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333 作 重松清331 作 重松清
【羊の要約】 備後まで新幹線で行くことを選んだのは、飛行機だと離着陸のときに骨箱を膝に抱けないかもしれないからだった。 私はどうしても、遺骨を膝に乗せていきたかった。 トラックで連れてってやる、と言い張った神田さんは仕事の都合がつかなかった。 が遺骨は肌身離さず、一心同体で、という神田さんの言いつけを律儀に守りたかった。 妻には、床に直置きするわけじゃない、と言われ、美菜には座席の上の収納棚は、自分より高い場所なんだからいい、と言われ、真知子さんにいたっては、「縁起を担ぐ人なんですか?」と言われ、ガツンと言ってやりたかったが、そんな私のこだわりを航太はわかってくれた。「だって親子なんだもんね」と。 というわけで、京都駅を出た時は、背筋がこわばって攣りそうだった。 【羊のひとこと】 洋一郎さん、ひこばえ教?の信者になってしまって、父への儀礼にこだわって、魂を入れ込んでいますね。 そして、ひこばえ教の教祖は神田さんだったんですねえ。法要での教祖との出会いで、純粋培養の航太はまんまと信徒となり、一時信徒になりかけた夏子は、考えたら、ま、所詮は他人だし、女の勘ってやつでしょうか? スルリとひこばえ教から抜け出ていました、と…今日のところは読めました。 ただし、これから行く母親の智子さんは、いっさい、その手の宗教は知りませんからねえ。 いきなり息子が、そんなイってしまった目で、背を攣らせながら、遺骨さしだしたら、悲鳴を上げて逃げ出すんじゃないですか? 老いた母に何てことするねん!! と読んでいたら、これはえっらい面白くなってきました。
by hitujitonekoto
| 2019-05-12 12:14
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
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Comments(6)
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流
at 2019-05-11 05:29
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根本的にきみは間違ってるぞ、S松チャン。
お骨の持って行き方なんて、今までお寺に放置していたことを思えば枝葉末節。連載の1回分を使うものじゃない。 しかも、洋一郎の相手に対する態度が露骨で、読んでいて気分が悪くなります。相手の言ったことの理非ではなく、相手をどう思っているかで判断するところが。 サイマチには「ガツンと言いたい」(サイマチの言っていることは正論なのに) 航太にはベタ甘(中身のないくだらないことしか言っていないのに) 神田には犬のように服従して言いつけを守る(トラックで連れていくとか、どれだけ暇なんだ。そのくせ仕事の都合がつかないというご都合主義) 骨箱を持って行くからって、背筋が強張って攣りそうになるほど不動ということがありうるでしょうか。少しつめて座って、自分の横に置けばいいのでは。 神田が骨箱を持ちだしたとき、ずっと膝に載せていたわけでもないでしょうに。 それとも、ギャグなんでしょうか、これは。 きのうの回があまりにもひどいと思ったので、「ひこばえ 重松清」でネット検索してしまいましたが、やはり、「父と子でこそ命のバトン」には違和感を持った方がいたようでした。 反面、「中学生に読ませたい 重松清」なんてタイトルもあってぞっとしてしまいました。私にいわせるとS松本は白ポスト行きの有害図書です(今、白ポストなんてないかな?)
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まつの緑
at 2019-05-11 09:45
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今日の回、ほぼ要らないのでは?文字数稼ぎではないですか。
つまり、父と息子のひこばえを感じるようになった主人公。その心情変化を表す道具として骨箱膝乗せ案件、ってこと。そのために1回分使う。 4時間抱えて、体バリバリでしょ?アホですわ。骨箱を持ち備後の駅に降り立つ主人公。すでに疲労困憊。映像を想像すると笑えます。コメディだな、やはり。 ネット上で、S松は、 「直木賞作家かつ多作の売れっ子、エンタメ小説の名手。持ち味は、読者の感情を揺さぶるテクニック。こんな人いる、こんな風に感じたことある、と共感したら感情移入してしまい一気に揺さぶられる。」 と評されていました。 本連載には、感情移入できない点から失敗作になりそうです。 母親智子が鮮やかな背負い投げでも仕掛けない限り無理そうです。
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鮎子(AT)
at 2019-05-11 13:23
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骨壷を抱えて持っていくと言うどうでもいいことが話題で、アポなし電撃備前市訪問の是非(非)や母親や姉にどう話すのかなどは誤魔化されたようです。
まつの緑さまの説のように、備前市に着く前にクタクタでは先のことがスムーズに運ぶはずもなく。 主人公もようやく娘にも実父の死について話したようですが、それについての感想はなし。 家族は骨壷の扱いについて他人事のように話し、赤の他人は超がつくほどお節介。 付き合いきれません。
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muichibutu
at 2019-05-11 15:22
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父親のこと、母親に何も話してないんですよね?
そんな状態でいきなり骨壺を見せに行く。信じられん。正気かいな。最早これ以上言葉はありません。 昨日の息子、娘の論議。エッヘッヘ、私には息子だけでなく娘もおりますじゃ。先日私の大失策を女房が電話で息子に告げ口しおった。それ聞いて息子はワイを詰りよったで、頭にきた。その点娘は気を付けるよう注意もしたが、励ましてくれた。やっぱし娘がいい。優しいもんね。 その息子もな嫁さんにはからっきし弱いんだよな。どこも同じ。
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めぐみ
at 2019-05-11 22:15
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和尚さんと川端夫人のエピが1話で終わって
「今度こそ前に進む!」と色めき立てば 今日は骨壺のトリセツですか? 骨壺は抱きかかえるモノ 膝に載せるモノって 思い込むこと自体が 映像作品の見過ぎじゃないでしょうかね。 足許に置いたりしなければ どうってこと無いと思います。 はてさて 親の骨壺 納骨のときの移動はどうしたのか思い出しております。 父のときは 葬儀当日の納骨だったので マイクロバスでの30分 弟が抱えていたのかも? 継母のときは 有明海を夫と弟がどうやって渡ったのか聞きもしませんでした。 その日 私と息子たちは ホームの明け渡し片付けに追われていましたので。 「息子で良かった!」という話は 出てきませんねぇ。 今の世の中では お伽噺なんでしょうか。 娘が良いというのは 十分過ぎるほど 身に沁みています。 想像に難くないし ありふれた話です。 次男が産まれた後 1年ぐらいは愛せなくて困りました。 本人に罪は無いのに 可哀想なことをしたと思いますが 落胆が大きくて。 (当時は産むまで性別が分からなくて 期待し過ぎたのです) 嫁を娘のようにと可愛がろうと 思いはしましたが 嫁の母子密着度が強烈で 敢えなく断念。 他人の女同士が仲良くなるのは よほどの相性でしょう。 これまた 十分過ぎるほど分かっています。
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hitujitonekoto at 2019-05-12 12:31
>流さん
>まつの緑さん >鮎子さん >muichibutuさん >めぐみさん 第333回へのコメントありがとうございます。 >お骨の持って行き方なんて、今までお寺に放置していたことを思えば枝葉末節 >4時間抱えて、体バリバリでしょ?アホですわ >骨壷を抱えて持っていくと言うどうでもいいことが話題 >信じられん。正気かいな >骨壺は抱きかかえるモノ 膝に載せるモノって 思い込むこと自体が映像作品の見過ぎじゃないでしょうかね。 全員の想いが一致しています。 これは凄い小説ですね~。 結末が非情に気にかかります^m^
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