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169話 作 重松清 画 川上和生
【羊の要約】 もちろんお金はだいじだけれど、一番大事なのは、石井の気持ちなのだ、と西条さんがまくしたてる。その剣幕には航太は圧倒され、美菜とならウマが合うだろうか。父が死ぬ二週間前に、こんな若い人言葉を交わしていたのだ、と思うと頬がゆるむ。とりあえず線香をあげに来てもらおう、と私は西条さんに告げていた。 【羊のひとこと】
by hitujitonekoto
| 2018-11-22 11:30
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
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Comments(9)
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muichibutu
at 2018-11-22 11:42
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停留所に待つ客も乗せないでガラガラのバスはのろのろと勝手に走ってます。私も取敢えず停留所にいましたが、乗る気にもならなんだけどね。ちったあ感情移入できるところがないと乗る気にならんもんな。
実は私、現在、新聞小説4件読んでいます。「ひこばえ」以外はとても面白いです。たっぷり感情移入しながらね。例えばね、可愛らしい女の子がいるんですがね、ゆえあって不幸なんです。よし、ワイが貰って孫にして可愛がったろかなんて、ほんとバカだよねぇ。
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鮎子(AT)
at 2018-11-22 13:11
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人に詰め寄る。
涙ぐむ。 支離滅裂なことをわめく。 主人公が西条さんに親近感を抱いたことだけは、わかります。 子供たちと年齢が近いとか言っていますが、主人公自身が娘から「お父さんはいつもバタバタ騒々しい」と言われていたようなので、多分主人公本人と似ているのでしょう。(気の合う同士勝手にやってくれ、くらいの感じ) ただ、この後にトドメの一言。 「わたし、自分の家族で亡くなった人、まだ誰もいないんです。だから、石井さんがこんなことになったのがショックで…云々」 阿保か~! 多分、西条さんの言う家族とは、両親きょうだい双方の祖父母くらいの範囲でしょう。皆さんご健勝なのは結構なことですが。 石井老人と西条さんは自分史の出版相談会で一度、30分くらい?話しただけ。担当と言ったって、契約もしていない。 石井老人と家族の間に位置する人は沢山いるはずです。親類縁者、友人・かつての同級生・同僚とその関係者、ご近所の知り合い、学校の先生など、顔見知りで言葉を交わしたことのある人やまたそれ以上に親しい人が誰も亡くなっていない? まさか。 そんな言葉にまた主人公が、”素直”に頷くという、信じられない記述が。 まだ、「自分史の契約してくれる、自分にとっては初めてのお客さんになるかもしれない人だったんです」の方があり得る気がします。(でも、頼みたくない。こんな人が書いて、120万払うのは嫌。自分史を残したくなったら自分で書きます。) 挙句、保管料も払っていないお寺に2人も人を連れてのこのことと出かける? すごい神経。あり得ません。 私にも夢中になって、青様のお言葉を拝借させていただくと『ひれ伏して』読んだ本は沢山ありますし、今回もそうしたい。 だけど無理です。
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ブルーハート
at 2018-11-22 13:31
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乱入!
ブルーハートです! 「攻撃は最大の防御なり」とは 孫子の兵法にも有る「闘いの極意」ですが、 「ひこばえ」の女性陣はおしなべて「攻撃性」が高い。 宏子姉ちゃんから、妻&娘、そして「超うざい!サイマチ」(うさぎ魔女様)まで、己の弱さや脆さを防御するかのように、主人公に対して常に「攻撃」を仕掛けるのです。 この、一見茫洋とした穏やかな男(洋一郎)は 彼女達にとって「脅威」なんですかね? 確かにある意味「怖い」わな こういうタイプ。 ただ、前回の「国宝」で 芯の強さゆえ、優しげに、たおやかに、したたかに 主人公を取り巻いた女達を見てきた読者としては、 なんか、ヤだなぁ「ひこばえ」女性陣。 「いやいや、今の時代の<リアル>としては、 女性は強く描かなくては」by S松 それってちょっと違うんでないの? 洋一郎×サイマチ=好きになれないタイプ(鮎子様) 右に同じです! なんて、ガラガラのバスを見送る無一物様とご一緒に、(青)もバス停で途方にくれます。(笑) 昼飯喰ってたら、傘を差した人が通り過ぎました。 晩秋の雨も風情あり…いけね、傘持って来なかった! ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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まつの緑
at 2018-11-22 15:26
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保管料も、もしかしたら葬儀のお布施さて払っていない寺に神田さんと西条真知子を案内する。こうして周囲からジワジワと洋一郎包囲網が張られる。
神田 : おめぇ、遺骨はどうする気なんだよ。 洋一郎 : (ムニャムニャ) 神田: ばっきゃろう。このままか。ノブさんがかわいそうじゃねえか。 住職 : (ニンマリ) このまま神田の運転するデコトラに乗り、信也の失われた40年?を探す旅に出発する真知子であった。 こうなったら、トラック野郎と編集姉ちゃんのロードムービーにシフトしてもいいんですよ。 電話帳に西条真知子で登録があったと分かり、「でしょ、でしょ」と真知子が言ったあたりから、洋一郎の口調がくだけた言い方に変わりました。相手は我が子と同世代とはいえ、親しい間柄ではないのに。キチンとした言葉で話したらいかがですか。我が子と気が合いそうか、とか考えますか?そのうち航太の嫁にとか思ったりして。
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うさぎ魔女
at 2018-11-22 18:30
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青さん、まつの綠さんが書かれているロードムービー・・・
それって、まるで「流星ワゴン}じゃないですか!? あれも、故郷は広島で、若き父はとんでもない野郎だったんですよね。 亡くなって早々、線香上げにお寺に行くって、異様です。 本来は、遺骨は家にあり、家の祭壇の遺骨・遺影に向かって、お線香あげるべき・・・ですよね。 カンダ:「おいおい、ノブさん、なんでこんなところでひとりぼっちななんだい?おい、てめえ、家もねえのか?家に連れて帰ってやれよ。それが、息子の情ってもんだろう?」 カンダ辺りは、線香あげに来て、寺にお布施置いていくかもしれません。そこで、手ぶらの洋一郎は肩身が狭いかも? サイマチも、自分史担当だったら、担当した方が亡くなるなどあるはず? そして、ライターであれば、もっと冷静でいなければならないのでは? 90代で自分史作る人がいるとか言ってたので、そういう方は完成後に亡くなってたりあるでしょう。 ほんとに、この小説って、全く感情移入ができませんねえ。
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うさぎ魔女
at 2018-11-22 19:12
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サイマチもさあ、ライターなんて職業は世間知らずじゃやっていけねえんだから(カンダがうつった)、高齢者の一人や二人なくなったって、そんなにショック受けるとかおかしいです。
親しい先輩とか、近所のおじいちゃんとか、そういう親密さのある人が亡くなるって、ショックですけど、知り合って1ヶ月ぐらいで、その人のこと何も知らないのに、ショックって、どういう神経? 「自分史契約していて、50代以降の話はいろいろ伺って、そちらの方はもう書いていたんです。なので、お宅に資料なかったんですね。 でも、若い頃のことは何も聞いていなくて、これからだったんです。。。 神田さんのことも聞いていて、これからお会いする予定だったんです。。。 なので、最後まで作らせてください」 って方が、相当説得力ありますよ。 GW開けにお会いする予定で、まだお約束はしていなかったんですけど、連絡がなかったので。。。ぐらいの方が良かったのにねえ。
父は家族と別れた後の半世紀近く、トラック運転手などぼちぼちの仕事の食いつなぎで、仕事で当てた時があったとか、競馬で大穴を当てたとかそんなドラマチックなことはなかったようです。
しかし、この人にも小さな運が残っていたのか、久子大家さんの献身的な世話、僧侶も世間によくある生臭坊主とは段違いにできたお坊様でした。 泣いてくれる20年来の付き合いのトラック仲間、そして目の前の2・3回の出会いのライターも、仕事がらみとはいえ真剣に父の死にショックを受けています。 父は家族には捨てられたけれど、世間では付き合えば捨ててはおけないものを持っているようです。 というか、作者はどうしてもこのお父さんを悪く書きたくないのか、強い女の勢力図の中でうずもれて役割を発揮できなかった男(あれ?洋一郎とごちゃごちゃになっちゃったかな)を感じてしまいます。 言ってみれば、妻も夫を守れなかった似た者同士の二人、もう少し踏ん張って石井父を再生させなくてはいけなかった・・・かもしれません。 宏子がこんなに父のことを毛嫌いし汚い言葉で悪く言うのも、泣いてばかりの母親が植え付けたものであると母親の生き方に同情できないというか唾棄で、泣く女はある意味最強だから。 ともあれ83歳まで、家庭料理を食べることもなく体が強かったのかよく長生きしたものです。 息子の目と鼻の先までたどり着いていたのですが、少し前に家族について「いると思うんだ・・・」と言ったことからすると、偶然だったのでしょうか? 哀れを誘います. 神田さん、こういう人は人間の生死感に一家言持っていることが多いので、動かない小説に横やりを入れてくれるかな?
カンダがうつってヤンキーねーちゃん言葉になったうさぎ魔女さんが相変わらずオカシスギ。サイマチ連発で、初めサイマチ?何?でしたが、もう普通に名前なんか書く気もしないってとこですネ(笑)
鮎子さんの主人公の名前を絶対に呼ばない頑なさに、どれだけこの小説に憤慨しているかが、理路整然とした文脈なだけにかえってそれが伝わってきて、こちらもオカシイ。 緑さんが最後に言葉遣いを書いておられましたが、私もこの点が引っかかっていましたので刺さった小さな骨が取れた感じ…(^^) 「孫子の兵法」、点字翻訳をしている友人が今取り組んでいると聞いたのでダウンロードして書道に使い始めたところで、ブルーハートさんのコメントに出てきてヤッターでした。
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hitujitonekoto at 2018-11-23 11:27
>muichibutuさん
>鮎子(AT)さん >ブルーハートさん >まつの緑さん >うさぎ魔女さん >omokageさん 第169回へのコメントありがとうございます。 コメンテーター勢ぞろいで、この小説への代わらぬ愛顧がうかがえて良かったです(^^) >muichibutuさん 新聞小説4件読んでらっしゃる。凄いです~~~。 わたしも第1話さえ逃さなかったら、3話くらいは読めるはずなんですが、まったく頭に入らないので、やはりこういうまとめ形式を取らないとズルズルしてしまうんです。 むいさん始め、みなさんにはより一層記憶を定着していただけて、感謝しております。 >鮎子さん >石井老人と家族の間に位置する人は沢山いるはずです ああ、ほんとです。西条さんのショックについての一言。その通りですね。おみごとです。これは見過ごせないウソっぽさでしたね( ;∀;) >青さん >「ひこばえ」の女性陣はおしなべて「攻撃性」が高い。 洋一郎目線で見ると、みんなすごいことになってますよね。みんな怖い。ひょっとするとこれは、石井老人から受け継いだ「素質」かもしれませんね。 >まつの緑さん そしたらそしたら >トラック野郎と編集姉ちゃんのロードムービー の末に、 >航太の嫁。その末に 男子三代の女難家系ということでいかがでしょうか^m^ >うさぎ魔女さん 『自分史』ある程度できていて、という風にしたほうが、という提案…ほんとに、その通りでした!! うさぎさんいつも鋭い。 >omokageさん ああ~。omokageさんにまとめていただくと、『ひこばえ』がグンとよくなる! 「小さな運」ねえ~。そうなんだよねえ、石井親父、嫌いじゃないんで、そこのささやかな生がこれからささやかに浮かび上がってくる小説になるのかな。 何かねえ、こんな風に読みたい。 神田さんの生死感の一家言に期待しよう。
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