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303 作 重松清
【羊の要約】 私の学生時代から混雑していたJR馬場町駅のホームだが、今日来てみたらホームドアが設置されていた。真知子さんから「懐かしいですか」と聞かれ「べつに、そんなこともない」と答えると頬をふくらませ不満な表情をする。 仕事をやりくりし、今日は年休を取って小雪さんに会いにいく。6月の半ばだが、肌寒くて気勢があがらないのだ。
by hitujitonekoto
| 2019-04-10 10:19
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
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Comments(8)
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流
at 2019-04-09 06:57
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怖いです。この小説。
人を勝ち負けに分けることも、ホームレスを蔑視することも、妻をひとりの人間として認めないことも、さらりさらりと流されていく。その裏で(というか表で)息子と父との血の繋がりばかりが重要視され続ける。 子どもには読ませてはいけない本だと思います。連載の絵がまろやか(というかあまり登場人物の区別がつかない)なだけに、主人公の性格がゆるいだけに、かえって、主調低音として流れている冷酷さが怖いのです。 また章が変わりました。サイマチは相変わらず無神経。 章題の「青春」もどうかな。勉強もしないで遊び惚けてたことを「青春」と言ってほしくない・・・。この街にも、苦学した人もいれば、(洋一郎のようにぬるくない)熱い友情や恋に心をひたした人もいたはずです。今もいるはずです。
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鮎子(AT)
at 2019-04-09 09:42
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流さんの「乾電池」名言集に大笑いさせていただきました。ああ、おかしくて、気持ちがすっきり。
そして今日の『青春の街で』の章のコメントもまた鋭いです。 主人公が父の遺骨の引取ると言わないことについては、私は賛成できませんでした。その後恐らく主人公が遺骨を引取るに至るのであろう道筋の話に入って、父の過去を探る・法事・後藤父の”告白”と続きましたが、これが”父と子(息子)の血の繋がりばかりを強調する妙な話。 そしてその底にある、とんでもない偏見。これについては皆さんいろいろ書いてくださっています。 離婚後苦労した母のことは、母の再婚相手の子に任せっぱなし。それでいて主人公は老人ホームの施設長という立場にある。 生き別れた父が死んだあと、生前の父の話を集めて自分にとって都合のいい話を探し出して、自分勝手な感傷に浸りたい模様。 『青春の街で』というタイトルからすると、単に小雪という女性の思い出を聞くだけでなく、主人公のど~でもいい若いころの話も入ってきそう。そして、現在、自分はかつての同級生の間でも”勝ち組”だと思う、とか? あ~、もう、嫌。 *乾電池生き埋めの”モデル”は、ハリソン・フォード主演の『刑事ジョン・ブック 目撃者』という映画の中で、ジョン・ブックが殺人犯の警官を倒すのに、サイロ?の中で干し草を上から大量に落とすシーンです。 アーミッシュ(アメリカで移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活している宗教集団)の村で、武器および武器になりそうなものが手に入らない中、ジョン・ブックが編み出した”戦術”でした。
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鮎子(AT)
at 2019-04-09 10:48
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羊さんが興味を持って聞いてくださったので、つい一卵性双生児の話を。
私の両親はいわゆる『見合い結婚』です。父と母が出会った(引き合わされた?)時、すでに伯父の方は結婚して地方に住んでおり、多分結婚が決まってから母は伯父に初めて会ったのではないかと思います。 双子は子供のころはよく似ていても、大人になるとだんだん違いが大きくなってくるようです。 小さいころ一人で映っている写真で、父か伯父かわからないということはありました。 結婚後だと思いますが、母は、父と伯父が二人が海で泳いでいて一緒に上がってきたとき濡れた髪が顔を覆っていてどちらがどちらかわからなかったことが一度だけあると言っていました。 (でもこういうことは、双子でなくてもよく似ている兄弟・姉妹でもありうるのでは?) そういえば、母のところへ縁談を持ってきてくれた人が最初に「双子の方なのだけどいいかしら」と言ったそうで、気にする人もいるのでしょう。 私にとっては、母が”気にしない人”でよかったです。 小説では双子の間にテレパシーが働いていたというような設定がありますが、残念ながらそういうことは父からは聞いていません。 ただ、30年ほど前、父は健康診断で「胆石があるが、自覚症状がなければ放っておいてよい」と言われて伯父に話したところ、伯父も同じころ健康診断で全く同じように言われたそうです。 その後20数年二人とも胆石と共存?していたのですが、数年前伯父の方は食後にみぞおちが痛むことが重なり、手術を決意。入院後受けた検査でごく初期の腎臓がんが見つかり、そちらを先に手術することになりました。 伯父は病院から父に電話してきて「腎臓の検査をすぐに受けて」と言ったそうです。 すぐ、父は病院に行きましたが、癌はみつかりませんでした。 父と伯父は今も仲良く3か月に一回くらいは双方夫婦そろって食事などしています。 一昨年父の米寿の祝いをしましたが、最後に父は「きんさんぎんさんには敵わないでしょうが、もう少し兄と二人頑張るつもりです」と挨拶していました。
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まつの緑
at 2019-04-09 13:48
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ハリソン フォードの「刑事ジョンブック 目撃者」懐かしいです。
穀物を保存してあるサイロみたいな建物で、大豆だったかトウモロコシだったか、埋もれる場面は印象的でした。 あの美しいアーミッシュ女性ケリー マクギリスが、トップガンでは教官役で、トム クルーズ運転の大型バイクの後座席に乗り疾走しておりました。
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ブルーハート
at 2019-04-09 15:03
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乱入!
ブルーハートです! 「ビジネスパーソン」のいない馬場町を、 「盛って」もいないのに生意気な口をきく「イマドキ女子」をお供に、「決戦の地」へ向かう主人公って訳ですかね? で、小雪さん。 「やいやい、黙って聞いてりゃいい気になりやがって、てめえの親父の骨壷一つ引き取れねえ腑抜けな野郎さんざ、アタシの相手じゃねえやな! (溶けてる)んだかなんだか知らねえが、さっさと骨壷引き取って手厚く供養するんだね。それが出来ねえってんなら、あんたの親父が使い込んだ○○○万円、耳を揃えて返してもらおうじゃ無いの!」 なんて言わないから安心してね! 馬場町は洋ちゃんにとっても、石井親父にとっても「青春の街」なのですか? まあ、石井親父は遅れて来た「青春」ですが。 いずれにしても期待薄。 で、ハリソン・フォード(いきなり話変わりますが) 「ジョンブック」良かったです! 彼は困れば困るほど、追い詰められれば追い詰められるほどセクシーになる男優ですね! ロマン・ポランスキー監督の「フランティック」なんて最たるもので、全裸にテディベアで前を隠し(!) パリの街を逃げ惑う(記憶曖昧)!あ、これセクシーとは言わないですね(笑) (青)にとっては永遠のハン・ソロです! さあて、遅い昼飯喰いますか。 ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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ブルーハート
at 2019-04-09 15:59
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今昼飯喰い終わりました。(って、誰も聞いてないって)
で、ケリー・マクギリス演じたアーミッシュですけど、鮎子様仰るように、宗教に基づいた独特の生活様式を持つ人々ですが、その昔、(今でも有りますが)アーミッシュのレシピで作られたクッキーという触れ込みで「アントステラのクッキー」なるものが売られておりましたが、レシピブックも有って何種類かを作ってみたのですが、ことごとく失敗。 すんげえ適当なレシピだったのかと。腹立つーっ! 簡単に作られちゃったら売れないからね! 余談に次ぐ余談ですまんです!m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-04-10 10:36
>流さん
>鮎子さん >まつの緑さん >ブルーハートさん コメントありがとうございます。 ああ~~~面白い! みなさんのコメント、こんな回なのに、最高! 「ひこばえ」読んでるみなさん、このブログのコメント欄、みんな見にきてみて~~。胸のつかえがおりるから~~~!! って、この文を読んでる方は、もう見にきてるんだよ。 何より胸のつかえが下りたのは、小雪さんのタンカだね。 >「やいやい、黙って聞いてりゃいい気になりやがって、てめえの親父の骨壷一つ引き取れねえ腑抜けな野郎さんざ、アタシの相手じゃねえやな! (溶けてる)んだかなんだか知らねえが、さっさと骨壷引き取って手厚く供養するんだね。それが出来ねえってんなら、あんたの親父が使い込んだ○○○万円、耳を揃えて返してもらおうじゃ無いの!」 言って~! もう、青さんのこの部分盗作していいから(なぜ羊が許可する)そっちへフッてください、松っつあん。ここまでの部分も突然色が変わって、面白くなる。物語の破綻が面白さを産む、という新しい形式に挑戦してください。 >鮎子さん 双子物語、すごくいい~! 「腎臓の検査をすぐに受けて」もいい場面だし、 >最後に父は「きんさんぎんさんには敵わないでしょうが、もう少し兄と二人頑張るつもりです」と挨拶していました 泣けました…( ノД`) 双子って、いいですね~。
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たお30225
at 2019-04-10 12:50
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大阪万博でちょっと盛り上がったのは遠い昔のようで。
両親の介護のために、仕事を辞めた友人、子供を亡くしてから時間が止まったままの友人夫妻、どうなったのかねえ。 小雪さんより先に、おっかさんに会って伝えなくていいのかい。 結局、主人公は誰を救うことも無く、この小説そのものが救われない,正体不明の ぬえのような妖怪のような感じがしますね。
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