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456回 作 重松清
【羊の要約】 神田さんの「別れの挨拶」は続く。 後藤のおっさんのこと、よろしく頼む。あのおっさんにはまだ危なっかしいところがある。 神田さんは、これまでも、いつも後藤さんの様子を聞いてきていた。 どうだ? 元気にしてるのか? そんな後藤さんの近況だが、将也さんとも話し『ハーヴェスト多摩』に戻ることになっていた。 その際、私の前で誓ったことがある。 ゴミ出しや洗濯をきちんとし、お酒も、少なくとも酔って食堂には行かない。 …後藤さんに、いまだに微妙な危なっかしさはのぞくが、以前のような媚びた卑屈さは消えていた。 「かわばたフルーツ&バーベキュー園」へは毎週末、手伝いに出かけている。 九月の連休には、助っ人探しまで請け負い、アルバイト募集の掲示板をロビーに貼り出して入居者から三人の申し込みを得て、後藤さんは大喜びした。 わたしも大切なことを教わったような気がした。
by hitujitonekoto
| 2019-09-15 17:26
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
|
Comments(9)
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流
at 2019-09-15 08:03
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きょうは再び「後藤父更生プログラム」。息子のスキャンダルで泥酔した後藤父がどうして、自分を省みてお酒をコントロールするようになったのか、よくわからないまま、施設に迷惑をかけない、いい子ちゃんになっています。
あの事件で父も息子も改心したというのなら、四十を過ぎた息子の不倫も、父と子の関係が原因だったからということになるのでしょうか。大人が足りないところ、洋一郎と変わりはありません。 「いや、男はみんなそんなものだよ。いつまでも少年なんだよ、女はちがうけど」とS松さんは言うでしょうか。 私のまわりの男性でそういう人はゼロではありませんが、みんなではありません。 いけ好かない性格でも立派な大人という男性もいますし、もちろん、少年のみずみずしさをどこかに残しつつ、さまざまに魅力ある男性もいます。むしろ、洋一郎のようなタイプを探すのが難しいです。 後藤父がアルバイト募集、安易すぎる気がします。お金が絡むし、作者が書いてきたような気難しい人たち(絵手紙で不満が出たような)なら、もめごとが起きそう。怪我をしても大変です。そのときの責任はだれが取るのでしょう。また川端夫人に頼るのでしょうか。アルバイト募集をするなら、それこそ「施設長として」洋一郎の名前で、責任を持って募集し、経過を見守るべきでしょう。 誘拐・軟禁・共犯者の脅迫で訴えられてもおかしくないところが、大団円とはオメデタイことです。 あまり読んでも面白くないから、安易でもまあいいですけど。はい、次は?
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鮎子(AT)
at 2019-09-15 09:25
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> 作者は主人公と距離を取っているのか、いないのか
>主人公は作者の等身大のよう 流さまのコメントで改めて私も考えてみて、主人公は基本的には作者に非常に近いと思います。 ただ、主人公を父と早く別れて『息子が足りず』、そのため父また祖父という立場に落ち着けないものを感じているとしたところが作者自身の創作なのでしょう。 父を弔い、偲ぶことによって晴れて『息子になり』、この先父として、祖父として振舞えるようになる。 作者自身としても父の子であることを意識することで、自分がまた子供の父であり、孫の祖父だと強く感じるところがあったのかもしれません。 そこで気になったのが、主人公の義理の兄弟2人と友人2人の家庭。 主人公とは年も極めて近く、同じ家で一時期育ったとか、同窓という共通点がありますが、 一雄:妻と間に一人息子がおり、その一人息子がなかなか結婚できないとのこと。 雄二:妻との間に子供はない。 佐山:妻との間の一人息子が中学生の時心臓発作で死亡。 紺野:独身。 これは一体なぜ? 佐山の父については触れられた箇所がないので不明ですが、あとの3人は父が80代まで健在で、関係も良好。十分”息子になれていた”はず。 「ひ」の論理でいけば当たり前の父親になり、次世代・さらにその先の世代に順調に”命のバトン”とやらを渡していくはずなのに、そうなっていません。 これは主人公が前半生不幸だったから後半生は恵まれたということで、それを強調するための設定というものなのでしょうか。 孫が生まれる予定日だと言って職場の休日出勤をしないで済むようにしてもらったり、義理の弟の雄二の家庭について、「本人は言いたがらないが、不妊治療を受けたがうまくいかなかったらしい」などと思いやりの欠片もない、優越感に浸っているようなことを言ったり、義兄夫婦に孫の祝いの会といって招いてもらいながらぶち壊したり。 主人公の無神経さは作者もまた”わかっていない”ことの表れなのでしょうか。
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まつの緑
at 2019-09-15 14:31
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後藤さん問題、解決ですか?ならば、もう大人しく引っ込んでいて下さい。
嫌われ者の後藤さんのバイト募集の貼り紙に応じる人がいたのは、できすぎ。 でも、後藤さんはこのまま退場願いたいから、もういいです。 S松氏の修正加筆ですが、 連載時の3倍くらい長くなる単行本は、別物ではないでしょうか。 そこまで加筆するなら、愚直に毎日読み進む連載に意味はあるのでしょうか。
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muichibutu
at 2019-09-15 16:09
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今日は! 10日振りに覗いてみました。仕事してないくせに結構忙しいのです。
「ひ」もやっと終章に入ったようでおめでとうございます。細かく読んでませんので詳細不明ですが、どうやら「散骨」に決めたようですね。 皮肉な見方をすれば、「散骨」なら金が懸らず、最もあとくされのない方法を選んだようにも見えますね。オヤジさん散骨なんて嫌だと思ってるかも。 ただ、「ひ」が始まった当初からS松さんなら、どっかの島での散骨ではないかってどなたか((青)さん⁇)がおっしゃってましたよね。要するにグチャグチャ言ったけれど結論は始めから決まってたんだ。 盛んに父と息子の関係ばかり強調されてますが、父親にとってはやはり娘だよね。だいたい息子というものは嫁さんに頭が上がらんで全く頼りにならん。
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うさぎ魔女
at 2019-09-15 23:31
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ようやく、話が読めました。
が、なんなんですか?コレ? ゴトウ親子の断絶は、あの病室の面談で、雪解けなのでしょうか? 佐山と紺野のときもそうだったんですが、問題がすんなり解決しすぎです。 川端さんちは、観光農園じゃなく、フルーツ&バーベキュー園だったんですか? そんなアルバイトぐらい、ハローワークやシルバー人材センターなどに頼めば良いのですよ。 いやいや、アパートの住人さん達いらしゃるじゃないの? 団地の図書館だっけ?そこに貼り紙して貰ったら良いじゃないですか? というよりも、川端さんってその土地代々の地主さんなんですよね?だったら、そのエリアで知り合いも多いでしょう。 うちの実家も、その土地に代々住んでる家なので、地域の人達とつながりは密です。「地の人」なら、ほとんど知ってます。そういうつながりがあれば、仕事頼める人は一杯いるでしょう。何も、こんなあぶなっかしい爺さんに頼らなくても良いでしょう。。。 石井父だって、川端農園でアルバイトすればよかったのでは? でもねえ、今まで結構川端さん暇そうでしたよね? 洋一郎と会う日は、土日ばっかりだったじゃないですか? 石井父が亡くなったのも4月のGW前で、洋一郎と会ったのはGW中じゃなかったですか? その後四十九日やらなんやらで、結構川端さんいらしてましたよね? この大家さん、入居者のことに熱心で、結構ヒマな人なんだろうなあ・・・と思ってましたよ。 それに、息子も夫もいてるんですよね? 後藤さんが椅子洗ってた日、夫や息子でてこなかったですよねえ? 70代だったら、息子の嫁とか孫とかいるんじゃないの? とても変な話です。 人物設定とかめちゃくちゃすぎです。
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hitujitonekoto at 2019-09-16 10:19
>流さん
>鮎子さん >まつの緑さん >muichibutuさん >めぐみさん >うさぎ魔女さん 第456回へのコメントありがとうございます。 >鮎子さんのご指摘、面白かったですねえ。 主人公の周囲の男性陣が総じて「ひこばえ」ってないという所です。 現代の社会で「ひこばえ」ることの難しさについて、象徴したのでしょうか? だったら洋一郎一人が「ひこばえ」を感じても、結局虚しいばかり。 >muichibutuさん お久しぶりです。 お忙しいのは素晴らしいです。さぞや気力・体力、充実してらっしゃることでしょう。 >盛んに父と息子の関係ばかり強調されてますが、父親にとってはやはり娘だよね。だいたい息子というものは嫁さんに頭が上がらんで全く頼りにならん なるほど。ここは細か~くめぐみさんに加筆していただきましたが(^^)現代人の本音はそんな感じなんだと思います。 だいたい洋一郎本人が妻や姉・娘に頭が上がらず、反面真知子さんにはオヤジっぽいゾンザイさであたるような人でした。 >うさぎ魔女さん やはり鋭いですねえ。 川端さんの経営の不思議。 やっぱりこの方は、「教の信者」か、ボランティアで生きてらっしゃる方なのだと思います。 どちらであろうと漂ってしまう「うさん臭さ」が「ひ」ですね。 そして。 最終的には、いろいろ考えようとしてもどっかもういいか、と思う。 >流さんや >まつの緑さんに同意です。 >あまり読んでも面白くないから、安易でもまあいいですけど。はい、次は? >でも、後藤さんはこのまま退場願いたいから、もういいです
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めぐみ
at 2019-09-16 11:21
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羊さん muitibutuさん
申し訳ありませんが 私の加筆は スルーして下さい。 m(_ _)m
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muichibutu
at 2019-09-16 11:55
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めぐみさん
いえいえ、加筆面白かったすよ。 そうだそうだ、まったくだ。おい、息子、聞いとるかって言いたくなりました。
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hitujitonekoto at 2019-09-17 10:41
<めぐみさん
<muichibutuさんに受けてますよ。 「そうだそうだ、まったくだ」ってなかないいですね。 胸のつかえがおりて、良かったですね、むいさん。 体験している者同士の本音のお喋り、いいんじゃないですか?^m^ でもめぐみさん、削除されたようなので、そっと忘れることにします。
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