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281話 作 重松清 画 川上和生
【羊の要約】 真知子さんはダメ親父の父と小雪さんの関係に興味をひかれ、一緒に会って取材するために、私に早く小雪さんに会うことを勧めてきた。 一方神田さんは、父が私たち一家のことを想い続けていたことを熱く受け止め、スジとして小雪さんに会う前に、母と姉に遺骨を対面させてやりたい、という。 航太は航太で、父の読んでいた『原爆句集』を読み終えた午後に泣き腫らした目で私に訴えた。 おじいさんの遺骨をおばあさんに会わせてあげよう。 【羊のひとこと】
by hitujitonekoto
| 2019-03-18 11:30
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
|
Comments(9)
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鮎子(AT)
at 2019-03-18 10:38
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今日の『ひこばえ』は紙面ではその上に「連載小説『ひこばえ』重松清さんに聞く」と題して、作者へのインタビュー記事と人物紹介・あらすじが載っています。
インタビューのタイトルは『父親を、自分の中に探して』だそうです。 主人公については、強烈な思い出を持たない父親を自分の中に探している、家族をつなぐのは(相手を)知りたい、わかりたいという気持ち、だそうです。 これが肝心の『ひこばえ』を読むと、結局主人公は自分自身にしか興味がないのではないかと思えてしまいます。 自分のことを父が度々思い出し懐かしがっていたという証拠を見つけては喜び、金銭問題で周囲に迷惑をかけていたという話が出てくると嫌がり、結局遺骨を引き取ることに踏み切れない。 妻子から(実はほとんど無視されているのではないかという不安に怯えているのでは?)たまに関心を示してもらえると有頂天になる。 職場で問題が生じてもマニュアル通りにしか対応出来ず、ちょっとした思いつきや提案がうまくいくとそれで自分を確認して満足感に浸る。 しかも肝心の父親の像が一向に浮かんできません。 父が金にだらしなく周囲に迷惑をかける存在だったということと、晩年の姿や家賃を欠かさず払っていた、部屋がきちんと片付いていた、まだ働いていたころも勤務態度は真面目だったというのがどうも噛み合いません。 生活態度がきちんとしているというのは、反面面白みに欠け意外性に乏しいような気がします。借金を踏み倒せるような人は、あまり物を突き詰めて考えたりしないのではないでしょうか。 こうなると、借金癖は離婚原因、内縁関係があっても解消、人との付き合いがほとんど続かず友人は神田一人という状況を作り出すための”都合”だったのではないかという気がしてきます。借りた金を何につぎ込んでいたのかも不明なままですし。 今後は神田が遺骨を主人公の母や姉に会わせたいと言い張り、サイマチは主人公に馬場町小雪に会うことを勧める、というまたあり得ないほどのお節介によって進む模様。 主人公の息子が”祖父”の読んでいた原爆句集に感激し、「おじいちゃんの遺骨をおばあちゃんに会わせてあげよう」と泣いて訴えるという、過剰反応のおまけつき。 はあ…。
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hitujitonekoto at 2019-03-18 11:53
>鮎子さん
素晴らしいコメントありがとうございます。 今日の重松氏のインタビュー記事の紹介、 そして、実際の「ひこばえ」についての分析を端的に書いていただきました。 インタビュー記事、羊も読みました。物語はようやく後半へ、というところに驚きました。これから展開していくようですね。 個人的に羊は、重松清がなぜいつも「父と子」をテーマにするのか不思議に思いました。
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めぐみ
at 2019-03-18 12:28
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私も 「後半へ」 がいちばんガツン!と来ました。
その他のことは 作者の言い訳や独り善がりにしか 読み取れませんでした。
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流
at 2019-03-18 14:38
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連載小説だけでも十分すぎるほどなのに、作者が御託を並べていらっしゃり、お腹一杯というか、胃もたれ感があります。
作者に好意を持てないので、「敬語で話せよ」と思ってしまいました。 「父と子」がテーマで等身大、それもいいでしょう。面白ければ、または考えさせられるものがあれば。 でも、こういう小説しか書けないなら、二度とこの作者の作品を読みたいとは思いません。 こんなの日記でいいです。面白いわけでもなく、新しくもなく、説得力もない。 後半、ということは同じぐらいの長さで話が続くんでしょうか。胃もたれが胸やけに変化しつつあります。 航太、サイマチ級にうざい。 その「感受性」を育てたのは、血のつながった孫ではないのに可愛がってくれた長谷川のおじいちゃんであり、信也おじいちゃんはまだそこまで行っていないということに気がついてほしい。
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鮎子(AT)
at 2019-03-18 15:52
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すみません。
原爆句集ではなく、原爆句抄でした。 青様の企画説から思い出したのは、いち早く認知症の老人の問題を取り上げた有吉佐和子の『恍惚の人』(1972年)です。 この作品が当時社会に与えたインパクトの大きさは小学生だった私にもわかるほどでした。S松氏も小学4年生のはずなので記憶があったとしても不思議はありません。 今調べてみると『恍惚の人』は書下ろしで、2年後有吉佐和子はやはり大作『複合汚染』を朝日新聞に連載しています。 読んだ記憶はないのですが、紙面に載っている『複合汚染』というタイトルがおどろおどろしい感じだったのを覚えています。 これも反響が大きく、連載が終わる前にすでに単行本として上巻が出版されたそうです。 小説が世の中のものの見方を変えるほどの影響力を持つことがあり得る、特に朝日の連載小説は今でも忘れられることのない作品を世に出していた舞台なのですが。
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まつの緑
at 2019-03-18 16:55
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「ひこばえが後半に入り」まだ続く予定と分かり、脱力。今日の記事を読み、前向きな感想を持った(後半を読むにあたり参考になった)という人はいるのでしょうか?
「おやじは死んだけれど僕の中に溶けているということ」 石井信也が陵星くんの中に溶けている、とか夏子さん言ってませんでしたっけ?だから四十九日法要に行く、とかって。 さらに「後藤さんをしっかり描くことが、この小説に現代性を与える」 えっ、後藤父さんストーリーはまだ続く? S松 ≒ 洋一郎?今日の記事を読んでいたら、途中から本小説の洋一郎の語りのように感じて、辟易しました。この方が書いているから当たり前かしら。 今日の何これ?な一言「僕の小説は、後悔や失望から始まる」やだ、やだ、そんなネガティブに満ち満ちた小説。 今日のひこばえの感想、 洋一郎は石井父の死を母に知らせていないのだから、会わせる以前の話です。神田も航太も、そこ考えて下さい。
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めぐみ
at 2019-03-18 19:18
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ご先祖から子孫への 「溶けている」にも違和感。
チョコレートじゃあるましいし 「溶け込んでいる」の方がまだ いいかな。 できれば 「受け継がれている」と言いたいです。 嫌いになったら イチイチ 気になるのが私の悪い癖。
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muichibutu
at 2019-03-18 23:41
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エッ、後半? 終盤じゃないの? ガクッ!
そうだ、鮎子さんの言われる通り「借りた金を何につぎ込んでいたのかも不明なまま」だな。元々借金癖とか浪費癖は何かにつぎ込むなどの原因があり、そこが大きな問題となるてのが常道。それともなにかな、借金癖と云う名前を張り付けたかっただけで原因なんてどうでもいい。盛んに皆さんに非難されている「ご都合主義」ってやつかな?
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hitujitonekoto at 2019-03-19 10:18
>めぐみさん
>流さん >鮎子(AT)さん >まつの緑さん >muichibutuさん コメントありがとうございます。 今月になってから、3月末で終わりか? なんて話になって、そしたらもうすぐじゃん、ちょっと緊張しようって思ってたのに、いやいやまだ回収しきれるはずないから、もうちょっとかかる。いずれししろ終盤、なんて話になって。 どっちにしろもうすぐか…と思っていましたよね。 そしたら今回作者の言葉で、後半へつづくのだ、ということ。 みなさん、一様にガックリきているようで、気持ちは一緒よ~。
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