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今から2年半前に朝日新聞朝刊での連載が終わった小説「春に散る」(作 沢木耕太郎・画 中田春彌) (この挿絵は最終話のもので、お名残惜しかったですね) このブログでもこの連載は大好評で、今でも、その秀逸な挿絵と共に思い出しますが、今回、当ブログに、興味深いコメントが寄せられました(めぐみさんありがとうございます) 面白い問いかけでして、コメント欄だけではもったいない&ちょっと長期戦で、ここらへんを論じてみたい気がするので別枠もうけてみましたが、みなさま、よかったらめぐみさんの問いへのコメント、寄せていただけますか? 答えじゃなくていいんです。 自分はこんな疑問がある。でもいい。 時がたって読み返した感想も聞いてみたいですねえ。 どうぞふるって、ここへコメントお願いします。 あ、肝心のめぐみさんの問いは以下のようなものです。 「 主人公が心臓に重篤な病を抱えていることを知っている仲間たちが 網膜剥離の若者の徹夜の看病を 一任したのは何故でしょうか? それと 土井佳菜子さんが霊能者であるという設定に もやもやが残ります。 普通の女性の方が 私はすっきり感じます。 ずっと 疑問に思っていたので どなたか お応えいただくと嬉しいです。」
by hitujitonekoto
| 2019-02-03 14:48
| 新聞小説を読む 「春に散る」
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Comments(51)
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hitujitonekoto at 2019-01-27 17:55
羊です
めぐみさん、これは面白い問いで、是非みんなとああだ、こうだ、言ってみたくなりました。 しかし、羊、すぐには読み返せない…でも、忘れず話してみたい…ってことで、こんな記事にしちゃいました。(怠惰な羊の事情かよお~) 是非是非ふるって、コメントにご応募ください。 厳正なる抽選の上、掲載します(^^) ウソウソ。全員当選です。
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hitujitonekoto at 2019-01-27 18:13
>ブルーハートさん
良かったらもう一度ここにコメントしていただいてもよろしいでしょうか。 羊がコピーしようかと思ったのですが、それも違う気がして。 ごめん、ごめん、だって青さん、反応が早いんだもん~~ (おまえが亀の呪いなんだよ、ってすみません)
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めぐみ
at 2019-01-27 19:24
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羊さん ありがとうございます。
羊さんの大切なブログに 個人的な疑問を投げかけてしまったこと。 事前に ことわりも入れず 申し訳ありません。 こうして 取り上げて頂いて 本当に嬉しいです。 「春に散る」は 連載当時 夢中になって読みました。 語り合う場も無かったために 「ひこばえ」でここに辿り着いたときに 直ぐに「春に散る」を開きましたが・・・。 主人公が春に亡くなるのは タイトルから分かっていました。 それが ニトロ不携帯という不幸な偶然とは!(涙) どうでもいいことですが 私も 星の妻(小料理屋)と同じ病気を患っています。 非結核性抗酸菌感染症です。 人に感染させないし 症状も軽微なので普通の生活を送っています。
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サリー
at 2019-01-27 22:19
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昔の「春に散る」時代の名前で登場します。
ひこばえはもう離脱して読んでいませんが、春に散るは、ここ最近で私・史上の最高の新聞小説です。 仲間達が広岡に翔吾の世話を一任したのは、二人に強い絆があると仲間達が感じでいたからではないでしょうか? 父を嫌っていた翔吾にとって、広岡は父親以上の存在でボクシングでの師匠だったと思います。 独身で、家族(兄や父)とは縁も切れている広岡にとっても翔吾は家族以上の存在だったと思います。 この緊急時に広岡と翔吾を二人にさせてやって、翔吾の優勝の余韻にも浸らせてやりたいという思いがあったように思います。 もちろん病気のことは仲間達もわかっていますが、まだ死は遠いという感じが仲間達にもあったと思います。 河原でのランニングが病気にきついことは仲間達も理解していたようですが、一夜の看病ぐらいで、死が訪れるとは思っていないでしょう。 そして、そこは病院。広岡の体に何か起こっても一番安心な場所です。自宅よりももっと安心な場所です。
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サリー
at 2019-01-27 22:19
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文字数超えのため、連投です。
佳菜子に関しては、私も霊能者であることは不自然な感じもしていました。 でも、ラストで、佳菜子が広岡に「帰らないで」と懇願します。そこは、霊能者として、広岡の身に良くないことが起こるという予感があったのでしょう。佳菜子の懇願に翔吾は「広岡さんも疲れているから、家でゆっくり休ませてあげたい」と反対します。 タイトルから、広岡が散るかもしれないことを読者は勘づいていますが、翔吾にはわかっていません。でも、佳菜子は勘づいています。佳菜子に読者と同じ立場に置きたかった気がします。 そこに佳菜子が霊能者であると都合が良かったと思います。 もしかすると、広岡の死を巡って、翔吾は自分を責め、翔吾と佳菜子の二人の関係がギクシャクするかもしれません。 また、広岡が不動産屋に家を借りに来たとき、社長は外見から、広岡が反社会的組織の一員であるように感じ、びくびくしていましたが、佳菜子は広岡がカタギの人間であると、見抜いていたようです。そこにも霊能者としての勘があったかも。 社長は、昔広岡のファンだったのに、広岡に気付かないのもちょっと不自然でしたけどね。 そして、佳菜子が広岡達と同居する理由にも、佳菜子の生い立ちが絡んできます。拉致される危険があるので、元ボクサー達と暮らすことが安心であると。 ライダー弁護士が、その確認に広岡を訪ねて来て、佳菜子の生い立ちを話しました。 佳菜子が普通の女性であれば、広岡達と同居するのはかなり不自然になると思います。 近くに住んでいるので、一緒に住む必然はないでしょう。 佳菜子が霊能者であることは、私も不自然な気もしましたが、作者なりに、これらの理由から、そうなる方が都合良いようにも思います。 男臭い話の中で、令子と佳菜子は一種の清涼剤かも。 二人がいなくても、話は成立しますが、映像化を考慮すると、花を添える意味でも、このような普通じゃない女性の存在は意味があるのかも? ひこばえの中では、サイマチの存在は逆効果ですけどね。
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めぐみ
at 2019-01-28 07:45
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サリーさん ありがとうございます。
ようやく 腑に落ちましたよ。 「翔悟と広岡の絆」 を仲間たちは思い遣った。 しかも そこは病院。 納得です。 佳菜子の広岡への不吉な予感などなども サリーさんのように考えれば これも無理なく理解出来ます。 おかげで 頭の中がスッキリしました。 好きで読んでいた小説なので 釈然としない部分が解消されて 嬉しいです。
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鮎子(AT)
at 2019-01-28 10:45
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私も欲しかったこのコーナー。
神代楡のカウンターを久々撫でているような気分です。 サリーさん、よく来てくださいました。 サリーさんのコメントに尽きている気がしますが、私もひとこと。 一問目 広岡が翔吾に付き添い、それが心臓発作による死につながったことに関して 一つは、四天王全員が翔吾の目のことで動転していたこと。 本人も4人も網膜剥離の心配はわかっていながら、試合に出ることを優先させました。 チャンピオンになる可能性がありながら逃した経験をそろって持つ4人としては、チャンピオンになるチャンスはごくまれにしかないことがわかっていたからだと思います。 それで、チャンピオンにはなったものの網膜剥離かとなった瞬間、4人は後悔や申し訳なさで余計動揺したのではないかと思います。 もう翔吾はリングには立てない。4人よりさらに早い引退。片目失明かもしれない。将来の心配など頭がいっぱいだったのでは。 二つ目は、サリーさんの言われる通り翔吾が広岡を特に慕っていたこと。 最初に脳震盪をおこしたときは、広岡は”加害者”としての自覚から付き添ったのだと思いますが、網膜剥離に近い症状を最初に見抜いたのも広岡で、検査の時も翔吾の頼みで医師の病状説明の場にも広岡が立ち会っています。 この辺りも父親代わりという関係が窺えます。 三つめは、広岡の病状の深刻さを本人を含め十分理解していなかったこと。 広岡が具合が悪くなったところを他の人は目撃していません。 しかも本人、恐怖感がないタイプで死を怖がっておらず、用心しているような様子を外には見せませんでした。 四つ目は、広岡という人物がこれまで他人から心配される必要がない人物だったこと。 練習生だったころから広岡は仲間から人格的にも一目も二目も置かれていたようです。 ボクサー引退後、ムショ暮らしや借金取りに追われる生活、ジャンキー(本になる際加筆された部分で星のことが明かされます)といった3人に比べ、ホテル経営者として成功したというのも頷けるような有能さも備えています。 まさか広岡が自分の不調に気がつかないとか、ニトロを脱いだ上着に入れたままにして忘れたなどということがあろうとは、誰も予想できなかったのではないでしょうか。
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鮎子(AT)
at 2019-01-28 11:03
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二問目 佳菜子が霊能者であるかのような設定
これは私も様々な状況から作られたもの、だと思います。 例えば、普通に育った家族や友人がいるような女性では、これほど短期間に広岡やその仲間たちと付き合うようにはならないでしょう。 70近い年齢、アメリカから40年ぶりに帰国、なかなか人と打ち解けない性格、それでいて本人は当たり前だと思っているが優しくおもいやりがあるという広岡の人となりを瞬時に見抜く。 ムショ暮らしだった藤原、借金取りに追われていた佐瀬、ジャンキーだった星たちの辛さ、寂しさを心から理解し、偏見を持たずに接する。 自分以外は男5人のチャンプの家で共同生活ができる。 かなり要求されるハードルが高く、それを不自然でないように解決する方法として作者が考えたのが”逃げ出した霊能者”ではないかと思います。 連載時のコメント『佳菜子が最後病院で広岡を引き留めるためには、彼女が逃げ出した”権威”をまとっている必要があった』、あれはサリーさんではなかったでしょうか。忘れられません。
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鮎子(AT)
at 2019-01-28 11:09
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『ひこばえ』の主人公の父親は、藤原の離婚や佐瀬の借金問題を意識して書かれているのではないかと以前にコメントしました。
『ひこばえ』主人公の『ハーヴェスト多摩』の施設長という立場も、ホテル経営者だった広岡を意識しているのかもとか、西条真知子は土井佳菜子をヒントにした?とか、四十九日に主人公の息子とサイマチが会うのは、翔吾と佳菜子を意識した、もしや A boy meets a girl. ではないだろうな、とか当たってほしくない予想がわいて困っています。外れて~。
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サリー
at 2019-01-28 13:46
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また「春に散る」を議論できて私もうれしいです。
ご挨拶が遅れましたが、めぐみさん、はじめまして。よろしくお願いします。 そういえば、引越祝いと、準備してくれた佳菜子へのお礼の席(だったと思う)で「私もチャンプの家に住みたいな」と佳菜子漏らして、佐瀬だったかに「俺たちだって、男として現役だぜ♪若い女性が住むなんて危ない危ない。」みたいなことを言われ、やんわり断られています。 このときは酒席でのたわごととしての話になってますけど。 このことから、通常は独身女性が同居することは異常なことであることがわかります。でも、佳菜子が最終的に許可されるのは、霊能者としてのオーラみたいなものを皆が感じ取ったのかもしれません。翔吾のケガで佳菜子が泊まったこともひとつのきっかけでしたけど。 最初は翔吾と知り合う前でしたが、翔吾をチャンプにするプロジェクトの一員として、佳菜子が認められたということかもしれません。 全く別の話ですが、先日ラジオを聞いていたら、フルカワユタカというミュージシャンの方(私も詳しくないですが)が、お正月にインフルで自宅待機になったときに、吉田修一さんの国宝を読んで感動したと話されていて、「おお、あの国宝!」とちょっと感慨深かったです。 若い市川染五郎さんなど、歌舞伎俳優さんが読んだら、どんな感想を持たれるのか興味あります。 「春に散る」も同じタイプの小説ですよね。「ひこばえ」は誰かを感動させるとは思えませんけど。
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めぐみ
at 2019-01-28 14:01
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鮎子(AT)さん
補足説明を頂いて さらに納得出来ました。 ありがとうございます。 広岡は バイパス手術で延命の可能性もあったのに なかなか再受診をせずに放置。 自ら死に急ぐのか? とさえ思える行動もとっていました。 仲間探しの旅や 翔悟の練習相手など。 はたまた 令子の息子に遺言状作成も頼むほどの周到さ。 近い将来 『死ぬ覚悟』で日々 暮らしていたと思えてなりません。 佳菜子が普通の女性ならば 確かに不自然ですよね。 ここは 私の読みが浅く甘かったと思います。 >もしや A boy meets a girl. ではないだろうな、とか当たってほしくない予想がわいて困っています。外れて~。 私も外れて~! と願います。 航太は好きな若者像ではありませんが サイマチとだけは関わはらないで~! です。 サイマチは とにかく嫌いです。
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ブルーハート
at 2019-01-28 14:02
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乱入!
ブルーハートです! ロスの、とあるホテルのロビー。 ソファに腰掛けて新聞を広げる英国人富豪が、 通り掛かった若きコンシェルジェに声を掛ける。 「ご覧、シヨーゴ。<東洋の名花>とは彼女の事だ」 紙面には、真っ赤なドレスでオスカーを高く掲げる 女性映画監督。 「彼女は私のフィアンセです」 「……男なら誰でもそう言うだろう」 素晴らしき「妄想魔女」サリー様がご来店なので、 (青)も「幸せな妄想」を一つ。 自らが信頼し、愛することの出来る人間を「再生」させる事で、自らもまた「再生」して行く。 そんな物語でした。 「死に場所」を生まれ故郷に求めた主人公の最期が、愛読者達に「哀切」を残しても、その主人公によって新しい人生へと踏み出した登場人物達は、物語に寄り添った人々に「幸せな余韻」を置いていってくれた。 羊女将が「懐かしい美酒」をそっとカウンターに置いてくれた様な、素敵なコーナーが出来ましたね! 颯爽と登場の美魔女に続いて、めぐみ様、鮎子様。 更に沢山の「春散るファン」が集う事でしょう。 めぐみ様のお問い掛けには、サリー様、鮎子様が素晴らしきコメントでお応えです。 羊女将は「もう一度ここに」と仰って下さったけれど、拙コメントなんて忘れちゃって下さいまし。 で、鮎子様。 航太&サイマチ、ヤな感じ(笑)ですよね! まあ、お似合いっちゃお似合いですけど(皮肉) ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-01-28 14:47
羊です。
この(当時の)小説の記事と秀逸コメントは、「エキサイト様」によって、全部消されました。 それも、二度消されました。 一度は、あんた、挿絵を無断で使用したらアカンがね~。 二度目は、要約が原作とほとんど変わっとらんがね~。 という罪状だったと思いますが、こっそりとやれてなかったのは、朝日の連載小説があまりの人気沸騰で、羊のブログが、ランキングの上位に踊り出て♪しまったためだと思われます。 今はもうほとぼりも醒めたかもしれませんので、当時の記事を、できることならソロリソロリと復活を試みてみようかと思っております。こっそり内緒でね。ルンルン
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鮎子(AT)
at 2019-01-28 15:07
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青様の映画のワンシーンのように美しく、洒落たコメントの後に書くのも気が引けますが、どうしても星の奥さん、真琴さんのことを書きたいのでお許しを。
本になった『春に散る』を読んで一番ショックだったのは星の薬の話でした。 マメではない星に奥さんがそれとなくうまく料理を教えていたのは、持病のためもし自分の身に何かあった場合に星が困らないようにとの配慮ではないかとは以前から考えていました。 本を読んで考えたのは、もし、一人になった星が自分では料理できず買い弁や外食に飽きた場合、再び薬に走ることを真琴さんは何より恐れて、料理を教えたのではないかということです。(薬のことは全くと言っていいほど知らないのですが、「ダイエットにいい」と言われてはまる女性がいるとは聞いたことがあるので。) 毎年佐瀬からのコメを受け取った時の星の反応、時折聞く思い出話で、真琴さんはかつてのボクサー仲間なら星の孤独を救ってくれるかもしれないと思ったのではないでしょうか。星が薬に走ったのは孤独な環境のせいだと真琴さんは思っていたようですから。 それで、必ずきれいな字で丁寧な礼状を出し、その礼状が佐瀬から広岡の手に渡りました。真琴さんが残した「星を助けて」という願いは叶えてくれる人に届いたわけです。 星が「(妻が)喜ぶ顔が見られればそれでよかった」とは、星が作って病院に持って行った弁当を二人で食べたこともあったのかもしれない、真琴さんはどんなに嬉しく、またどんなに星と一緒に生きていたいと思っただろうかなどと想像が広がり、涙が出そうになります。 このサロンで出会い仲間(と、勝手に思っています)に加わってくださっためぐみさん、どうかお体に気をつけて、沢山コメントを読ませてください。
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サリー
at 2019-01-28 15:15
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羊さん
たぶん、エキサイトのスタッフではなく、朝日の小説担当者からのエキサイトへのクレームが削除の大きな理由だと思います。 羊さんのブログは朝日の小説担当から、それ以来定期的にチェック入ってると思いますよ。 ひこばえも、読者には不人気ですけど、だからこそ、担当者は読者の反応が気になるのではないかと。 最近は忖度の時代なので、小説おもしろくなくても、担当者から作者へは、何も言えない状況ではないでしょうか? 作家には好きに書いて貰うしか、ないのかもしれません。 もう担当者もここまでくると、好きにやらせるしかないでしょう。 航太&サイマチ・・・ 最初、なんだか航太は既婚者だったように思えて、不倫?と思ったんですけど、航太は独身でしたね。。。 既婚者だと勘違いしたのは、美菜のサザン旦那と混同してました(^_^;) 高校教師って、学生時代に相手を見つけないと、出会いもなさそうです。 こんな嫁、夏子も苦労するだろうなあ。。。
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kase551 at 2019-01-28 21:28
こんばんは。
球磨焼酎(「のろまの亀」という銘柄です)のお湯割りを4杯目で(「後藤さん」になる危険性十分です)、サロンをのぞいたところ、『春に散る』の話題が! めぐみさん、はじめまして。問題提起、ありがとうございます。めぐみさんのおかげで、いろいろなことを思い出して 楽しませてもらっています。 ショーゴに広岡が付き添ったことについては、サリーさんと鮎子さんのご説明に全面同意です。 でも私は、広岡が「死んだ」とは解釈していません。 「エミコさん」のような人が通りかかって、ショーゴが入院している病院に搬入されたかも?などと想像して、楽しんでおります。^^ そして、カナコについては、ブルーハートさんがおっしゃるように、「霊能者」という呪縛を背負わされた「非霊能者」だと私も考えます。 うろおぼえですが、ショーゴの網膜剥離に関連して、カナコに「霊能」がないことが明らかになる場面があったような気がしますが・・・・ ブルーハートさんの、「自らが信頼し、愛することの出来る人間を『再生』させる事で、自らもまた『再生』して行く」というお言葉に、「せやせや!(関西弁で「そうだそうだ!」と言う意味)」とつぶやきながら、5杯目のお湯割りに手を伸ばしています。 「施設長」に叱られそうですね・・・ カナコは、ショーゴとオッサンたちのおかげで、 「霊能者」という呪縛から逃れて「再生」しましたが、 私が特に印象深いのは、佐瀬の「再生」です。 世界タイトルマッチで敗北し、ジム経営も失敗し、 「死んだようになっていた」佐瀬が、広岡との再会によって「再生」の道を歩きはじめ、若者(ショーゴ)を指導することによって「再生」していく過程は、いま思い出しても、 「めっちゃえぇやん!(関西弁で「すごくいいじゃない!」の意味)と楽しくなります。 酔った勢いで、「三段ジャブ」のシャドーボクシングを これからやるつもりです。 「後藤さん、いや、kaseさん、吞んでボクシングのまねごとなんて、やめなさいよ!」と「施設長」が殴りかかってきたら、広岡ばりの「クロスカウンター」で倒す所存です。
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サリー
at 2019-01-29 11:30
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kaseさん、こんにちは。
「春散る」終了直後から、kaseさんは広岡は助かるというご意見でしたね。 ほんと、この先は読者のご想像におまかせで、人により続きはそれぞれ・・・なところもこの小説の良いところですね。 私は、広岡は亡くなり、それで翔吾の人生設計が変わっていくのではないかと。 結局、佳菜子ともギクシャクして、佳菜子は渡米し、翔吾は日本に残り、自然消滅・・・になるように思ってます。 そして、翔吾の父も広岡と同年代のため、何かの病気で亡くなり、一人っ子のため、結局翔吾はジムを継ぐことに。 また翔吾は広岡の「クロスカウンター」がこのまま埋もれてしまうことを残念に思い、広岡は亡くなってもそのワザを誰かに継承することで、広岡はずっと生き続けると考えるように思ってます。 佳菜子が翔吾の目を治せなかったのは「邪念」のためではないかと思っています。 これまでは、純粋な気持ちで祈りを捧げていたので、効果があったけれど、「どうしてもこの人を助けたい」という「邪念」が働き、いつもの霊能力が発揮できなかったと解釈しています。 藤原・佐瀬・星の3人も最初は気落ちしていましたが、令子のジムにいる大塚が、自分にも翔吾同様、ボクシングを教えて欲しいとやってきて、そこから3人は立ち直っていきます。 佳菜子と翔吾は、令子と広岡みたいに、お互い好意は持っているけれど、結ばれず、年を重ねて、どこかで再会する方がおしゃれなのかも? ほんと、この春に散るは、青さんのご指摘の様に、他人を再生させることで、自分も再生するという、「めっちゃええ話」やったなあ。。。としみじみです。 なので、私は続きもちょっとビターな方がええのかもなあ。。。その方が、沢木さんらしいかもなあ。。。と考えてます。 ひこばえもなあ、、、後藤のじいさんを再生させることで、洋一郎も再生する・・・みたいな話やったら、エエ話なんですけどなあ。。。 私も大阪出身なので、関西弁がなじみます。
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めぐみ
at 2019-01-29 12:52
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羊さま 皆さま
>この(当時の)小説の記事と秀逸コメントは、「エキサイト様」によって、全部消されました。 そうだったんですか。 私 ここに辿り着いて 「ひこばえ」をひとおり読んで 「春に散る」を開いたら ものの見事に記事が無くて がっかりしました。 連載が終わったら 削除されるのが 羊さんのブログ運営なのかなぁ?とも思いました。 広岡に無理をさせた仲間たちへの疑問や佳菜子の設定も 理解できました。 こういう場があるって 素晴らしいですね。 新聞小説というささやかな楽しみが 何倍にも膨らみます。 ありがとうございました。
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ブルーハート
at 2019-01-29 17:20
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乱入!
ブルーハートです! kase様に「せやせや!」と仰って頂けるなんて 嬉しいなあ。 さあ、もう一杯いきましょう! って、完全に「後藤ちゃん」じゃん。 サリー様のコメントにあるように、 読者それぞれに解釈を委ねてくれたラストでした。 (青)は、崩れ落ちる主人公に物語の始まりのキーウエストのシーンを重ねました。 主治医に手術をしない事を伝える電話は、突然自らの中に湧き起こった望郷の念がさせた決断。 長く無い命を終えるなら、日本で、桜の下で。 そして、翔吾の病室を出て行く広岡を佳菜子が引き留めるあのシーンは、「霊能者」という設定に惑わされた読者への「種明かし」だったのかと。 特殊な生い立ちとピュアな心を持った女の子は、 「嫌な予感」や「胸騒ぎ」を敏感に感じる、普通より少しだけ繊細な女の子だったのです、と。 しかし、サリー様の「ビター」な後日談。 これもまたいい感じです! (青)のは「大甘」(笑)ですから。 鮎子様のコメントはいつも優しい。 めぐみ様、うんと暴れちゃって下さい。 暴れてんのはお前だろ!ってハナシですが。 さあ、これから「春散る仲間」どんどんご来店です!楽しみーっ!m(_ _)m
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kase551 at 2019-01-29 21:29
こんばんは。
昨夜に続いて、球磨焼酎のお湯割りを4杯飲んで、サロンにお邪魔しております。 私はブルーハートさんと同様に、「カナコ=非霊能者」という考えです。 カナコに関しては、「なんか、オッサンたちから見て、『よくできた女の子』『都合の良い女の子』のような人物造形で、正直、イヤやなぁ・・・」と感じ続けていたのですが、「霊能」に関する呪縛と、それからの「解放」という過程に、「イヤやなぁ・・・」という思いが軽減されました。 でも、サリーさんの、 (引用はじめ) 「佳菜子が翔吾の目を治せなかったのは『邪念』のためではないかと思っています。 これまでは、純粋な気持ちで祈りを捧げていたので、効果があったけれど、『どうしてもこの人を助けたい』という『邪念』が働き、いつもの霊能力が発揮できなかったと解釈しています」 (引用おわり) というコメントに、「あぁ、こういう解釈もできるんやなぁ・・・」と、 うなづいております。 「『どうしてもこの人を助けたい』という『邪念』」という表現にも感嘆!! 私の頭からは出てこない、ホンマめっちゃ味わい深い表現です。 「後藤さんの顔はパッと-音が聞こえそうなほど明るくなった」などという、 しょーむない(「しょうもない」と言う人が多いのですが、私は「しょーむない」と言いたいです)表現とは、雲泥の差ですね。もちろん、サリーさんの表現が「雲」です。
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ブルーハート
at 2019-01-30 16:51
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乱入!
ブルーハートです! この作品が、自分の中で忘れられないモノとなった 要因の一つは、馴染みのある場所が舞台となっていた事かも知れません。 駒沢通りの「御門屋」で「揚げまんじゅう」に再会する広岡。 「思い切り食え!」と佐瀬への土産にした目黒通り「小川軒」の「レイズンウィッチ」。 皆が集うテーブルを探しに回ったアンティークショップも目黒通り沿いにあります。 表参道や青山のレストラン。 令子の運転する車は、そこから中原街道へ入り、 丸子橋を渡って川崎市へ向かったのでしよう。 これら全ては自分の独断的な「ロケーションハンティング」なのかも知れませんが、前出のお菓子に関しては、どちらも中田氏は「まんま」描いてくれていました。 翔吾と広岡達が初めて出会う「焼き鳥屋」は、 中田氏行きつけの溝の口に実在するお店らしいです。 東京側の多摩川の川岸に立てば、川崎は呼べば届くような距離。連載中もそれぞれの場所に出向く度、「そうそうここなんだよね、きっと」なんて楽しんでおりました。 因みに、真田家の菩提寺は「揚げまんじゅう」から推測すると、目黒「祐天寺」のように思います。 東急線の駅名にもなっている大きなお寺さんです。 その「祐天寺」のお隣「学芸大学」の高架脇には、昔ボクシングジムも有りました。 勝手な事言ってますが、一番感動したのは、USハイウェイ1号線。広岡はフロリダからキーウェストへ洋上の高速道路を走ります。 作者自身、このオーバーシーズハイウェイを走っている時に、一人の男の物語が浮かんで来た。と、後日談で語っています。 ここは自分にとっても「世界一好きな場所」 アメリカというとてつもない大国の最南端へと続く「道」です。 その「道」と言う言葉が、この物語の一つのキーワードになっているような気がします。 さて、長くなるので、また明日m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-01-30 17:37
羊です
>サリーさん そうかあ。定期的なチェック入るかあ… まあ、あの思い出は思い出として、また新たにここで「春に散る」を語る、でいいのかもしれませんね。 >めぐみさん そうなんですよ。羊が削除したんではないんです。 記事はしょうもないんですが、コメントは大切な宝ですから、それが見られないのが本当に残念。… 当時は毎日別記事にするのではなく、つなげてメモ的な記事にしていったので、羊の感想は一言、あるいは、ない日もあったんですが、挿絵だけは毎日載せたので、マンガを読む気分で「春チル」が振り返られて、なかなか良かったんです。(と、反省のイロのない羊(^^)) >青さん、そうなんですよね。キーウエストのあの道のシーン、大好きです。(短いのに) そして、キューバの影を見ながら灯台にいた夫婦の姿は、今読むと、叶わなかった令子と広岡が重なり、なかなか示唆的でした。 >めぐみさん みんな、勝手にめぐみさんの質問から逸脱しているので、ここからはどうぞ気楽に出没してくださいね。 誰もが心待ちにしていたことが、コメント数でよくわかります。 おかげで羊も、気楽な楽しみが増えて嬉しいです \(^o^)/
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鮎子(AT)
at 2019-01-30 18:13
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青様版『ロケーションハンティング』楽しませていただきました。
去年の今頃でしたか、水道橋の近くで夜空を見上げて、『東京ドームホテル』というネオンサインに気が付きました。 総武線と白山通りの角にあるので、以前から何度となく前を通ったことはあったのに、高層のホテル(43階)でホテル名が屋上近くに書かれているので、その時まで全然気が付いていなかったのです。その横に東京ドームも見え、 「確かに東京ドームホテルは東京ドームの中にはないわ」と広岡と佳菜子の会話を思い出し、一人で笑ってしまいました。 小川軒のレーズンサンドも印象的でした。(すぐ食べ物) 単行本で加筆された箇所に出てくるのですが、宇佐見弁護士のお母さんがチャンプの家を訪ねてくるのに手土産にした『ナッツの入ったチョコレートケーキ』というのは、赤坂のトップスのチョコレートケーキだと私は独り決めしているのですが、いかがでしょうか。 私は小学校に上がるまで川崎、小2から中2まで世田谷に住んでいました。 幼稚園の園歌では「多摩川の土手にパッと咲いた」と歌い、通った2つの小学校の校歌にはそれぞれ「多摩の川風こずえを渡り」だの「多摩の流れのそば近く」だのという歌詞がありました。 もう40年以上遠ざかっている場所なのですが、かえって私の思い出の場所が広岡の思い出の場所でもあると勝手に解釈して、一緒に懐かしんでいる気分でした。 真拳ジムはそうすると東横線の学芸大学あたりというのが青様説? 広岡が佐瀬を訪ねていくときに中央線に乗って東京駅に行っています。京急沿線だったら品川から山手線を使って東京駅に行くのが近いと思うので、東急東横線、田園都市線、目黒線沿線かとの見当までは付けたのですが。
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ブルーハート
at 2019-01-31 15:38
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乱入!
ブルーハートです! 「道」はこの作品の重要なモチーフなのではないかと思います。 オーバーシーズハイウェイから始まったストーリーが、満開の桜の下の道へ至るまでの、主人公とその仲間達が歩む「道」 沢木耕太郎氏が「移動すること」をライフワークとする作家であるとしたら、「人生」が一本の長い道であり、様々な困難の中を、人を思い、人から想われ、目指す「場所」へと歩き続ける事が「生きる」という事なのだと読者に伝えてくれているのでしょう。 大国の最南端に立つ男は、 アメリカでの人生に自らピリオドを打ったのかと。 その先に見えたものが「生まれた場所」であり「共に闘った仲間」だったのです。 中田氏の描く日本人離れしたプロポーションの人物達は、未だ映画化されずにいるこの作品が、ハリウッド映画として蘇る夢を見せてくれます。 連載中からコメンテーターの皆様が素晴らしいキャスティングをお考えで、最終回の羊女将の写真入りキャスティングも最高でした。 ので、(青)のハリウッド版は戯れ言としてご覧下さいませ。 翔吾 ヘイデン・クリステンセン 佳菜子 ナタリー・ポートマン (まんま、スターウォーズです(笑)) 佐瀬 ジャック・ブラック 藤原 ブルース・ウィリス(痩せている時の) 星 ミッキー・ローク(但し、30代中迄の) 年齢は全く考慮しておりません。念の為。 で、主人公の広岡ですが、 日本版は作者が「当て書き」したと言う 故 高倉健さんに決まりですが、 ブーイング承知で申し上げれば、 ジョージ・クルーニーかな? 内面的には正反対のチャラ親父キャラですが、佇まいはよく似ているのです。 もう一人、リーアム・ニーソンも良いです。 こちらは内面も近い感じですかね。 で、令子は(青)の大好きな シャーロット・ランプリング。 最新作は完全なる「おばあちゃん」ですが、 遠目に見るとまだまだ「愛の嵐」です!(笑) 鮎子様のトップスのチョコレートケーキ、 大正解かと。 その昔、赤坂TBSの地下にあった「トップス&サクソン」には、「うるさい」人達が集っておりましたので、沢木さんの好物なのかも知れませんね! って、毎度長尺のコメントで ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-01-31 21:10
羊です
わあ、いいですねえ。 毎日ここを読む楽しみが… 青さん、ハリウッド映画にしてる~(^O^) ええです。 ジョージ・クルーニー! かっこいい! 良すぎて困る~~! って、あれです。 今、佳菜子と仁さんがイチゴショートを食べる場面を読んでるんですが、佳菜子がちゃんとフォークまで用意しているところもいいし、仁さんがコーヒーいれようか、っていうのもいい。何より「椅子が二つで正解でしたね」って佳菜子ちゃんがもう可愛い~~~。 大好きな場面なんですよ。 ここで羊は気がつきました。翔吾と佳菜子カップルに気持ちが乗らなかったのは、オッサン+佳菜子が良すぎるんです。
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サリー
at 2019-01-31 23:32
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羊さん
そうそう、翔吾が現れるまでは、佳菜子と仁一は良い感じでしたよね。 もちろん年の差が40歳ぐらいはあるので、親子以上の年の差なんですけど、諸々のお礼に広岡が佳菜子を食事に誘い、佳菜子は「映画が見たい」とリクエストして、ちょっとデート気分でしたよね。 おそらく、佳菜子はこれまでの人生で恋人もいなかったでしょう。 なので、年の差はあったけど、広岡とはちょっと恋人気分みたいなところもあったかも。 なんだかそういう面も考慮して、広岡が亡くなった後は、翔吾と佳菜子はギクシャクして別れそうに思うんです。 翔吾は佳菜子のことが好きですけど、佳菜子の本心はどうなんだろう?という気もします。
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hitujitonekoto at 2019-02-01 22:28
羊です
>サリーさん 広岡が亡くなった後は、翔吾と佳菜子は別れそう…っていうのは、なかなか切なくて、小説に深みが増す気がします。佳菜子の本心は、本当にわからない… 翔吾も、まだたくさん傷ついて、苦労してもいい。若いのだから… そして物語がまだまだ続いてほしい。
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めぐみ
at 2019-02-01 23:43
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私も 広岡と佳菜子の相思相愛説を支持します。
と言うか そう思い込んでいました。 「私と翔悟くんとは ボーイフレンドみたいな軽いノリで 慕っているのは広岡小父さまよ♡」 と言いそうな気がします。 年配の男性と若い女性の恋愛に心ときめくなんて変態(?)かな。
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hitujitonekoto at 2019-02-02 12:41
羊です
めぐみさん、 >年配の男性と若い女性の恋愛に心ときめく… ああ、そうだわ。 こういう風に率直に書けば良かったんだわあ。 要はそういうことです(^^) 小説では、広岡がうまいことやらずに(笑)、佳菜子も押しかけず、そっと伏せてるところがまたいいんですよねえ。 若い頃の令子の立場だと、広岡の押しのなさは、心がネジネジ痛みますが、逆に広岡と佳菜子の場合は、それがいい。 はい、変態クラブ加入します!
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kase551 at 2019-02-02 17:28
こんにちは。
今日、予定していた仕事が午前で終わったので、5時からハイボールを飲みはじめて、 サロンにお邪魔しています。 広岡とカナコの関係は、「恋愛」とはちょっと違うような気がします。 カナコの気持ちはよくわかりませんが、広岡はカナコを、 「可愛い姪っ子」のように思っていたような気がします。 広岡が「お嬢さん(令子)」と再会していなければ、 もしかしたら、広岡・カナコカップルが成立していたかも知れませんが、 「お嬢さん」と再会した、「何かと気を配るえぇかっこしぃのオッサン(広岡)」 がカナコに思いを寄せることは、まず、「ありえない」でしょう。 いま、令子について考えながら、中田春彌の画が頭に浮かんできました。 いやぁ、中田さんの画は、ホンマによろしおました。
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サリー
at 2019-02-02 22:29
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広岡は、「恋愛恐怖症」みたいなところがありますね。
きっとアメリカでも金髪女性にモテたけど、本人は恋愛に臆病。 母親のことも引きずってるのかもしれません。 年配男性と若い女性の淡い恋物語・・・というのに、昔あったドラマ「じんべえ」というのがあります。原作は漫画のようです。 松たか子と田村正和が、血のつながらない父と娘で、これがお互い親子以上の情があるというお話です。 これも、草なぎ剛が松たか子と付き合うことになるけど、松たか子は父親のことばかり話す・・・みたいな感じでした。 義理の父親も高島礼子と付き合うことになるけど、結局義理の娘の松たか子にはかなわないと高島礼子が気付いてこちらも破局で、松たか子は実父が現れ、実父と暮らすようになりますが、ラストは結局、慕っているの田村正和の元へ戻ったように思います。 佳菜子は幼い頃に父親と別れていたように思うので(死別?)ファザコンのところもあるかもしれません。 kaseさん、女性は結局「ええかっこしい」が良いのかもしれませんよ。スマートにエスコートする男性は、似合っていれば(ここが重要)、女性ウケは良いです。 そういえば、高倉健さん主演の野生の証明も、薬師丸ひろ子とは実の親子ではないですよね。
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めぐみ
at 2019-02-02 22:39
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kaseさん
うちも 日本酒で家呑みですよ。 佳菜子の立場で 淡い恋愛感情が存在したと思っていました。 広岡にとっての永遠のマドンナ・令子は絶対でしょう。 「ひこばえ」と違って「春に散る」の挿絵は写実的でしたね。 広岡に至っては 青さんが仰るようにモデルは高倉健以外に考えられないほどでした。
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サリー
at 2019-02-03 14:01
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めぐみさん
私も昨夜は、東京駅でなぜか薩摩直送魚介の居酒屋で日本酒飲んでましたよ。 日本酒は佐賀県のものが中心でした。 家には、秋田の新政、新潟の〆張などが今あります。 春散るの挿絵は、ほんと良かったです。 それぞれの人物のイメージが良く表現されていました。 国宝の顔無し挿絵はそれはそれで良かったですけどね。 ひこばえのメルヘンチックな挿絵は、ちょっと場違いな感じですね。 童話には良いと思うけれど。
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ブルーハート
at 2019-02-03 14:40
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乱入!
ブルーハートです! kase様の「オッサン&カナコ有り得ない」説に(青)も激しく同意! 確かに、ほんのりと「恋」の感情が流れてはいたかも知れませんが。 この物語が「再生」をテーマとしているのでは?と、前にコメントさせて頂きましたが、同時に「希望」と「安堵」も読者に残してくれたような気がします。 そしてもう一つ「救い」 令子の息子である若き弁護士に、自分の財産の管理を全て任せる広岡に、読者は「救い」を感じたと思います。 それは、人生の殆どの時期を一緒に過ごす事無く終わろうとしている、相思相愛の初老の男女にもたらされた素晴らしい出来事だったように思うのです。 食事の席で、かつての「恋人」にちょっと拗ねてみせる母親を、笑いながら嗜める若き弁護士は、その父親もまた素晴らしい男性であった事を思わせて、 ここ、大好きな場面の一つです。 佳菜子と広岡に関しては、サリー様コメントにある「野生の証明」の設定がちょっと似ていて、作者の高倉健さんへのオマージュのような気もします。 で、最初に見た男性が「恋」の対象になるのなら、 何で俺じゃないの?by宇佐見弁護士(笑) ライダー弁護士、好きなキャラクターです! 「春散る」は「尽き」ませんね! ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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hitujitonekoto at 2019-02-03 14:54
羊です
>食事の席で、かつての「恋人」にちょっと拗ねてみせる母親を、笑いながら嗜める若き弁護士は、その父親もまた素晴らしい男性であった事を思わせて、 ここ、大好きな場面の一つです お~。このコメントを参考に、この場面に行きつくのを楽しみに読んでいこう。 ちなみに昨夜、羊は「春チル」握りながら寝落ちして、今朝見たら、1頁ページも進んでいませんでした。
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ブルーハート
at 2019-02-03 15:50
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おーっと!羊姉さんの「ブッフェスタイル読書」に真骨頂「寝落ち!」登場です。
てか、(青)もしょっちゅう「寝落ち」してますので、本日コメントに上げた「お気に入り場面」も もしかして「夢」かもですね。 何しろ、思い込みが激しいので、「そんな場面あった?」と、友人に問われること度々です(笑) ちゃんと読めよーっ!って、ハナシですが…。 ところで、姉さん。 サリンジャーは読了なさいましたでしょうか(笑)
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kase551 at 2019-02-03 21:09
こんばんは。
サリーさん、「野生の証明」、なつかしいです。原作も映画もあまり好きな作品ではありませんが、映画の主題歌「戦士の休息」(町田義人)は大好きです。 ♪この世を去る時きっと、その名前呼ぶだろう♪ 「春に散る」のラストで、もしもあのまま広岡が絶命していたなら、「令子さん」とつぶやいて「散った」のではないかと、勝手に想像しております。 めぐみさん、拙宅における日本酒の「定番」は、京都の「玉乃光」です。バランスがよくて愛飲しています。 でも、サリーさんに刺激されて、ひさしぶりに〆張鶴を飲みたくなり、さきほどネット注文しました。
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めぐみ
at 2019-02-03 21:31
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kaseさん
「玉乃光」 今度 試してみるように言ってみます。 うちの定番は 何でしょうか。 佐賀県がルーツのせいか 味が好みなのか 佐賀県酒が多いかもしれません。 日本酒は 長男任せで 注がれたものをありがたくいただくだけです。 日が経つと味が変わるらしく 四合瓶しか買わないようです 夫は 日本酒の甘さが苦手で とりあえずビールの後は薩摩の芋焼酎専門です。 私は ナマコを食べると条件反射で日本酒を飲みたくなります。 適量は心得ていますよ。 お酒で具合が悪くなるのは イヤですから・・・ね。(笑)
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サリー
at 2019-02-03 21:33
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広岡が最後に呼ぶ名前・・・「令子さん」と呼ぶのでしょうか?
それとも、ここでもまだ「お嬢さん」と呼ぶのでしょうか? 今まで、広岡は一度も、令子のことを名前で呼んだことが無かったようですね。 「令子さん」とも呼んだことはなさそうです。 令子が初老になってしまっても「お嬢さん」と呼んでいましたねえ。 最後に、初めて「令子さん」と呼ぶのかもしれませんね。 ひょっとして、最後に「令子」と呼び捨てかも? kaseさん 〆張鶴は、先日新潟県の村上市まで行ってきて、宮尾酒造に立ち寄り、季節限定の「搾りたて生」(要冷蔵)を買って来ました。 宮尾酒造も、本店はほんとに小さいところで商売気も駐車場もなく、店先に駐めてなんです。 他に、同じ村上市の大洋盛の紫雲というのも、村上市内にしか売っていなくて、これも希少価値あります。
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サリー
at 2019-02-03 21:39
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めぐみさん
昨日は佐賀県のお酒 「七田」「鍋島」「花の香」を頼みました。 一合ずつ頼んで、2人で分けたので、呑んだのは1合半ほどでしょうか?
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鮎子(AT)
at 2019-02-04 09:50
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宴たけなわという感じの中、下戸の私もちょっと混ぜていただこうかと。
広岡は、ふさわしい相手ほど強く抑制が働くようで近づかない気がします。「資格がない」と言い張っていますよね。 母親が彼を生んで亡くなり、父に冷たくされたことが関係しているのかもしれませんが。 佳菜子なら食事に誘えるのも、40以上歳の差があって、万が一にも男女として付き合うことにはならないという”安心感”があった、つまり”対象外”だったからではないかと思います。 その点、ほんと若いころの令子は気の毒。広岡は好意を示しながらも何も確かなことを言わないでアメリカに行ってしまうし、令子が思い切ってハワイを訪ねてみれば何も自分には知らせないまま広岡は東海岸に行ってしまったというし。 再会した後「私も昔デートに誘ってほしかった」と口に出せたのはむしろ吹っ切れていたからで、昔はずいぶん悶々としていたのでは。 遺言状の作成を令子の息子の公平に頼む場面。 公平も祖父、母の心境もよくわかっていていい対応をしていました。 星のモデルがミッキー・ロークとの青様情報。 私は何も知りませんでしたが、本を読むだけで、星のイメージは日本人離れしていると感じていたので納得です。『長めの前髪が汗で額にはりつくのがセクシー』という描写の妙でしょうか。 以前日本人が演じるなら星には草刈正雄を推したのは、60代でハーフというのが理由です。ついでに星と同じサウスポーなのも都合がいいかもしれない、と。 でも、広岡=高倉健はどうにも実現不可能で、他の誰が演じても違う気がしますし、若い2人は日本人よりアメリカ人の俳優の方がしっくりきます。 いっそハリウッド、いきますか。
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hitujitonekoto at 2019-02-04 11:22
羊です
kase551さんとめぐみさん、サリーさん、ブルーさんが会話している昨今に、羊、感無量です。 さて、昨日は、寝落ちもせず、快調に読書は進み、サセケンと仁が温泉につかっていました。 思えば、温泉が苦手だった羊は、この場面の、災害大国日本とその最大の恩恵こそ温泉、の作者の言葉にショックを受けて、以来温泉大好きに変貌を遂げることができたのです。地震が怖いなら、温泉つかっておかなきゃ損じゃん! という貧乏根性です。 >ところで、姉さん。 サリンジャーは読了なさいましたでしょうか(笑) 羊 (笑)
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鮎子(AT)
at 2019-02-04 12:20
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翔吾と佳菜子については、確かに二人が一緒になってめでたし、ではつまらないかもしれません。
でも、私は、翔吾が広岡の持っていたホテルに就職しようとして、「広岡さんが生前OKしていたならOK」と言われて、初めて広岡がホテルのオーナーだったことを知ってびっくりするというシーンを見たいと思っていました。 青様の、フィアンセである佳菜子のカンヌ受賞のニュースが載った新聞を英国人富豪に見せられるシーンも是非見たいし。 そうだ、婚約しても結婚するとは限らないし、両方いけるかも。 でもkaseさんの、『広岡はあそこで死んだわけではない』との両立は難しいか…。
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サリー
at 2019-02-04 12:35
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羊さん
温泉嫌いの羊さんを温泉好きに変えてしまう、「春散る」の影響力はスゴイですね。 私も、以前は旅行の一環としての温泉だったのが、今では月に何度か「日帰り温泉」に行くほどの温泉好きです。 私の場合は、血行が良くなり体も温まるという効能に気付いて・・・で、春散るが始まる前からの温泉好きです。 連載が終わってもこうやって語ることのできる「春散る」という作品の偉大さを感じています。 読者にいろいろ考えさせる隙間が程よく散りばめられていると感じます。 それにひきかえ「ひこばえ」は、作者の狭い了見を読者に押しつけていて、読者に考える余裕を全く与えていませんね。 どなたかの以前のコメントに「想像の翼を広げる」とありました。これは小説の中では重要なことかもしれませんね。 広岡と佳菜子は、おそらく男女の仲にはならないとは思うのですが、淡い佳菜子の片思いみたいな感じでしょうかね。 それは佳菜子の中での父親像だったのかもしれないですし、佳菜子にとってのあこがれの男性は広岡であり、いつか翔吾が広岡みたいな紳士になると信じて、翔吾と付き合っていたのかもしれませんね。 翔吾のことはもちろん嫌いじゃないと思うんですけど、まだ小説のラストの段階では佳菜子の中ではそれほど恋の炎は燃え上がっていなかったのでは。。。と思います。 なので、広岡が亡くなったとすれば、その炎が消えてしまうかもしれないと感じました。 私の勝手な想像の翼です。 正解はないですし、正解がわからないからこそ、楽しいですね。
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サリー
at 2019-02-04 15:05
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鮎子さん
私は、この先「春散るー翔吾編」では、翔吾が少し苦労する話が良いかと思っているんです。 もし、翔吾がホテルの仕事を就くにしても、広岡の地位を知るのは、翔吾が成功してから・・・の方が、面白みがあるかと。 翔吾は英語も出来ないので、まずはそこからのスタートで、ホテルに就職しても、最初は裏方の仕事しかできないと思います。可能なのは、掃除や皿洗いでしょう。 フロントの仕事は、それなりの英語力が必要ですし。 それと、翔吾には広岡のコネは使わず、自力でのし上がって欲しいんです。 日本で大学に入って、経営学を学び、アメリカでMBAを取得してから、アメリカのホテルに就職するとか。 翔吾が自分のホテルを作って、成功して、50歳ぐらいでホテルのパーティーで、同業の90歳ぐらいの男性から「お前を見てると、友人のJINを思い出すよ」と言われ、「JINってもしかして、JINICHI HIROOKAですか?」と聞くと「そうだ、アイツのことを知ってるのか?」「はい、昔ボクシングの師匠でした。彼のおかげでチャンピオンになれたんです」「そうか・・・JINは、俺のホテルの元オーナーだったんだよ。そういえば、昔ボクシングをやっていたと聞いたことがある」「えっ?広岡さんが、そちらのホテルのオーナーだったんですか?ホテルの仕事をやっていたとは聞いていたんですけど、それは知らなかったです」「ホテルのオーナーなのに、そんなことも知らなかったのか?でも仕方ないな。お前がアメリカに来る前のことだし」 なーんて、会話で、翔吾は自身が成功してから広岡のことを知って欲しい気がします。 佳菜子とも、一度は別れるけれど、アメリカでばったり再会し、そこからまた付き合い始める方が洒落てるし、その方が二人の距離も縮まりそう。お互いに30代半ばぐらいで再会がよいかなあ。 あー、私自身の性格がひねくれているからか(笑)、翔吾はすんなりと成功を手にするのではなく、一度挫折してから、這い上がって欲しい気がしますし、翔吾の話で、沢木さんもう一冊書いて欲しいくらいです。
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サリー
at 2019-02-04 15:06
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文字数制限で続き。
私は、翔吾には、ジムを継いで、藤原の孫(たぶんいるでしょう)にボクシングを教えて、クロスカウンターをずっと継承して欲しいという気持ちもあります。 「俺の祖父(じい)さんが、昔ボクシングやってたらしいんだ。俺にボクシングを教えてくれないか」なんてね。 その後、その孫を連れて、アメリカに行き(←ここは何らかの理由で)、佳菜子と再会し、広岡のことを知る。。。もよいかな。 一人で、妄想に耽ってすみません。
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ブルーハート
at 2019-02-04 17:12
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乱入!
ブルーハートです! さすが、「美魔女の妄想列車!」 妄想の域を出で、素晴らしきストーリーを構築しています。 (青)はハッピーエンドが好きなので、「甘い」ですね! 鉄男達に見送られて、侘しく消えゆく「青列車-ブルートレイン-」みたいな? サリー様の「春に散る-翔吾編」 沢木氏に実現して欲しいです! そう言いながら、ハリウッドにこだわる(青)のキャスティング。 真田会長は、ぜひ英国俳優に演じて欲しいのよ。 アレック・ギネス リチャード・アッテンボロー辺りがお似合い。 アメリカ俳優だったら、 ゲイリー・クーパー ウイリアム・ホールデンなんてのも良いです。 ただ、問題は全員が故人という事です。 今の俳優には、そこまでの「紳士」がいないという事ですね! それと、翔吾を巡るボクサー達の中に、 日本人俳優がいると良いです。 浅野忠信さんなんか絶対出で欲しい。 ハリウッド「行っちゃいましよー!」鮎子様! 楽しいですね!m(_ _)m
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kase551 at 2019-02-04 20:40
こんばんは。
めぐみさんの「ナマコ」に刺激されて、今日はホヤを肴に「玉乃光」を楽しんでおります。 サリーさんがおっしゃる通り、広岡は令子をずっと「お嬢さん」と呼び続けてるんですよね。「ふさわしい相手ほど強く抑制が働くようで」という鮎子さんのご指摘にも、全面同意です。「好き」ってゆーたらえーのに、ホンマもどかしい・・・・ 『春に散る』の連載中、「このエェかっこしぃのおっさん、どこまでガチガチやねん?」と思っていましたので、サリーさんが述べられた「最後に『令子』と呼び捨て」で絶命するのも、味わい深いなぁと思います。 「大洋盛の紫雲」は、初めて知りました。 お教えくださり、ありがとうございます。 ネット検索して、さっそく純米吟醸を注文しました。届くのが楽しみです。^^ また、「春散るー翔吾編」も、よろしおますなぁ・・・ 広岡と同様に、ショーゴもどんな仕事をしても、「一流の仕事ができるようになれる」人間だと思いますので、楽しみです。 でも、ショーゴが主人公なら、「春に散る」ではなく、さまざまな試練・挫折を経たのちに花開くという意味で、「冬に咲く・翔吾」というタイトルがえぇんとちゃうかなぁ?と、勝手に考えております。
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鮎子(AT)
at 2019-02-05 10:03
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『春に散る』の登場人物は本当に読者に色々考えさせ、楽しませてくれます。
私は専ら書かれなかった藤原・佐瀬・星のこれまでのことで勝手に空想を膨らませていましたが、翔吾のことは先が長くて空想・妄想のしがいがありますよね。 20歳そこそこで世界チャンピオンになり、直後に引退するというのは、スポーツの世界ではありえないことではないのでしょう。が、一般人ならこれから将来どうするかという問題に初めて直面する時期に、もうエベレスト、いやチョモランマ?を征服し、その先別の道を考え出すというのはどんな心境なんでしょう。 精神的には大人?それとも専門外のことには疎いから子供の部分もある? でも、何といっても若いですからね(と、昔若かった人は言う)。
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サリー
at 2019-02-05 16:08
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kaseさん
「冬に咲くー翔吾」・・・よろしおすなあ。。。 私も「春散るー翔吾編」には、ちょっと違和感あったんですわ。 翔吾という名前なので、「夏に翔ける」も良いかも。 夏空に向かって羽ばたいていく感じです。 翔吾ってどこかサイダー(飲み物の)みたいなイメージあります。 広岡は「ええかっこしい」に見えて、実は健さん同様「不器用ですから」な人間なのかも? 不器用故、それがハタからみれば「ええかっこしい」に見えたり? ただ、ホテルマンだったため、スマートな身のこなしは、身についているのでしょう。 身なりも、清潔感あふれる感じにしなければなりませんし。 お酒で地域限定酒には、他に柏崎の原酒造の「越の誉 銀の翼」というのがあります。ツウの間では「ギンツバ」と呼ばれています。柏崎市内限定販売のお酒です。 ここも酒彩館という酒蔵併設のお店(柏崎駅前)まで買いに行ったことありました。 私は「越の誉」が結構好きなお酒でした。 これも機会があれば、是非。 鮎子さん 翔吾は、ほんと広岡達4人と違って、チャンピオンになれた人間なので、この4人とは違った人生歩みそうですね。 でも、この4人もいろいろな人生を歩んだからこそ、60を超えても、なお友情が続いていそうな気がします。挫折があってこそ、友人のありがたみがわかるのかも。 逆に翔吾には、友人はいないですよね。 以前つるんでいた友人は、真の友人とは呼べないですし。 今後、大塚が翔吾にとっては友人候補かもしれません。 翔吾もこれまでにボクシングでの友人がいれば、ボクシングをやめることもなかったと思うのですが、それがあってこそ、広岡達に出会って、ボクシングに目覚めたので、友人がいないことが良かったのですけどね。
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kase551 at 2019-02-05 21:36
こんばんは。
サリーさんのおっしゃるように、広岡は「不器用ですから」な人間のような気がします。そして、自制心がとても強い。 「このエェかっこしぃのおっさん」という私の表現は、「このおっさん、カッコえぇしぃ」という、憧れの気持ちに裏打ちされたものなんですよね。 でも、広岡と酒を飲みたいという気持ちにはなれません。一緒に飲んでみたい相手と酒の種類は、1位:佐瀬と日本酒を、2位:藤原とウイスキーを、3位:星とテキーラかラムを、4位:不動産屋の社長と焼酎を です。 「越の誉」は好きな酒ですが、「銀の翼」は初めて知りました。またまたえぇ情報を、ありがとうございます!
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