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341話 作 重松清
【羊の要約】 タクシーが着いたとき、すでに、家の前のワンボックスカーの中で一雄さん、由香里さん、母が待っていた。 美味しい地鶏の店を予約してある、とすぐに私も乗せて出発する。 一雄夫婦の、歓待するような口ぶりの中に、どこか歯切れの悪さを感じる。車の中で待っていたのも、私と母を二人きりにさせないためか? と勘ぐってしまう。 姉の到着は七時過ぎになるので、先に初めておこう、という一雄さんに、母は、突然の姉の訪問を備後の言葉で詫びる。母は、私と話すときは標準語を使うのだが、その気づかいが逆に居心地が悪い。 姉の訪問も、一雄さんの歓待も、どちらも、私への初孫誕生祝い、という口実になっているが、まだ一人息子が独身の一雄さん夫婦なので、そういうところもやりずらい。 私は、瀬戸内海を臨む窓辺に置いてきた、父の遺骨が気になった。
by hitujitonekoto
| 2019-05-19 16:43
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
|
Comments(23)
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流
at 2019-05-19 05:53
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洋一郎の「人としてあるまじき指数」(なんだそれ?)が、最高値を更新しつつあります。
「もしかして、一雄さんが私と母を一対一で会わせまいとしていたのかも・・・(略)・・・絶対にそうでないとも言い切れず・・・」 自分の無策を棚に上げて、なんとひねくれた考えの男でしょうか。 私が義兄の妻の由香里さんだったとしても、突然(当日ではなくても)やってきて、夫に対して腹に一物ある義弟のもてなしなんて、億劫です。いや、もてなさなくてはいけないだろう、とは思いますが、自宅で手料理はしんどいですね。掃除もしなくてはならないし。 5時に自宅に来られたら、お茶とお茶菓子を出してさらに食事か、または食前酒とつまみを出してさらに食事か。 いくらもともと腹を割れない義弟でも、挨拶と近況報告で2時間ぐらいすぐ過ぎるでしょう。 義兄の家へ押しかけて、2時間で母と二人きりになり、遺骨の話をするなんて、そんなことができると思う方がおかしいです。 どうしても母と二人きりで話したいなら、事前にその旨を手紙か電話で母に伝えて、外で会ったらいいでしょう。 急に手紙が届いたり、電話が来て、そのあと母がひとりで外出したら怪しまれる? まさか、母への手紙を義兄夫婦が検閲するわけでもないでしょうに。 由香里さんが「微妙なトゲをのぞかせる」のも当然。実子なのに口ばかり出してお金も手も出さない宏子と洋一郎に、もともとそんなにいい気持ちは持てないと思います。ましてや姉まで電撃訪問して、場を仕切りそう。 智子の苦労は、「金目当て」と言われたことよりも何よりも、実子と継子の陰にこもった不仲、しかも自分は継子に世話になり、実子は大人になってますます自己中心ということにあるような気がします。再婚は自分で選んだにしても、大人になった実子がここまでひねくれるのまでは、母の責任だけじゃないでしょう。 貴大に孫が生まれるどころか独身だ、と同情するのもいやらしいです。航太だって結婚できるかどうかなんてわかりません。
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流
at 2019-05-19 05:54
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S松さんって、ひねくれて陰湿な、人間不信の考え方を、深いとか微妙な感情と考えたり、洞察の深さと勘違いしていないかと思います。不良中学生がAEDで一命をとりとめたとき、その子が助かったことより、シュートを打った生徒が自分を責めなくて済んだことに安堵した教師が何人もいた、とか。おぞましいです。 また、私はあまり詳しいとは言えないのですが、一雄さんの話し方は広島弁ではないでしょうか。岡山(倉敷?)弁っぽくない気がします。 広島も広いですが、岡山も地域ごとに違う文化やことばがあると認識しています。一緒くたにするのは傲慢と言うといいすぎかもしれませんが、怠慢では。
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流
at 2019-05-19 06:00
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由香里さんと宏子が舌戦か。ここでも女が悪者か。そして洋一郎は遺骨を持ってすごすご東京へ帰り、「航太が言わなければ」「一雄さんが母と二人にしてくれれば」「姉が来なければ」と他人のせいにして、「とにかくやりづらくてしかたないのだ」と言い、でも内心、母に話すタイミングが延びたことを喜ぶのか。
こんな息子、弟、父を持った人こそ災難でしょうねえ。
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まつの緑
at 2019-05-19 08:29
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私は山陽道には詳しくないのですが、洋一郎の故郷は福山かと推測しています。
吉備の国は、備前、備中、備後と別れているらしく、備後は広島東部とウィキが言うので。
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めぐみ
at 2019-05-19 08:31
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おはようございます。
『感謝と反省の無い人間』 それが洋一郎です。 これが 本日の読後感です。 自分の思惑通りにいかないことは全て 人のせいにする。 母の電話について姉に喋ってしまったことの反省無し。 一雄さんの厚意(今夜のもてなしや 母と同居してくれていることなど 諸々)への感謝も無し。 このサロンは詳しく書くことが 大切なようなので 3行で済むところを補足しました。
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鮎子(AT)
at 2019-05-19 08:59
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流さまの連投、めぐみさまのコメントを読んで、大分溜飲が下がりました。
何が嫌だと言って、主人公自身の無謀な企てが当然の結果として失敗を招いているのに、主人公が反省するどころか、誰かのせいというような”被害者意識”を持っているところがものすごく気に障ります。 そもそも遼星が生まれたという恰好の口実があったのですから、母を東京へ招けばよかった。そのときに父の話もすればスムーズだったはず。 もしくは、せめて手紙で父の死を知らせておくべきだった。これも中に遼星の写真を入れて『写真在中』とでも封筒に書いておけば、一雄夫婦も不審に思わないでしょう。 一雄夫婦が継母である主人公の母と同居し、主人公とその姉の身勝手な行動に対してどんな感情を持つか。 読者にわかることが主人公には全く読めておらず、S松氏も主人公が悪いとは書いていないように思います。 主人公の娘婿の千隼の祖母がひ孫が生まれたことを認識できないことに関して、「無念だろう」と主人公は頓珍漢なことを述べていました。 父の遺骨を持って旅行しながら、主人公は「父は遺骨をどうしてほしかったのか」とか「瀬戸内海の夕日を父が見るのは何年ぶりか」とか”父の心中を思いやることに浸って”おりますが、それなら現に今生きていて関わりのある人のことも、(むしろそちらを優先して)考えるべきではないでしょうか。 *いつもながら青様ご指摘通り「一席設ける」もビジネス用語で、レッドオーシャン並みに違和感がありましたね。
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鮎子(AT)
at 2019-05-19 09:14
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すみません。
備後市は岡山県の倉敷ではなく、広島県の福山のようです。 新倉敷駅にはのぞみが停まりません。岡山の次は福山。 よく調べず書いて申し訳ありません。 よって、一雄夫婦の言葉が広島弁なのはおかしくないです。 こちらにももと鞆シーサイドホテルといい、現在は和~なごみ~というホテルがあります。
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流
at 2019-05-19 10:19
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まつの緑さま、鮎子さま、綿密なご教示ありがとうございます。私が安易にコメントしてしまっていました。
S松氏は自分の出身、年代、嗜好(カープとか)の中に小説世界を作るのがお好きなようですから、広島と考えればよかったです。(広島も広いですが・・・) おかげさまで、小説に具体的なイメージを加えながら読むことができます。ありがとうございます。
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ブルーハート
at 2019-05-19 14:51
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乱入!
ブルーハートです! 炭火で焼いた地鶏かよ、ええがのう。 じゃけえ一雄さんよう、あんたが「一席設け」たこの男、そんなもん味おうてる余裕なんてないがよ。 by 菅原文太 なんちゃって、ウソウソ! S松さん、広島出身なんでしたね。 やだな…(オイオイ、何がヤなんだよ!) いやね、広島には友人も何人かいて、ちょっと特別な思い入れもある土地なのでね。 生き別れた父の遺骨を、運命的(?)にその手に抱える事となった中年&中流(自称)男が、あらゆる困難(?)を乗り越えて、その父親を手厚く弔うまでの物語。 というように理解してよろしいでしようか? もう充分読者は「読ませて」頂きましたので、この「会食」をもって、物語も「おひらき」と参りましょう。 大作家の実力、はっきりと見届けさせて頂きました。 少なくとも、この羊サロンにおいては。 いやいや、まだまだ、未解決の事柄が沢山ございます。その一つは「相続」の問題。 父親名義の500万円、ボケナス弟&フキゲン姉に相続権が有るのでは?で、「入る」ばかりでは有りません、長きに渡って重ねた借金、男女の仲で無かった事にしてくれる人ばかりとは限りません。 「負の相続」が襲いかかってくる事も有る。 さあ、早いとこ相続放棄しねえと。 じゃ、まだまだ続くの? めぐみ様 茗荷の群生!良いやねえ! 苺狩りはミルクですが、味噌かなんか片手に「茗荷狩り」!楽しいーっ! ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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うさぎ魔女
at 2019-05-19 15:26
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皆様のコメント拝見していると、「大事な話」とやらは、まだ出てきていないのでしょうか?読んでないもので。。。(だったら、のこのこ出てくるなよ・・・自爆)
みなさんのコメント拝見しているだけで、お腹いっぱいで、本文は「ど・う・で・も・い・い」。読みたくない。 コメント拝見してると楽しいし。 作者は、広島出身ではないですよ。 住んだこともなさそうです。 岡山県津山市の生まれで、 中学・高校は山口県だったようですが プロフィールでは、岡山出身になっています。 大阪や名古屋にも父の転勤で住んだことはあるようです。 広島は、単なるあこがれでしょうね。 「流星ワゴン」も備後市が舞台で、ドラマでは、福山の鞆の浦がロケ地でした。 おそらく信也も岡山県津山の出身ってことでしょう。 家電メーカー工場で、母と知り合い結婚でした。 実際にパナソニックの工場が津山にあります。 津山には、2度ほど行ったことあります。四国に住んでいたことがあるので。津山にはB’zの稲葉さんのご実家があるんですけど、まさかこの作家もそこの生まれとはねえ。。。(^_^;) 義兄夫妻は、広島弁なんですね。 でも、姉も近くに住んでいるのに、標準語ですよね。 小学校時代は姉は東京でしたけど、言葉って、中学・高校時代の友人との会話が人生の中で影響強いと思うので、それに染まりそうですし、中学高校で、標準語話してたら、ハブられるよ。。。 義兄達がやたら話しかけてくるのを、母と二人でいるのを妨害・・・と言ってるようですが、逆に話しかけない方が不自然ですよね。 洋一郎は嫌いな人に対しては、何をしたって、文句付けそうですね。 笑ってたら、「笑うなよ」、むすっとしてたら、「愛想がない」とか言いそう。。。 その割に、失礼極まりない、カンダやサイマチに嫌悪感はそれほどもってないみたいだし? 5月末で終わりかと思ったけど、そうじゃないの??? もういい加減「ど・う・で・も・い・い」。
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流
at 2019-05-19 16:55
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ずいぶん前でしたが、母は、「宏子は結婚したんだから、一緒に住むわけにはいかない」と言って、義兄との同居を選んだ、といういきさつがあったような記憶があります。
もちろん義兄(夫婦?)の了解を得たうえでしょうが、明確な意思を示していました。 なんの時だったかな。長谷川隆さん(二度目の夫)が亡くなったときだったか。 長谷川隆さんは航太をかわいがったということでしたから(しつこい)もちろん、洋一郎も長谷川隆さんが亡くなったときは夏子と結婚しています。洋一郎が母を東京に呼ばなかったのは、夏子が賛成でなかったからか、家の間取りの問題なのか、そもそも理由が書いてあったかどうかも思い出せないのですが・・・どなたか覚えていらっしゃったらご教示ください。
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hitujitonekoto at 2019-05-19 16:58
> 流さん
なるほどです。そもそも5時の訪問設定にしたことの非常識について作者がわかっているのか? というのはありますよね。 >事前にその旨を手紙か電話で母に伝えて、外で会ったらいいでしょう。 おお。その通りだと思います。 怪しまれても疑われても、「あの」話は、一雄夫婦の家でできる話じゃない、と思います。 >貴大に孫が生まれるどころか独身だ、と同情するのもいやらしいです この視点はなるほど!👏 孫がいない、なんてことに劣等感のあるアラ60はないと思います。
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hitujitonekoto at 2019-05-19 17:03
> まつの緑さん
>鮎子さん 洋一郎の故郷、福山という考察、ありがとうございます。 地理(も)苦手な羊は、福山、といえば「雅治」しか頭に浮かばない大馬鹿です。
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hitujitonekoto at 2019-05-19 17:11
> めぐみさん
>『感謝と反省の無い人間』 それが洋一郎です。 これが 本日の読後感です。 これを読んで思い出しました。 手土産!! やっぱりこれすらないのでしょうかねえ。 ほんとですねえ。 >母の電話について姉に喋ってしまったことの反省無し。 この視点、羊はうっかりしていましたが、確かにそうです。 事が大きくなっても、もうそれは洋一郎の招いた災い。 >このサロンは詳しく書くことが 大切なようなので 3行で済むところを補足しました。 ありがとうございました(^^♪
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hitujitonekoto at 2019-05-19 17:26
> 鮎子(AT)さん
>せめて手紙で父の死を知らせておくべきだった。これも中に遼星の写真を入れて『写真在中』とでも封筒に書いておけば、一雄夫婦も不審に思わないでしょう。 うまい! これはいいアイデアですね。 まあ、洋一郎には思いつけないかもしれませんがね。 今日は開くたびに、みんなのアイデアや感想に、気合を入れられています。 >一雄夫婦が継母である主人公の母と同居し、主人公とその姉の身勝手な行動に対してどんな感情を持つか。 読者にわかることが主人公には全く読めておらず、S松氏も主人公が悪いとは書いていないように思います。 そうかああ。 今日は羊はちょいとみんなと違うことを書いていたので、鮎子さんに、S松さんと一緒に叱られちゃったような気分になっています。 え?一緒って、やだ、それ~(^^ 置いて逃げる。
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hitujitonekoto at 2019-05-19 17:31
> ブルーハートさん
>炭火で焼いた地鶏かよ、ええがのう。 じゃけえ一雄さんよう、あんたが「一席設け」たこの男、そんなもん味おうてる余裕なんてないがよ 青さんよお、あんたも備後弁、うまいのう。いつも感心しちょるけえ! さて、茗荷。 いいですねえ。ごま油と食べてみます、今夜。 羊は、辛子明太子に刻み茗荷を混ぜてご飯にかけて食べるのが好きです。
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hitujitonekoto at 2019-05-19 17:48
> うさぎ魔女さん
本文の要訳いつも遅くなって、ごめんよ~~。 いやあ、要約を読んでくださっているうさぎ魔女さんには、遅い時間の更新は、すまんことです。 でも、コメントを読んでくださって毎日楽しんでいただけているようで、来ていただいていることに感謝です。 >「流星ワゴン」も備後市が舞台で、ドラマでは、福山の鞆の浦がロケ地でした。 おお~。 これで、備後=福山がはっきり決着しましたね。 ありがとう~! (さっきも書いたのですが、羊に地理はわかってませんが。) >5月末で終わりかと思ったけど、そうじゃないの??? どうも、違う感じがしてます。(;O;)
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まつの緑
at 2019-05-19 18:05
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「赤ヘル 1975」S松作品。
カープが初優勝した1975年の物語。広島の街と少年たちを描いた作品だそうです。 プロフィールでは作者は岡山出身、山口で育ったとか。広島に住んだことがあるか、所縁があるかは不明。カープファンとして知られているようです。 https://cakes.mu/posts/9399 こちらの記事は、核廃絶のバトンを握り、若者に渡そうというもの。 若者との対話の場に持ち込んだ本の一冊が、松尾あつゆきの原爆句抄。 ひこばえは、作者のこれまでの持ち駒を動員した小説という印象を受けます。 この記事の中の「バトン」「原爆句抄」もそう。意地悪な言い方ですが、お手盛り感は否めない。
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kase551 at 2019-05-19 22:51
こんばんは。
流さんのコメントに、「せやせや、ほんま、そうやで」とつぶやきながら、ウイスキーを楽しんでおります。 「人としてあるまじき指数」に、つい噴き出してしまいました。そして、義兄の妻(由香里さん)の立場からのコメントにも、「ホンマそうやで・・」とうなずいております。 気の置けない関係ではない、ちょっと微妙な関係の人を 訪問するなら、まずは相手の都合・心情を想像すべきだということも理解できない主人公・・・ 「スゴイ」主人公ですし、こんな主人公を「野放しにする」作者の重松氏も、「スゴイ」です。 流さんに、「もう一つの『ひこばえ』」を描いていただきたいですね。
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うさぎ魔女
at 2019-05-19 23:09
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羊さん
私が偏屈で、新聞小説読んでないだけで、要約なければないで、コメント欄読んで楽しんじゃってるので、お気遣いなく。 まるで、羊女将の留守に、勝手に割烹に上がり込んで、そこにあるものをつまみに飲んじゃってる・・・みたいな勝手なヤツですよね。。。(^_^;) 作者のこれまでの住まいをまとめてる方がいらっしゃって、それによると、 岡山ー大阪ー名古屋ー鳥取ー山口ー東京(18歳~)で広島に住んだ経験はないですね。 山口県の小郡に12歳から18歳まで住んでいて、そこで中学・高校時代を過ごしたようです。広島の隣の県なので、そこで広島と縁があったのかと。 今回のストーリー、タクシーで乗り付けた洋一郎を車の中で待っている・・・というのは、羊さんの要約でやっとわかりました。異様な光景ですね。まるで「うちの敷居はまたがせないぜ」って信念があるみたい。だって、すぐに出掛けたい場合でも、玄関チャイムが鳴ってから、玄関先で対応して、「時間ないけん、はよ車乗って」って車に乗り込めば良いですよね。 夕方5時に訪問する非礼に対する無言の抗議・・・のようにも感じました。これって、兄嫁が相当頭にきてるパターンかと。 そして、福山の鞆の浦周辺なのに、接待のお店がまさかの地鶏?鞆の浦に行ったことありますけど、あの辺はグルメといえば、海産物。それを地鶏って・・・(^_^;) 鳥取の大山などだと、地鶏もありますけど、中・四国では広島県のみ地鶏がない地域です。どんだけ嫌われてんねん! そして、息子の貴大はどこへ行った?いけすかない叔父の訪問なので、友人との飲み会と言って、出掛けたのでしょうか?洋一郎も長谷川家の人達を良く思っていないようですけど、それ以上に洋一郎は長谷川家では嫌われてまっせ。たぶん、宏子もね。 母智子も、一雄に気ぃつこてんねんやったら、「洋チャン、こっちに来るんだったら、何かおみやげ買って来てね」って言いなはれ。
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hitujitonekoto at 2019-05-20 11:37
> まつの緑さん
いつもありがとうございます。紹介記事読みました。 「バトン」「原爆句抄」ほんとですね。 お手盛り感、という表現、ぴったりでおかしい^m^ それとは別に、愛知春日井(羊の居場所)にパンプキン爆弾、という記事に読み入ってしまいました。 作者は、いろんな活動されてます。 しかし、お手盛りで出したとなると、この小説に至っては「原爆句抄」を読んでいた父は単に「子どもの居なくなった父」という共通項でしか出ていません。中途半端。 読んだ人間がどう鑑賞するのか、大切な場面でも、航太がおセンチになった、という後日談だけで…この痛切な句抄を宙に浮かせてしまった気がします。 (ひょっとすると、この小説の読者の目に止めるだけでいい、という感じで脈絡なく出した?)
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hitujitonekoto at 2019-05-20 11:45
> kase551さん
先日の手土産の件、といい、世の理をよく知る大人の発言、としてkaseさんのコメントは、つい一目置いてしまいいます。(「つい」って何だろ) しかも、ウイスキーを舌に転がしながら、コメント欄を読む…いいねえ、最高の大人の時間の大人だ~。 >こんな主人公を「野放しにする」 笑える。 まさに、「野放し」、そんな感じです。
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hitujitonekoto at 2019-05-20 11:55
> うさぎ魔女さん
ええ? ほんとに読んでないんですかねえ。このコメントもすっごい読み応えありますよ。 作者の住まいの移り変わりまで調べてくれていたので、思わず暗記しようとして…イヤイヤこれはこの小説以降は忘れたいわ、と。 確かに。貴大、どこ行った? ^m^ そして、こんなボンヤリな息子を持ってるんなら、智子も「手土産」言うよなあ。作者が気がついてないだけだわ。こりゃあ。 >羊女将の留守に、勝手に割烹に上がり込んで、そこにあるものをつまみに飲んじゃってる・ わはは、きっとkase551さんや青さんがいますよ。
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