 >ブルーハートさん お帰りなさい~!! 待ってました。無事なお顔を見て本当に安心しました。 \(^o^)/ >たおさんの >勝たせよう、負けさせよう、という判断は何に拠ってなされるのでしょうね という前回の疑問は今日解けた、ということなのかな? 僕的には、不相応な高級時計つけてるようなヤツはカモってやろう。その似合ってない時計売れば、どうせチャラだし。…というような基準でしょうかね。 (ウブロうんぬんは、ちょっと青さんに攻めてもらって^^) 汚いことをしてるんだけど、でもド汚いことはやらない、その仁義はある主人公って感じかな? カジノ、羊も韓国で行ったことがあります。観光客相手のカジノで、ルーレットで遊びましたが、一人1000円で2時間くらい遊べて楽しかったのですが、娘がやらかしました。記念撮影しちゃったんです。スマホでパチリとやった瞬間に、数人のスタッフに取り囲まれて、即スマホ画面を消されて、厳重注意!! そこはやはり賭場でした。 >鮎子さん 読書進んでますね~。凄いです。 羊はほんとに遅々として進まないのですが、一つだけ。訳あって「遠野物語」を読みました。短編で、すぐ読めるんですが、比較的じっくり。 昔、何じゃこれ、ただのメモ書き? なんて思ったのに今回は何ともゆったりと山の神や動物の妖怪や、山女や、いろんな有象無象とちょいと魂がつながれた気になれて面白かった。 ただの聞き書きの形式なのに、柳田独特の語り口がどこかへ誘ってくれるんですねえ。 不思議にいい読み物でした。
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ブルーハート
at 2019-10-11 14:26
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乱入!
ブルーハートです! たお様 「おディーン様」とは美しい! 私の脳内変換では綾野剛辺りですかね。 ちょっと「湿度」が高い感じ。 女将の要約頼りに「古新聞」と格闘しておりますが、う〜ん、わかんねえ(笑) なんだか「クラウド兄ちゃん」だなぁ…(笑) お前の方がわかんねえってハナシですが。 で、鮎子様。 A田作品、絡め取られますよねー! 確かにカッコ良すぎ。 特に「天切り松…」はカッコ良すぎて暴れちゃいます!(オイオイ) 確か、マダム緑もお気に入りだったかと。 カッコ悪さを意識して書いたのは「壬生義士伝」ですかね。 タイトルからは想像出来ない(もちろん重要なテーマなのですが)「救い」の物語です。 あんまり書くとまたネタバレしますので(笑) さて、昼飯行こう! チーズ無しルッコラと生ハムのピザ。 これ、最高に旨いです。 いただきまーす! じゃ無かったごめんなすってーっ!m(_ _)m
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うさぎ魔女
at 2019-10-11 23:12
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チェック柄と高級時計は、どちらも同格の表現方法だったので、両方とも新参者かと思ってました(^_^;)
そして、高級時計は、作者はちゃんと「ウブロ」とブランド名出していたんですね(^_^;) 高級時計と、わざわざブランド名じゃない呼び方だったので、ブランド名は出ていなかったのかと。 そして、挿絵の金色が見た目はロレックスだったので、てっきりロレックスかと脳内変換(^_^;) ウブロだったら、男性の呼び名を高級時計じゃなく「金のウブロ」と書いた方がわかりやすいのに。。。(^_^;) ウブロって、時計の中に2つぐらい小さい時計みたいなのが入ってるタイプのイメージが強くて。。。 チェック柄は、なーんだ「サクラ」だったのですね。 なんだか、カジノなどで人生狂わせるのも、ほんとに運だけの世界なら、自業自得だと思うのですが、こういうイカサマで人生狂わされるのは、読んでて不愉快ですねえ。
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うさぎ魔女
at 2019-10-12 21:15
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チェック柄が一番のくせ者みたいですね。
すべてを知り尽くしている感じ。 案外、チェック柄が英子達のグループの黒幕だったり? しかし、チェック柄のことを英子達との会話でなんと呼んでるんでしょう? まさかチェック柄? そして、手品師には、チェック柄のことは話してないんだろうか?なんでチェック柄が手品師から手品グッズを強奪したとわかったのか謎。 手品師も特に、警察に通報していないのだろうか? やっぱりヤバい人達だから、何かあっても警察には言わない? 別に名前なんてどうでも良いという作者の考えかもしれないけれど、やはり主人公の名前がわからないのは、なんだかモヤモヤする。 勝手に、三村と名付けてみる(笑) 別に三村という人が身近にいる訳じゃないんだけど、なんとなく思いついた名前が三村。 チェック柄は、黒木とでも名付けようか・・・ なんだか黒幕っぽいから黒で。
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hitujitonekoto at 2019-10-13 11:19
羊です
> うさぎ魔女さん 僕のことを三村、チェック柄を黒木…ってほんとに可笑しい!! あ、いい意味です。なかなか名前が明かされないジレンマに、とうとう、うさぎ魔女さんの行動力発動だ~…と台風一過の秋晴れの中笑ってしまいました。(あ、いまだ台風の渦中にいらっしゃるみなさんには、ほんとに申し訳ありません。) >たお30225さんのディーン様もすごい。 羊の中では作者の写真の顔が僕に貼りついているので、少々暗いです(って文則さん、ゴメン) *みなさま台風いかがでしたでしょうか? 羊のいる地域は大過なく、畑のゴーヤの棚が壊れたくらいで過ぎてくれましたが、テレビで朝から流れる各地の映像は胸が苦しいばかり。 各地にお住いのみなさんの様子を心配しています。 特に大きな多摩川や千曲川が決壊する、という異例な事態には驚くばかり。 非難しろ、と言われても、年老いて体が思うようにならない人間達には、簡単じゃなかったことでしょう! ワンコやニャンコたちも、ちゃんと非難できたでしょうか? 迷い出ているニャンコたち、もうちょっと我慢して。 取り残されて不安におびえるみなさんの、一刻も早い救助を映像のこちらからですみませんが、見守りたいと思います。
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hitujitonekoto at 2019-10-13 14:22
羊です
> 流さん >「チェック柄」は女嫌いみたいですね なるほど。そうとも取れますね。 そして流さんが書かれているように、何を書こうとしているのか、よく取れないところがあります。 導入にしてはけっこう難しいと想うのですが、しばらく我慢なのでしょうか… この小説のムードにまだ慣れません。 以前の記事にコメントをつけていただいたので、流さんのコメントが入っているのはわかっていながら見逃がしていました。(^^) 毎日ありがとうございます。
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うさぎ魔女
at 2019-10-13 15:32
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台風。。。うちの市内でも、結構大変な地域もあるのですが、うちは川からは離れていたので、大丈夫でした。
隣町は避難指示もでていたのですが、うちにはでてなかったです。 でも、スマホは市内だと思っているので、避難指示のアラートが何度もけたたましくなり、最後には避難情報のアラート設定を解除しました。だって寝てられないので。 で、肝心のストーリーですが、やっぱりチェック柄は末端との位置づけながら、実は黒幕で内部情報、特に僕からの情報を得るために内部潜入しているのかも?と思ったり。 実際、上からの指示通りに動いているかなどは、上から見てたらわからないので。 そうしながら、英子がちゃんと仕事してるかも見張っていたり? チェック柄の人の監視能力がスゴイですね。 なんだか、この小説は最初から種明かしせずに、読者にわからないようにストーリー展開するつもりなんでしょうね。 その一環で、主人公の名前も出さなかったり? やっぱり、小説の名前って、その人のイメージを表していたりしますよね。 前作がお子ちゃま小説だったので、大人向けのストーリーは良いのですけど、あまりに高度過ぎると、だんだん疲れて来ますね。 今のところ、挿絵も小説のイメージにマッチしているし、黒が多い感じが良いですね。
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鮎子(AT)
at 2019-10-14 10:35
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皆さま、大変な台風でしたが、いかがお過ごしでしょうか。
九州も台風の影響で強い風が吹いた時間もありましたが、もうテレビの河川の氾濫のニュースに驚くばかり。 実は従兄弟が東北で有機栽培の農家を営んでいるのですが、その辺り一帯も大きな被害が出ている模様。以前こちらでもちょっと話題に出た『〇瓶の家族に乾杯』の番組で取り上げられたこともあり、注文が殺到して嬉しい悲鳴を上げたこともあるのですが、東日本大震災の風評被害で打撃を受け、それをようやく克服したと思ったら今度は台風…。気をもんでいます。 『カード師』は、チェック柄は女嫌いなのか、はたまた実は英子氏に好意を寄せているとか、振られてしまったとかでしょうか。 一つ一つのエピソードはそれなりに面白く読めますし、スピード感はありますし(第3章<最悪の男>に今日から入りました)、あとは導入部分のあれこれがこれから生きてくるかが問題のように思います。 *A田J郎の『天切り松…』、青さまのおっしゃる通り、緑さまもお気に入りというのはよくわかります。 読んで浮かんでくるのは、映像というより舞台の感じ。 セリフもきれいで小気味よいし、洒落ているし。 と思ったら、文庫本の第三巻の解説は今は亡き十八代目中村勘三郎で、対談の際にA田氏に座付作者になって歌舞伎を書いてほしいと懇願したとのこと。(「大変なプレッシャーを感じる」と断られてしまったようですが。) 本当におこがましいのを承知の上で言えば、『国宝』の吉田修一の描く歌舞伎の世界は陰のある美しさ、裏で業や因果?がうごめいているようですが、A田氏が歌舞伎を書いたら江戸の粋でいなせな作品になるのではないかと密かに思います。
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hitujitonekoto at 2019-10-14 10:38
> うさぎ魔女さん
台風、ご無事なようで何よりです。 川のそばはやっぱり危険ですね。しかし地震はどこにどう襲ってくるかわからないし… 数十年に一度の災害に備えて生活する、というサイクルが現代の人間には大変なことなのだと思います。想定外はこれからますます起こってくるのでしょうが、「想定外」に備えて生活するというのはとてもしんどいですよねえ。まあ、少しずつ頑張るしかないか… >大人向けのストーリーは良いのですけど、あまりに高度過ぎると、だんだん疲れて来ますね。 確かにそうですね。この小説がどこで読者をつかまえられるか、立ち止まらせるか、羊も興味津々です。
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hitujitonekoto at 2019-10-14 11:29
羊です
> 鮎子(AT)さん 従兄弟さんのお話、ありがとうございます。 有機栽培での農業、みんなの健康生活のために、どんどん盛んになっていいはずなのに、農家のみんなの苦労が実らない現実って何でしょうね。 せめて、農家のご苦労を知らないといけない。みんなでシェアしあいたいお話でした。 >導入部分のあれこれがこれから生きてくるかが問題のように思います。 なるほど。さすが鮎子さんです。物語はやっと本筋に向かってきたように思いますが、今までの(けっこう頭に入りずらい)導入部は何のためかな~? と考えてみました。 導入部で引っかかった事物のあれこれが、これからの物語に奥行きを与えていくんでしょうかね? しかし、新聞小説は毎日ノロノロと進むので、頭に引っ掛けておくのはエネルギーが要りますね(^^) でも、鮎子さん、悪くない感触で読んでらっしゃるみたいですが、羊もそうなんですよ。闇、騙し、裏社会…みたいなものから導入してますが、だからこそ、転じて光や真摯なものと対面できそうな気がしています。
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まつの緑
at 2019-10-14 14:50
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久しぶりに投稿します。新連載になってから初です。
子供の頃から数字に弱く、トランプ(カードゲーム)も苦手。 以前もお話しましたが、私は自宅出産で産まれ、親が届け出た生年月日は本当の誕生日ではありません。12月だったから年を越し翌年1月生まれ。1ヶ月近くサバを読んでいます。年回りとか、そんな理由だったらしい。本当の誕生日を尋ねたら、夜中の12時前後だったから、どっちかなあ、といった具合です。産まれた時から適当な人生だったのかしら。 前置きが長くなりましたが、 雑誌の星占いだって、どっちを読めばいいのやら。 占いだって、生年月日を聞かれるし。 そんな訳で、占いも信じないことにしています。 この連載、頭に入ってこないのでナナメ読みです。 あ、チェック柄、腕時計など、名前でなく特徴で人を内心で呼ぶのは、ありだと思います。私も、名前を知らないが、よく見かける人のことを、そんな風に名付けています。例えば、レオナール。いつもレオナールを着ているから。
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うさぎ魔女
at 2019-10-14 17:49
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章題が変わりましたね。
ポーカーの話はやっと終わり、やれやれです。 章題の「最悪の男」・・・ これは、これから専属占い師となる男のことでしょうか? ということは、僕はチェック柄のことは「最悪の男」とは思っていない? 私はタロットは当たってしまったのですが、星占いは信じないかも? 私の誕生日は射手座にあたるのですが、翌日の誕生日だと射手座だったり山羊座だったり、雑誌によって違うみたいです。 それと四柱推命みたいな誕生日によるものは信じない方です。 だって、同じ月や同じ年に生まれたから運命が同じなんておかしいです。 ただ、学年によって傾向が違うってことはあるかもですね。 私の学年は教師になる人が皆無だったのです。 毎年、1人2人は教師になる人がいたのに。
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まつの緑
at 2019-10-15 09:42
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AJ氏の天切松ですが、
まさに黙阿弥が書いたかのような見事な江戸弁が息づいています。ドラマ化された時は、亡くなった18代目勘三郎が天切松役でした。「あなたがやらなくて誰がやるの」と妻が強く勧めたのだそうです。 勘三郎は、誰より古典を大事にする人でしたが、新たな若い観客を呼び込むために革新的なことも熱心でした。有能な劇作家に歌舞伎台本を書いてと声をかけていました。客席にいたM谷K喜さんを見つけて、舞台上からお願いした逸話まであります。 南北や黙阿弥が書いて、当時の役者が演じたように、今を生きる同時代の劇作家にホンを書いてもらい、芝居にしたかったのです。N田秀樹、クドカンとも組みました。 存命なら、いつかAJ氏を口説き落としたと思います。 あ、一路もぜひ。おススメいたします。
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まつの緑
at 2019-10-15 10:11
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アメリカでは、子供がなりたい職業の上位にポーカープレイヤーはランキングされるのだそうです。
大会の優勝賞金は、何十億だとか。イカサマ、賭博とは無縁の、究極の頭脳ゲームとしてのポーカーの世界。先週、日本人のポーカープロがテレビに出ていましたが、統計学を駆使しナンチャラ、、、と、凡人には理解不能でした。 一方ギャンブルとしてのポーカーもあり、連載はそっちの世界ですね。 ポーカーの映画、見たことあるか記憶を手繰ると、マット ディモンのラウンダーズを見たことがあったような。中身は記憶にございません。 モリーズ ゲーム。怪我でオリンピックを諦めたモーグル選手が超セレブ相手のポーカーサロンの経営者となるも逮捕される。実話を基にした映画。 2年前の作品で、見ていないのですが、宣伝動画を見ると、主人公の父役がケビン コスナーで、前髪が後退するも、渋くて素敵。
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まつの緑
at 2019-10-15 10:18
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同じコメントが投稿されてしまいました。削除したいのですが、揺れる新幹線の中で上記コメントを書いたので、いつものパスワードのつもりで打ち間違えたようで、削除できません。
羊さん、お手数ですがよろしくお願いします。
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たお30225
at 2019-10-15 12:47
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私が現在住んでいる家は、奥まった角を曲がったところにあります。
そこに住むようになってもう何十年もたつのですが、未だに「角をまがるたび」見知らぬ誰かが、家の前にたたずんでいるのではないか…とドキドキするのです。 ほんの一瞬なんですが。 この小説にある、主人公の見えないものを怖れる気持ちがなんとなくわかる気がします。 「最悪の男」とありますが、そもそもこの主人公が善悪のどのあたりにいるのかが未だ判別しないので、「悪」も…。 チェック柄の男に見せる顔は、明るい…というより、無邪気に見えるようにしていたと思います。 彼は友人でも同志でもない。何かの船に乗り合わせた一時的な仲間? 次に破滅するのは彼なんだろうか。 誰に対しても、警戒して自分を見せない主人公が、動揺を隠してちかずく男の正体って。 また 明日。
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ブルーハート
at 2019-10-15 14:18
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乱入!
ブルーハート! 東京に台風が近づきつつある朝、 渋谷川にかかる小さな橋から 「護符」らしきものを投げ入れて手を合わせる 老婦人を車の窓越しに見ました。 荒ぶる水神を宥めようとするのか、 どんなご信心かは存じ上げませんが、 「祈り」の本質を見たような気がしました。 この小説が、人の「すがるもの」を描き出そうとするなら、今、もっとプリミティブな側面を見せて欲しいのです。 まだまだ先の展開はわかりませんが、 朝一番に読者の目に触れる物語として、 暗すぎるような気がしています。 あ、それでまたくだらねえ事言っちゃいますが、 「トレーナーの上下」は有りません。 「トレーナー」という和製英語が指すのは、 スウェットシャツのこと。 「スウェット(素材)の上下」と言って下さいますか? なんて、どーでもいいだろう。 静岡と千葉の友人が台風の被害に遭いました。 日本は河川と共に生きる国なのだと、改めて知らされた思いです。 サロンの皆様がご無事で何よりでした。m(_ _)m
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鮎子(AT)
at 2019-10-15 15:42
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緑さま、ありがとうございます。
歌舞伎のことは緑さまの足元にも及びませんが、私も18代目勘三郎があんなにも早く亡くなったことが惜しまれてなりません。 舞台も無論、あの「お芝居が好きで好きでそのためには何も惜しまない」という気持ちが全身から溢れているような役者ぶりが本当に素敵でした。 ONE PIECEやナウシカも面白いのかもしれませんが、勘三郎のためにもAJ氏に是非歌舞伎を書いてほしい気がします。 『一路』のおすすめも感謝します。 色々教えていただいて楽しみが増えます。 姓名判断。 子供が生まれた時姑が気にするので、本を見てみたら、我が家の名字の画数では”天運”が大変よくない。 どうしようもないじゃありませんか。 ただ日本でも非常にポピュラーな名字で、全員が全員そのせいで運が悪いとも思えず、一応子供2人の名前には『ほかに悪い運があってもそれをひっくり返すほどよい字画』の字を選びました。 子供たちには、「画数が多くてお習字の時名前を書くと潰れる」と文句を言われましたが。 さて、どうなりますことやら。
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たお30225
at 2019-10-15 17:24
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河は堤防を超えさせてはいけない。…との事。
…むずかしい、命題だなあ。
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hitujitonekoto at 2019-10-15 20:51
羊です。
びっくりしました。 休刊日にこんなに賑わっている…これがこのサロンのすばらしい所ですね?! > まつの緑さん お久しぶりです。 レオナルド熊は知ってますがレオナールは知らない羊。検索してみたらお高くてビックリ!! まあ、絶対に手を出さない領域なので、どんだけ高くても全然いいで~す(^^) そして待ってました! まつの緑さんの語る、生き生きした歌舞伎の裏話。 勘三郎さんの情熱は凄いんですねえ。あらためて。 羊は今日地元御園座の顔見世に行ってきました。仁左衛門さんと孝太郎さん以外、見るべき人いないじゃん~とか思っていたのが恥ずかしい。梅玉さん、雀右衛門さん、鴈治郎さん、…遅ればせながらいいなあ~と発見した歌舞伎役者さんです。 さて。イヤホンガイドは手離せない羊。ド素人向けに、どんどん裏話も挿入して面白がらせてほしい。朗読するな。勝手にお話を、まとめるな。やっぱり高木秀樹さんはうまい! できたらまつの緑さんにやってほしい!!! (重複していたコメント、削除しました。削除は編集画面からならほんの1秒もかからないたやすい作業ですので、御用命はドシドシ承ります。) > うさぎ魔女さん 章題が変わったんですね(゜o゜) 気が付かない羊にさりげなく教えてくれて感謝~~~。
Commented
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hitujitonekoto at 2019-10-15 21:09
羊です
> たお30225さん >この小説にある、主人公の見えないものを怖れる気持ちがなんとなくわかる気がします。 たおさん、羊は今「遠野物語」を読んでいます。 まさに、見えないものや異質なものを素朴に怖がる村人たちの伝承物語。人間はすぐ近くにある山を怖れ、谷や沼や川を怖れ、人間や獣を怖れて生きる生き物なんだなあ、と実感しています。 >「最悪の男」とありますが、そもそもこの主人公が善悪のどのあたりにいるのかが未だ判別しない >チェック柄の男に見せる顔は、明るい…というより、無邪気に見える >何かの船に乗り合わせた一時的な仲間? これらの分析、感想はさすがたおさんです! > ブルーハートさん >朝一番に読者の目に触れる物語として、 暗すぎるような気がしています。 ↑ 羊がなるべく避けて通ろうとしてたことをズバリ言ってくれちゃったわ。 ^^
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たお30225
at 2019-10-16 12:52
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挿絵に透けて見える顔、主人公なのかしら?
いかれた顔ってどんな顔?。もちろん、「あんたに、言われたないわ」なんて思ったりしない。口角を上げて見せたりする。 子供の頃、本気で悪魔を呼び出そうとした…とありましたね。そういえば、一時期はやったような。昔は、魔法陣を書いたりして遊びました。 悪魔も「ざしきわらし」も認知度は似たようなレベルでした。 (柳田国男氏を民俗学の偉い人とはしらず、ただ昔話を書く人だと思っていました。) 「遠野物語」よりもずっと昔、晴明が活躍したとされている平安時代の人々も、現代よりずっと身近な自然とともに生きて、自然を畏れ敬い、人ならぬものの存在を信じてきたんでしょうね。
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鮎子(AT)
at 2019-10-16 13:27
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主人公は、自分は心の内を人に見せず『他人にはこうこうに見えるようにしている』的な表現が多いのですが、果たして成功しているのでしょうか。
案外、もろバレだったりして。 塩野七生の『ローマ人の物語』を愛読し、気に入った皇帝ティべリウスとハドリアヌスが占星術に惑わされていたかの記述が残念で、ちょっと意地悪な気分になっています。
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ブルーハート
at 2019-10-16 13:59
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乱入!
ブルーハートです! 鮎子様の「ちょっと意地悪な気分」 このチャーミングな有り様を理解できるような、 そんな作家とお付き合いしたいものです。 さて、まつの緑様。 お久しぶりでございます。 レオナール熊じゃなかった(笑) リッチなマダムのワル目立ち(ウソウソ!)服。 その昔、六本木の裏通りに取り扱いショップがありました。 今は「うるさい」女の子達が、古着のレオナールとワークブーツで「イットガール」を気取ってみたりもするようです。 「一路」私も未読。 秋の夜長の楽しみにしたいです! って、本編どーした? いや、訳あって「未読」です。 何しに来たんだってハナシですが… ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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うさぎ魔女
at 2019-10-16 21:08
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英子からの依頼のためには、やりたくない仕事であっても、相手が最悪の相手であっても、愛想良く振る舞うしかないのでしょうね。
とにかく占いは、相手からの信頼を得ることが一番なのでしょうね。
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鮎子(AT)
at 2019-10-17 13:51
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以前、子供を失くしてから占いを頼るようになったという親御さんの話を別々のところから聞いたことがあります。
どちらも一人息子(娘はいたそうですが)で、大分前のことで親御さんにとっては大事な跡取りという存在であったらしく、高校生・大学生という年齢で急病であっという間に亡くなったというところも共通していました。 勝手な想像ですが、親御さんは息子さんを失くした後、一見平穏な日々に見えても自分の気がつかぬところで不幸が忍び寄っているかもしれないという不安があり、何とか早く知って災いを避けたいという気持ちが強くなったのではないかと思います。 その気持ちはわかるような気がします。 この『最悪の男』にとっての占いは、『ずばり当たる瞬間の快感を味わうため』で、『運命というものがやはりあり、神のみが知る未来の先を知り、神をも出し抜く感覚を味わうため』だそうです。 う~ん、これは何でしょう。 占いを求めるより、スリルを味わう? しかも勝利を味わいたい。 ゲームというかギャンブルでもしてくれた方が物騒でなくてよいような気がします。 *『天切り松』5巻読み終えて、『一路』を借りてきました。本来なら『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』は『マンチュリアン・リポート』『天子蒙塵』と続くのですが、総攬把の行く先をまだ読みたくない…。読む覚悟ができず、別方向へ逸れます。
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うさぎ魔女
at 2019-10-17 17:42
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今日の回を読んで、この「最悪の男」は、自分の人生に絶対的自信があるのでは?と感じました。実際、それなりに資産は持っていそうで、何かビジネスで成功はしているようですし。
そのため、占い師の言うことは、良いことであり、その良いことをより味わうために、占いをしているのかと思ったり。 でも、占い師のことを「悪魔」と言っており、自分の悪い運勢も楽しみにしている面も持っている? いやいや、絶対的自信があるから、「悪魔」というのは、ハッタリかも? うちの父方の実家は、占いなどは信じる方なのかも? 祖父は姓名判断をやっていて、私の名前も、祖父の製麺判断により名付けられていて、良い運勢のようです。 そして、結婚後の名前も良い名前だったようです。 夫の伯母も姓名判断をやっており、私の結婚後の名前は良い名前だと言っておりました。姓名判断にもいくつか流派はあるけど、基本の画数による良い・悪いはほぼ同じようです。実際の結婚後の私の名前は、その伯母の妹である、叔母の結婚前の名前でした。今は、その叔母は結婚し、姓は変わりましたが。 そして、父方の実家は、近所の「みたにさん」という霊媒師がいて、折々に占って貰っていたようです。 今は、その「みたにさん」も、ご高齢な気がします。 それによると、私は先祖の霊に守られているんだとか。 しかし、今は結構いろいろ病気がちで、ほんとに運が良いのかどうか微妙です(^_^;)
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うさぎ魔女
at 2019-10-17 17:44
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うちの父方の祖父が姓名判断をやっているため、祖母と母は、結婚後に名前を変えています。
戸籍は変えられないので、通称として、別の名前を使っています。保険証などは、戸籍上の名前ですが。
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たお30225
at 2019-10-18 12:57
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昨日の挿絵を見て(第15回)
裸木にも見え、血管のようにも見えて、流れているのは青い涙? 挿絵画家の人は、どれくらい先まで原稿を読むことができるんだろうか。 心象風景だとしても、この回の中身には合っていないようで。 (また横道逸れの介ですが)かつてSFホラーのジャンルになるんだろうか、「エイリアン」が大ヒットしましたね。 そのあと「プレデター」というのも発表されて、そのヒットも受けて、 「エイリアン対プレデター」という映画ありました。 私はどちらの映画も見てませんが(テレビの予告等で、もうお腹いっぱい) もうそうなると人間そっちのけの怪物同志でしょ。好きにして…と思いました。 「ゴジラ対キングギドラ」とかその他いろいろもその類で。 人の身近な営みからはずれればはずれるほど怖くもなんともなくなる。 んでもって、今日の「カード師」 二人ともお互いをいかれてるって評価してるようで。 クレージーなもの同志?。 主人公は動揺を隠しながらも相手のゲームに乗っている… 場数、踏んでるんだね。 相手が、本気で占いを信じていればいるほど、「髪と爪」が、相手を縛ることになるのかしらん。 もうちょっと、主人公の素、みせてもらいたいです。
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ブルーハート
at 2019-10-18 13:58
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乱入!
ブルーハートです! 足音のしない絨毯の上で対峙する二人の男。 「白トレーナーの上下」は、玉座に鎮座する 「王」の様に見えます。 もちろん、「暴君」。 正直、没頭する事が難しかった小説に、 自分なりの読み方を見出したのは昨日。 生きていたなら、今の映画にもっと奥行きをもたらしてくれたであろう一人の俳優の話を友人としていて、「あ、あの目だ…」と気付いたのです。 根津甚八という男の「目の演技」を当てはめて、 自分勝手な「当て書き」を始めました。 主人公も「王」も根津甚八。 読者とはかくも勝手なものです。 さあ、本腰入れて読むかな。 ホントかよ!って話ですが(笑) 恵比寿ガーデンプレイスの広場に クリスマス恒例の巨大シャンデリアの設営が始まりました。 バカラの「エターナルライツ」と呼ばれるシャンデリアは、恋人達の聖地らしいです。 今はまだ外枠のみ、季節が早足で過ぎて行きます。 肌寒い午後。 スタバで「ソイラテ」でも飲みますか。 ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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まつの緑
at 2019-10-18 15:00
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白トレーナーの上下、どこのでしょう?
ヨーロッパのハイブランドですか?まさかのユ○○ロだったら面白いのに。 ブルーハートさんが書いていましたが、最近は本来の英語に合わせてか分かりませんが、スエットと言われています。 トレーナーはジムなどで指導する人ですね。イギリス英語なら靴のスニーカーのことです。(ただし両足だから複数形のsつけます) この小説にトレーナーはまずかったですね。作者のセンスがしれました。 レオナルド熊、ちがった、レオナールですが、サッチーと呼ばれた元野球監督の夫人がお好きで着ていました。そうなると、レオナール=N夫人のイメージが刷り込まれ、マイナスイメージになっていました。 鮎子さん、一路はいかがですか?
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うさぎ魔女
at 2019-10-18 16:18
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占い師というのは、いかに相手に自分の言い分を信用させるかが大事なので、その点でこの僕はそれなりに占い師として、実績はあるのでしょうね。
占い自体はポーカーで鍛えたカードのイカサマも使う様ですが。 ゾロアスター教が出てきましたね。 イランのヤズドに行ったときに、鳥葬を行う沈黙の塔へ行ったのですが、男女別に設けられた穴に遺体を安置し、鳥がついばむことにより葬るようで、今は禁止はされているようですが、なんとも言えない気分になりました。 日本でも江戸時代などは遺髪を大事にしていたし、当時は髪は切らなかったので、髪というのは大事なアイテムかもしれません。
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うさぎ魔女
at 2019-10-18 16:40
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昔、梅田でタロット占いやって貰ったときは、実はいまひとつ占い師のことを信用していなかったかも?
当時は、引っ越しの多い長男と結婚すると言われて「そんな訳ない」と思いました。 でも、それが数年後当たっていたんですよね。 それを覚えていたということで、ホントは占い師のこと信じていたということかもしれませんが。 そして、前に僕のことを「三村」と名付けたこと。ひょっとして、頭のどこかに、実家近くの霊媒師「みたにさん」のことがあって、「三村」が出てきたのかも。。。と昨日ふと思いました。占いって、頭のどこかに棲み着いてしまうものかも?私自身は「みたにさん」に会ったことはなくて、いつも母からの伝え聞きなんです。けど、やっぱり「みたにさん」は頭の中にいるんですよね。
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うさぎ魔女
at 2019-10-18 16:42
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昨日のイラストも、なんだか頭の中に樹木があって、意味不明な感じですけど、占いってこうやって頭の中に植え付けられていくものかもしれませんね。。。
一度に書けば良いのですが、あとから急に思いついてしまうのです(^_^;)
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たお30225
at 2019-10-18 17:03
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うさぎ魔女様
鳥葬というのは、現代の感覚でいうと異な感じですが、骸を自然の命に返す…という意味あることなのかも。 日本でも、ほんの少し前までは、土葬でしたし…。 それにしても、この小説の「僕」 いいかげん 名を名乗れよ!。
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鮎子(AT)
at 2019-10-18 19:03
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確かに映像でディーン・フジオカor綾野剛&根津甚八というなら(実は3人とも私も好き)、ドラマ初回の半分過ぎた時点でもこれだけ訳わからなくても見ます。
今日の回の『口約束でよい』『髪お爪が欲しい』というのは、”力”を信じている人間には言葉の上でも効果的な気がします。 その点はちょっと面白かった。 *『一路』はまだ中山道を江戸に向けて行軍中です。 『天切り松』はよかったです。 勧めてくださった青様、緑さまに感謝します。 話も面白いのですが、時代背景がいいですね。 大正の終わりに生まれた伯母が「大正時代に青春を過ごした人たちは自分たちとは違う。明るい。本当にいい時代だったよう」と言っていました。 この時代を取り上げた本をこれまであまり知らなかったのですが、『天切り松』はその魅力をよく伝えてくれたような気がします。
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hitujitonekoto at 2019-10-18 21:41
羊です
ああ、なんかみなさんのコメント、少しずつノってきてますかねえ。 今までけっこう興味深く読んでた羊でしたが、今日ちょっと小説にノレなかったので、みんなのコメントに励まされました。 うさぎ魔女さん、思いついたらすぐコメント、ってすごくいいですね。コメントが活気づく感じがします。 これでさらに、青さんが本気になってきてくれたら、もう糠に釘。じゃ~ない! 猫に小判…じゃ~なく、ノレンに腕押しじゃなくて、何だっけ~~~(笑) こういう時使うことわざ何だっけ~~~!?
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鮎子(AT)
at 2019-10-19 07:29
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百人力、はことわざではないですね。
鬼に金棒、でしょうか。 羊サロンなら、魔女に箒? 魔女に青翼?
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流
at 2019-10-19 09:49
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少し話が神秘めいてくると、白いトレーナー(スエット)の上下が出てきたりして、この小説、まだ自分の気持ちをどこに置いて読んだらいいのかよくわかりません。
「ひ」は気持ちの置き所がわりと早く決まりましたが。もちろんよくない意味で。 髪と爪をもらう話は、脅しとしてはなかなかよかったかもしれません。でも私が「僕」の立場だったら、気持ち悪くてあまりもらいたくない、というか、体から離れた時点で見たくありません。 自分のでも抜け毛はいやなんですが、それは、掃除をしていない自責の念から来るものだろうと思います。家族のでも同じです。でもこの「もらいたくない」はそれとは違う気がします。不気味です。 「僕」がこの依頼人より優位に立てるかはちょっと怪しい気がします。神秘を信じない人には歯が立たないのでは。もしかするとこの依頼人は、「インチキ占い師」を今までも何人か切って捨ててきたのかもしれません。 私には、「僕」は「ファウスト」のメフィストフェレスのように見えます。メフィストフェレスはいかにも恐ろしげな悪魔のように見えるかもしれませんが、そうでもありません。柔らかい感じで取り入ってファウストを陥れるという意味では怖いですが、自身で「常に悪をなそうとして善をなす(なしてしまう)者」と名乗っています。つまり、悪魔ではあるのですが、どこか抜けていて失敗をしでかすのです。 (「ファウスト」も、ファウストとグレートヒェンがメフィストフェレスによって人の道を外す運命になるのですが、結末ではグレートヒェンは悔い改めて聖母マリアに許され、ファウストをとりなすことになっています。 「僕」もメフィストフェレスみたいな、いかにも悪魔的なわりに不完全な悪人のように見えてしかたがありません。
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たお30225
at 2019-10-19 10:28
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もう10月の下旬だというのに、生温かくて急いで歩くと汗ばむ程です。どこに行ったのかと思っていた金木犀の香りが漂ってきて、ああ、やっときたかあ と、ちょっとほっとしました。
すぐに雨で散ってしまうんでしょうけど。 昨日の挿絵(本文にツッコミずらいので挿絵に) やわらかな妙齢の(たぶん)女性の髪を連想します。 そりゃあ、白の上下のオッサンの髪じゃあねえ。オールバックでしたっけ。絵にならんもんね。 流様じゃないけど、さわりたくもない。
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たお30225
at 2019-10-19 12:17
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白の上下のオッサン…としてしまってごめんなさい。甚八様ならオッサンじゃない?!
私はこの章題の「最悪の男」にひっかかっています。 作者は私たち読者になかなかカードの裏側を見せません。 今この段階で、白の上下(…ああめんどくさい!)が最悪であるはずがない…。 と思うのです。 最悪なのは、「僕」のほう。 ただ、物語の終わりはもちろん見えないのですが。
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ブルーハート
at 2019-10-19 14:44
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乱入!
ブルーハートです! 長い長い夢 勿論「悪夢」 いつかは覚めると思わせながら 最後まで覚めない 「奇妙な夢」 そんな物語です。 「私の名前?そんな事は知らなくて良いでしょう」 と、読者を拒絶するから 「三村」なんてお笑い系(笑)の名前を、 兎耳の魔女につけられるのです。 マダム緑が気になる「トレーナー上下」のブランド。 高級時計を「ウブロ」にするくらいだから、 ○ッチや○ィオールでは無く、 ○ィースクェアードとかいっちゃいますか? 「貴方の身につけているハイブランドのトレーナーですが…」 「外れたな、○ニクロだ」 なんちゃってねー! で、姉さん姉さん! 私の場合は「怪我の功名」 日々の下らねえコメントが、 素晴らしき皆様のおかげで役に立ったりするわけです。 金木犀(たお様)の香りは、やがて来る冬の前ぶれですね。 今日もバカラのシャンデリア設営を眺めています。 クリスマスに想いを馳せながら。 あ、クリスマスと言えば、 「ノレンに腕押し」ならぬ 「レノンが一押し」! ジョンレノンのクリスマスソングは愛に溢れています! さあ、昼飯喰おう! ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-10-20 11:25
羊です。
>鮎子さん! そうでした! 「鬼に金棒」が見つけていた言葉でした!! いやあ、「猫に小判」とか「糠に釘」とか、近い言葉はたくさん思い出したのになあ (近くないし^^;) ありがとうございます。 スッキリしました。 「鬼に金棒」って何て可愛い言葉だあ~(^^) ってよく考えたらこんなに怖い言葉はないじゃん!! ということで、だんだん鬼に金棒めいてきたコメント欄な気がしています。 >流さん お久しぶりです。寂しくて、近々お呼び出してみようか、と思っていました。水晶で… そしていきなり来てくれました!! 「ファウスト」のメフィストフェレス…‼!! すっご~~くピンときます! って、例によって無知な羊はメフィーさんのことを何も知らないんですが、説明読むと、もう「そうそう、そうに違いない」と思ってしまうほど、流さんには作者の描きたい主人公がわかっている気がするんですが… > たお30225さん 羊もねえ、髪と爪って…って違和感すごくありました。 何だろう、読んでいて、この唐突な感じって思ってたんですが、ハッキリいって、この現実空間では「さわりたくもない」シロモノだからかもしれません。DNA鑑定にでも廻すのか? なんて勘ぐりたくないぐらい妙な感じがしましたよね。 ↑ すみません、以上、昨日書いて送信し忘れていたコメントでした。
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うさぎ魔女
at 2019-10-20 19:26
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今日の回を見ると、白トレーナー上下は、タロットカードの意味など熟知している様子。
じゃあ、なぜ占い師が必要なのか? そして、カードの並びを偶然か?というのは、僕によるイカサマを多少疑っているのですよね? まるでタヌキとキツネのだましあいのようです。 白トレーナーがタヌキ親父で僕はキツネ。 そもそも僕の任務は、白トレーナーの個人情報を聞き出すこと。たぬき親父もマヌケではなさそう。 いかに、自分の占いを信じ込ませ、信頼を得るかですね。
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hitujitonekoto at 2019-10-21 11:39
羊です
>タヌキとキツネのだましあい うさぎ魔女さんおっしゃる通りですね。(笑) しかもキツネ僕(←勝手に)の側から描かれているので、タヌキ親父の内心が読めずにハラハラする、という仕組みですね。 しかし、まだ何とも「僕」がわからないので、中途半端なままダークな世界に連れ込まれていかなければならない…これが少々大変です。 作者は意図してないのでしょうが、羊が笑ってしまったのが …虚無など普通なことです。虚無を感じない人間は馬鹿です」 馬鹿ではないと思うが という畳みかけ。 これは個人的にちょっとツボでした。 全体にもうちょっとユーモアを感じてみたいのですが、会話が無表情に提示されているせいか、冷たい印象を受けます。 (毎回、挿絵画家が前回の画家さんだったら、どうかなあ…と想像して一人ちょっと笑って楽しんでいます。)
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たお30225
at 2019-10-21 12:37
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逃げようとするキツネ、逃がすまいとする白の上下タヌキ、笑う羊。
今朝、ひさしぶりに極彩色の夢を見ました。 例によって、世界破滅型の夢です。 中途半端なまま、今日も終わりそうです。
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鮎子(AT)
at 2019-10-21 13:04
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占いの結果は主人公が操作したもので適度に完璧でなく、相手に占いの力は確かであり、また顧問占い師として適任だと認められるように話術と共に巧妙に計算されたものと言うことらしいです。
不可解なのは >この部屋を出ることができたら、僕は仕事の中止を英子氏に告げ、逃げなければならない という部分。 主人公が何を感じ取ったのか、なぜ仕事を早々に辞め、しかも”逃げなければならない”のか。 この小説自体が、 >意味ありげに、そして漠然としてい るように思われます。 始まってそろそろ20日。 正体を現してくれませんか。
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鮎子(AT)
at 2019-10-21 13:42
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『一路』読了。
気持ちのよい小説ですが、最初から結末の成功が見えているところがあるのでその点少し単純に(『蒼穹の昴』シリーズなどと比較すると)感じられるような気もします。 ただ、途中さまざまに工夫されていて楽しめました。 ところで、占いの結末というのはどう評価するものなのでしょう。 うさぎ魔女さまのように、『引っ越しの多い長男と結婚する』と占いが数年後当たったというのはわかりやすいです。 私の伯父は就職して間もなく職場に開放性の肺結核の人がいて感染してしまい、ストレプトマイシンによる治療と片肺切除の手術をし、その後も10数年に渡る長い闘病生活を送りました。 一応治って税理士の資格を取って開業しましたが、70前に亡くなりました。(伯父は終戦直前の徴兵検査で甲種合格だったといい、他のきょうだいは皆90前後で健在なので、どうしても早死にのような気がしてしまいます。) 伯父が就職した会社は、祖母が以前から頼みにしていた占いの人に相談して決めたそうで、闘病中も我慢強かった伯父が一度伯母に「占いなど信じて馬鹿だった」と悔しそうに言ったそうです。 ただ、その占いの人も多分沢山の会社の中から『ここがいい』と言ったわけではなく、祖母が挙げた候補の中から選んだのではないかと思います。 伯父が入った会社は食品関係の会社で、戦後の食糧難の時代のことで人気が高かったといい、祖母が占いの人に賛成してほしそうなのが見て取れたとも考えられます。 大体、もし他の会社に入っていたらどうだったのか。 結核にならなくとも他に何か悪いことが起こらなかったとは言い切れません。 占いの結果選ばなかった道をもし進んだらどうなったのか、確かめようがないのです。
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うさぎ魔女
at 2019-10-21 14:18
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僕は、自分の中途半端な占いもどきが、このタヌキ親父には通用しないと悟り、タヌキ親父はガードも堅く、英子の聞き出したい情報を聞き出すことは自分には出来ないと思ったので、逃げ出したいと思った気がします。
そして、タヌキ親父は占いが当たらなかったら、僕を殺すと言ってました。イカサマ占いなので、当たらない確率も高そうです。 相手にタロットの知識があるため、何度もイカサマをやれば、バレそうだし、次のイカサマの手が考えつかなかったからかもしれません。 自分のイカサマ占いが、タヌキ親父には通用しないと観念したように思います。 鮎子さん、私の場合、霊感の強い夫の叔母に、もっと霊感の強い霊媒師の知り合いがいて、その霊媒師が、夫の祖父(叔母の父)が、94歳で亡くなると言ったら、ほんとに祖父が94歳で亡くなったんです。 でも、当時90歳の祖父なので、霊感のない人でも95歳ぐらいで亡くなるとは思っていたので、当たったのも「たまたま」かもしれません。 あと、夫の従妹がマフラーをなくしたのですが、それは自分の守護霊が別の人(祖父)を守るために、従妹を守るのがおそろかになっているためで、それは仕方ないことだそうです。 私の近所の霊媒師のみたにさんによると、私は、先祖の守護霊が守ってくれているそうです。病気にはなっているけれど、今のところ治療もうまくいっているので、その点は守られているのかもしれません。 それと、みたにさんは、うちの父が長男なのですが、家は末っ子の叔父が継いだ方が良いと言いました。当時すでに、父は祖父母とは別居していて、叔父が実家に居ついてしまっており、叔父が仕事を転々としていましたし、結果的に家を継ぐべき長女の私は他家へ嫁いでいるし、従妹(叔父の長女)が交際相手を説得し、婿養子に入って貰っているので、その方が結果的に良かったと思っています。 母はみたにさんにとても怒っていましたが、私はこれで良かったと思っています。 祖父母も結構、面倒な人達で、母とは合わないと思いましたし、五黄の寅の叔父の嫁だから、祖父母をやりこめていたようにも思います。
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うさぎ魔女
at 2019-10-21 14:42
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私は、なんだか占いを信じる人間みたいですが、元々はあまり霊感とか信じていなかったんです。
タロットやってもらったのも、たまたま友人が腹痛で帰って時間を持てあましていたからなんです。 あと、夫の叔母とも、一時期近くに住んでいて、編み物という共通の趣味があり、叔母はノルディックセーターを現地で教えて貰って、筒型に編んでいく方法で、それを教えてもらって仲良くなったんです。 私が最初に行ったヨーロッパが北欧で、叔母が昔住んでいたのもノルウエーで、フィヨルドの話などで盛り上がりました。北欧に行ったのは、昭和の最後の頃だったので、まだあまり北欧に旅行する人も少なかった時代です。 その北欧に行ったのも、タロット占いをやるきっかけになった友人に誘われてでした。他の人と違う旅行先へ行こうと。 その友人とも奇遇な関係で、ハンカチやセーター、大学時代の体育のジャージーなど、全く同じ物を持っていたんです。 最後のトドメは卒業式の謝恩会で着たドレスも、同じデザインの色違いでした。お互い、申し合わせてでなく偶然でした。趣味が同じなのでしょうか?セーターもユニクロとかのメーカー品ではなく、近くの洋品店で買ったようなセーターでした。 そして、友人とは父親同士が、同じ職場だったんです。 私は大阪、友人は奈良の住まいなのに、同じ職場で違う科だったんです。一般的な会社ではなく、あまりない職場だったのでビックリです。 なんだか占いにまつわるいろいろが不思議な巡り合わせに思えました。
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hitujitonekoto at 2019-10-21 21:11
(笑う)羊です。
タヌキはヤバい男なんですよね。金の力なのか暴力なのかわかりませんが、占い師を破滅させる権力を持っているようです。 僕は何しろカラクリを駆使する側で、占いを信じていない。 信じていないからこそ心理学的にあやつれたり、何かを引き出したりできるわけだけど、そこは男とのメンタルでの勝負ということになる。 僕はきわめてざっくりとした適当なことを言っているわけで、それは当たらないかもしれない。(というかタヌキがどう感じるか、信じるかがポイントだと思う) 当たっていない、と言われちゃったときのために、身を守るためにトンズラを考えている、ということでしょうかね。 でも、何で腕をつかんできたのか? 掴み方が姑息なので、良くない感じもしますが、そこは明日になってみなければわかりませんね。
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kase551 at 2019-10-21 21:17
こんばんは。
私は、占いを全く信じない人間ですが、『毎日新聞』朝刊に掲載されている「星の占い」には、必ず目を通します。信じませんが、「おもろい」とは思います。 この小説も、「僕」の心理が「おもろい」と思います。人を欺こうとしながらも、どこか「ためらい」を抱いているような「僕」に、興味を抱きます。 また、目黒ケイさんの画が、 実に「えぇ感じ」です。 繊細な描線が、作品とよく合っていると 思います。 中村&目黒コンビが、私の知らない世界を、どこまで見せてくれるのか、期待しながら朝刊を開いております。
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羊
at 2019-10-21 22:27
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うわ!
kase551さん、ゴッツええです!
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流
at 2019-10-22 07:50
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白スエットの男に、今までもやもやと感じていた不快感がはっきりした今日でした。
ちょっと話が飛びますが、天野祐吉さんが以前、「もっと面白い広告」や「嘘八百」シリーズの本の中で、繰り返し、「物の売り買いはゲームだ」と書いていました。 売る側や広告の中には嘘が混ざっていて、買う側はそのことを知りつつ、うまい嘘には乗ってそれを楽しむ、売る側は巧みな嘘で売ろうとする、といった話です。 昔は「押し売り」という人がいたそうですが(幼児教材を売るような人なら私も見たことがありますが、もっと素朴なゴム紐とかの話です)、天野さんのおばあさんが押し売りに応対したあげく、「うまいことを言って、またこんなに買わされちゃったよ」と言ってお母さんと笑っていた、というエピソードがありました。 占いは「売らない」ですが(これは余計なレトリック)、私は物の売り買いに通じるゲーム性を感じます。 この考え方は私だけかもしれませんが・・・ 占い師を自分より優位に置いて、嘘もあると知りつつ口上を楽しむ、というのが占いの醍醐味なのでは。結果も、占い師に100%委ねてもいいし、自分の判断を加えたっていいと思います。 でも、100%信用しないからといって、GPSをつけて管理したりするのは、野暮ではないかと思ってしまいます。 真剣なゲームとして楽しめないなら、占い師を使う意味があるでしょうか。 ただ、「僕」が秘書に「彼は君と別れる」と言ったのは、結果を計算していない八つ当たりにも見えました。外に出ていないのに、そんな油断をしてはいけないのでは。動揺した結果と受け取られる可能性があります。 面接試験は、待っている間も部屋を出た後も見られているといいますが、そんな感じです。これは失敗では。 なお、GPS受信機って意外と大きいもので、かなりの電力を必要とするので内蔵電池では維持できないとネット記事にありました。これが本当なら、つけられたものがGPSかどうかちょっと疑わしいですね。 二週間を待たないでとっとと外して、逃亡するわけにはいかないのでしょうか。
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流
at 2019-10-23 01:08
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訂正です。
今のGPS装置は結構小さくて、リングに仕込むこともできるみたいです。 となると、白スエットの目の前で、おもむろに外してやればよかったのではないでしょうか。
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