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378話 作 重松清
【羊の要約】 父のゆかりの場所を巡りながら、姉は思い出話をした。 子どもの頃、海に憧れていた父が忘れられないのは、一度だけ親戚に連れられて行った日本海だったこと。 比婆盆地の日暮れは早かったので、東京タワーに登って観た東京の景色の広かったこと。 夕陽が地平線ぎりぎりまで沈まない景色に感動して涙が出そうだったこと、などなど父から聞いたことを懐かしそうに話して笑う。 姉は、私より4歳上。その分、嫌な思い出もあるけれど、幸せな思い出もある、という。 そんな姉や母の思い出が、私にはむしょうにうらやましかった。
by hitujitonekoto
| 2019-06-26 10:32
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
|
Comments(13)
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流
at 2019-06-26 06:17
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最後の最後で急にだらだらと、とりとめもなく出てくる信也の話の断片。しかも、「寸借詐欺で嘘つき」を否定できるようなものはなにもなし。主人公たちが子供のときの話も種切れか、信也が子供のときの話まで。
「懐かしいなあ、あははっ」とキャラ変宏子。さすがに、お金だけもらうのは潜在意識的にうしろめたくて、潜在意識的に父を美化しはじめたのでしょうか。 ああ、どうでもいいどうでもいい。そんなに慕わしいなら骨箱を持って町内を姉弟で行進してあげればどうでしょう。
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鮎子(AT)
at 2019-06-26 09:27
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はあ、姉が父の思い出を母から聞いていた?
両親の離婚後、姉は、弟である主人公に、悪意ある嘘を含んだ父の悪口を言いまくり、「洋ちゃんは都合よくあの人(父)の記憶を消した」となじり、周り(母とその親族)もそんな姉を止めなかったんじゃなかったでしたっけ。 流さまの、 >お金だけもらうのは潜在意識的にうしろめたくて、潜在意識的に父を美化しはじめたのでしょうか。 こういう卓越した解釈でもいただかないと、とても理解できません。 青様の連日の ☆闘将宏子と主人公の父信也の親せきによる、信也の遺骨を巡ってのカーチェイス ☆信也が級長になったのはメンコと駄菓子による買収、マラソン2位は自転車で裏道をこっそり走っての成果。 抱腹絶倒のアイディアが無尽蔵に湧き出てくるかに見えます。 青様の中高時代の国語の先生は、きっと青様の感想文を読むのを楽しみにされていたと思います。(私がもし先生だったら最初に捜して読みます。) 本当に『ひこばえ』本文だけでは楽しめません。 トドメは、『お父さんは東京に行かなかったら、違った人生だった』、です。 私は東京生まれで、実家も東京ですが、親や祖父母を考えると、母方の祖父は江戸っ子ですが、他は本人の進学・就職、親の仕事の都合などで上京しています。 東京が人をダメにするんだったら、私の周りは寸借詐欺の一族?家族窃盗団?
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たお30225
at 2019-06-26 09:49
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鮎子様、いやあそのとうりでにやにやしながら読んでおります。
東京が父親をダメにしたかのような、あやしげなすりかえは、もう破綻というより稚拙です。 作者は、自分の書いたものを最初から読み返してみたらいい。 それに、主人公は、姉からの電話を受けるまで父親の事を懐かしくも、慕わしくも思ってなかったのに、何を急に姉の父親の思い出がうらやましいって?。義理の父親や兄弟に隔てなく不自由なく育ててもらった恩なんて毛ほども感じてないんですから。 この無神経なくだりは、まだまだ続くんでしょうね。 なにせ、14章、きりが悪いですから、15章まで行くでしょう。章題は・・・[ひこばえ]でしょうね。
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まつの緑
at 2019-06-26 10:33
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洋一郎が遺骨旅に出発した頃、宏子は航太に電話して帰省のことを聞き出し、帰れと言ったではないですか。
穏やかに暮らす母を乱すな、信也のことは言うな、と息巻いたのに。地鶏屋に現れ、洋一郎に全部ぶちまけろと言う。 翌朝ホテルに来て、洋一郎と行きたいところがあると言う。既に前夜の時点で比婆に行くつもりだった。ホテルの部屋で母の話を聞いたからではない。 なぜか、信也は「おとうさん」に昇格。 宏子、激変過ぎて、丁寧に描かないと私はついていけません。ついていける人はいるんでしょうか。 S松さんは、子供の頃のことをよく覚えている人なのだそうです。 宏子は、父の存在さえ否定して生きてきたのに、色々記憶しているのですね。 級長、マラソン大会、海、信也の昔話を連日読んでも面白くないですよ。
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まつの緑
at 2019-06-26 13:47
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中国山地の盆地に育ち、海に憧れる信也。
東京の夕陽に感動する信也。 信也と同じ中国山地の津山市に育ったS松さんも同じだったのでしょう。 仕事で東北に行く神田のトラックの助手席に座り、窓から海を眺めていた。 釣果は気にせず、神田と並び釣り糸を垂れていた。 だからさ、海洋散骨の流れでしょ。 足立区や杉並の釣り堀が好きで、市ヶ谷の釣り堀にはいかない。あそこは、引け目を感じる。 そこは、ハーヴェスト多摩で引け目を感じる後藤さんと同じね。
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ブルーハート
at 2019-06-26 16:28
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乱入!
ブルーハートです! 「ひこばえ」を読まんとして「ひこばえ」を読まず 過日は美しき「鷺娘」に酔い、本日は「文学賞」に関する素晴らしき文章に感動する。 A新聞、捨てたモンじゃありません。 小野正嗣氏による「文芸時評」は、 「小説の選択の指標としての文学賞」を考えた時、 英国 ブッカー賞がいかに頼れるものであるかという事、米国ピュリッツァー賞も同様で、英米二つの文学賞の「公正さと多様性を軸とする審査システム」が、いかに素晴らしいものであるかを読者に伝えてくれます。 日本の文学賞の審査システムがいかに「立ち遅れ」ているかは、今「ひこばえ」を読んでいる読者は既に実感しているわけで(笑) 「文芸時評」東京版では「ひこばえ」同紙面です。 お時間がございましたら御一読を。 しかし、サロン女性陣のコメント、日々素晴らしいです! S松氏完全に包囲されております(笑) さあ、最終回(いつなのよ?)に向かって更に「玉込めーっ!」って、またまた物騒だなぁ。 鮎子様 鮎子様のような麗しの文学少女が先生だったなら、毎日感想文書きます!(笑) 東京が人をダメにするのなら、俺はどーしたら良いのさ! ねえ、マダム緑。 あ、弓矢様も「現 東京組」でしょう? ♪海に浮かんだ光の泡だとお前は言ってたね… 花の顔でジュリーが歌ったのは「TOKIO」 今は、中国四千年の歴史に圧倒されっぱなしのチンケな「泡沫都市」であります。 そうそう、小籠包の旨い店がこの近くです! 美味しさに「圧倒」されてもいいっすーっ! ごめんなすってーっ!m(_ _)m あ、そうだ! めぐみ様。中井貴一さんでお呼び出ししますからね!
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hitujitonekoto at 2019-06-26 16:56
人をダメにするらしい東京を、今日も闊歩している青さん
小野正嗣氏の文芸時評の紹介、 ありがとうございます。おかげで今読みました。 小野先生、放送大学で「世界文学への招待」という講座の主任講師をされているんですが(もちろん『日曜美術館』では毎度おなじみでした)あの番組がまあ~。 この間ナナメ見たら取り上げる本がそもそも難しい国々で、それこそ頭が羊の動物には、歯がたたんわ、という感じだったので、今もおそるおそる文芸時評読んでみたら、これはわかる!! ブッカー賞の作品、かたっぱしから読みたい(読めねーくせに)の気分にさせてくれますね。 そうかあ。多様な人々が選ぶからこそ、面白い文学が選ばれてくる… これは目からウロコですねえ。 そう考えると文学だけではなく、あらゆる文化はこういう多様な目があってこそ、豊かに実ってくるのでしょうかねえ。
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ブルーハート
at 2019-06-26 16:59
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今、水餃子(小籠包終わってました)を待ちながらコメント再読致しましたが、流様の「行進!」(青)のカーチェイスも真っ青(洒落かよ!)
「ご町内の皆様!石井シンヤただ今還って参りました!ボケナス弟&闘将転じて「おもひでぽろぽろ」姉の遺骨凱旋パレードで御座います!」 なんちゃって。 で、たお様の「最初から読み直せ!」も拍手! そうだ、忙しいとか言ってねえでもう一回読んでみい! 辻も褄も合ってねえぞーっ! あ、水餃子が来た!m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-06-27 09:48
> 流さん
>「懐かしいなあ、あははっ」とキャラ変宏子。さすがに、お金だけもらうのは潜在意識的にうしろめたくて、潜在意識的に父を美化しはじめたのでしょうか。 大笑い~! それに説得力あるし。
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hitujitonekoto at 2019-06-27 10:14
> 鮎子(AT)さんおはようございます。
>弟である主人公に、悪意ある嘘を含んだ父の悪口を言いまくり、「洋ちゃんは都合よくあの人(父)の記憶を消した」となじり、周り(母とその親族)もそんな姉を止めなかったんじゃなかったでしたっけ。 いただいたコメント読んで考えてました。 この姉のキャラが「姉弟アルアル」で括られて、いい話の一因になっていくことについて。 流れから察するに宏子はどうやらお父さんを大好きだったがゆえに悪口雑言言っていた、ということのようですね。 そして宏子は内心の葛藤をそのまま幼い者にぶつけて言いたいこと(ウソも)言い、長じてからも、親戚巻き込んで暴れ放題したあげくに、突然目覚めて手の平返して弟連れまわして、読者をホロリとさせに来てる。 こんなに変調きたしている姉のキャラを「あるよね~」「きょうだいって、そうそう。こんなものだよね~」でくくって読んでいいのか? の疑問です。 何といっても周囲がやらせてるからね~。従順なママ、父親のことになると頭が弱くなっちゃう弟、ぐっと耐えて大人に振舞う義理の兄とその嫁。 そして、糸を操る作者が、「どうです? なかなか面白いキャラでしょ?」って得意そうにしてますからね。 いつも、コメント、ありがとうございます。
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hitujitonekoto at 2019-06-27 10:16
> たお30225さん
>東京が父親をダメにしたかのような、あやしげなすりかえは、もう破綻というより稚拙です。 作者は、自分の書いたものを最初から読み返してみたらいい おお! 何だかすっくと、すごくかっこいい! たおさん! >15章まで行くでしょう。章題は・・・[ひこばえ]でしょうね はああ。なるほど。それがこの物語をくくるのには一番ふさわしい章題。 さすがたおさん!
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hitujitonekoto at 2019-06-27 10:27
> まつの緑さん
>だからさ、海洋散骨の流れでしょ。 >足立区や杉並の釣り堀が好きで、市ヶ谷の釣り堀にはいかない。あそこは、引け目を感じる。 そこは、ハーヴェスト多摩で引け目を感じる後藤さんと同じね。 そうかあ。ひけ目つながりでゴトー来てたかあ。 もういいから海洋散骨をこのままして、ちゃんちゃん終わってほしい。
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hitujitonekoto at 2019-06-28 11:20
羊です。
>よしきちさん! 初めまして。ようこそ、当ブログへお越しいただきまして、ありがとうございます。 考えてみたら「ひこばえ」のおかげで毎日の賑わい、そして よしきちさんにもおいでいただけるなんて、「ひこばえ」バンザイです。 それにしても、「ひこばえ」「酷評」でたどり着きましたか? 大笑いしています。 酷評なんて、そんな…まさか…してますかね? でも、ここからよしきちさんもお仲間ですね。 みなさん素敵な本読み仲間です。 どうか最後までご一緒に、よろしくお願いします。 >まつの緑さん >たお30225さん >鮎子さん >ブルーハートさん >kase551さん いつもながらありがとうございます。 >kaseさんの >「羊割烹」という空間あってのことです。 いろいろと勝手なことをほざきましたが、 羊女将、本当にありがとうございます。 次回の小説においても、よろしくお願いいたします。 これにはグッと来てしまいました。 ただお店を開けておくだけで、意味がある。 みなさんがこんなにも楽しみにしている。 次回も頑張ります。
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