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【羊の要約】 開演のブザーのなる中、綾乃は誰かを必死に探している。
春江が聞くと、これが送られてきた、と今日のチケットと「お嬢へ 天狗より」と書かれたメモを見せる。 二人がそのとちり席の座席に急ぐと、二席空いていて徳次の姿はない。 徳次が去って二十年。一切連絡がないことは春江も承知していた。本当に徳次なのか? 【羊のひとこと】
by hitujitonekoto
| 2018-05-18 12:08
| 新聞小説を読む「国宝」
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Comments(17)
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まつの緑
at 2018-05-18 09:19
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揚幕の向こうから「し〜ば〜ら〜く〜」と徳次の声が聞こえてくるような感じがしました。やはり、喜久雄にとって徳次は鎌倉権五郎だった。
見た目と違い、暫の権五郎は童なんです。「坊にくだせえ。」なんて言うんですから。徳ちゃんも童の心を持っていてほしい。 暫の女方版で女暫もあるけれど、、喜久雄には向かない。再び阿古屋でした。
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hitujitonekoto at 2018-05-18 11:13
>まつの緑さん
ああ、なるほどお。 コメント読んではたと膝をうちました。 鎌倉権五郎は徳次…だった! だからあ。前からまつの緑さんがおっしゃってましたよねえ。 作者が大切にしていた「暫」の権五郎は物語の初めに(喜久雄の父として)登場し、最終章の最終版に、徳次として登場する…見事に呼応してます。だから、なるほどそうだと思いました。 それに、あの剛にして童な権五郎のユニークな顔は、カッコ良かった喜久雄の父よりも徳次の素朴さと強さによく合っている。窮地に現れる権五郎。 さすが! まつの緑さんです。 だとしたら、これから見事喜久雄を救うのですね。 それがどういう方向に救うのかは、徳次におまかせするしかない。 (*ところで昨日は歌舞伎座で観劇してきました。歌舞伎初めての甥、妹が「すっごい良かった! 海老蔵、すごい!! カッコイイ」と歌舞伎のとりことなり(早)しめしめでした。羊は「毛抜」が入った「鳴神」は初めて観たので(変な言い方でしょうか(^^;))お得感はありましたが、昔見たものが本物の水を使って滝を流れさせていた舞台だったので、ちょっと地味に感じました)
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たお30225
at 2018-05-18 13:05
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なんで、阿古屋なんでしょう。私の記憶では、喜久雄が、自分は空っぽになっているだろうか、と客席あるいは高みにいる何者かにむかって問いかけている場面がありましたね。その時は正気でしたが。それと絢爛豪華な衣装。重くて、脱がせるのは大変で、それから・・・。蝶吉いましたよね。まだこだわる私。笑われそうですが。
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ブルーハート
at 2018-05-18 14:16
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乱入!
ブルーハートです! バイク便で「徳次」が届いた! 名実ともに、あの日約束した「日本一の役者」となった主人公の今日の舞台を、「お嬢」に見せるためだとしたら、隣の席に座るのは「市駒」。 なんて言うと、 「青さん、何言うてんねん!市駒やったらとっくに綾乃と連絡とってるわ!」と、美魔女サリー様の突っ込みが入りそうですが。 かくも長き不在に、 読者が忘れることがなかった「一番イイ男」 辻村の「告白」に、 主人公の口から出た「徳ちゃん…」が 数多読者を雪の長崎へ運んだ。 そうだよ、徳ちゃん、何処行ってたのよ! 揃えた雪駄が哀しくて、 再び逢える日を夢に見た。 って、女みたいな言いようだけどな。 さあ、主人公は約束を果たした! 徳ちゃんは長江を白粉で染めたのか? 羊女将は「半信半疑」と仰るが、 (青)は、今この時点でも、最後まで徳次は姿を現さないように思うのです。 昨日の、たお様、無一物様の「春江」コメント拝読して、春江の本音が主人公への「愛」だとしたら、 読者は皆んな知っている事かと。 (青)は、俊介を「人質」と言い、 春江を「阿修羅」に例えました。 春江は闘う女なのかと。 今目の前にある「危機」と闘う女。 但し、仕組まない、裏切らない、捨てない。 そんな女なのかと。 そして、主人公と春江は、 恩を知るミミズクを向かい合わせて、 背中合わせに立つ二人なのだと思うのです。 無一物様が仰る通り、 春江は何処にいても「本音」なのでしょう。 (青)感じる春江の「演技」は、 闘うための「武装」に他ならないのかと。 さあ、開演ベルが華やかに! 「国宝」の報せを手に竹野ちゃんが走る! 冬景色に汗だくのDEBUは似合わねえなぁ(笑)。 また、明日ですm(_ _)m
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たお30225
at 2018-05-18 14:27
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ごめんなさい。揚巻と間違っていました。阿古屋は40台後半の全盛期のときでしたよね。
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まつの緑
at 2018-05-18 14:40
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天狗に化かされているのではないでしょうね。お嬢へ、というメモがあるが、本文は、徳次がとつぜん綾乃にチケットを送りつけてきた?と?が付いている。不自然であるほど徳次らしい、と続くけれども。
一筋縄ではいかない作者だから、どんな展開を用意しているか。素直に受け取りたいから、徳ちゃん姿を見せてね。 羊さん 甥っ子、姪っ子さん、初歌舞伎楽しんだと読んで、私も嬉しいです。 初めて見た歌舞伎が面白くて良かった。分からない、つまらない、では次は行きたくないですもの。 ところで、羊さんが見た滝に本水を使った鳴神って、誰が鳴神上人でしたか? その演出、珍しくて、私がこれまで見た鳴神では見たことがないので知りたいです。
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ブルーハート
at 2018-05-18 16:31
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再度!
ブルーハートです! 次回連載小説。 羊女将の「まじめだあ〜」 右に同じ〜〜(^∇^) ちょっと前に、「国宝」頭上(?)の「人生の贈り物」(で、いいんだっけ?)に、浅田次郎氏が登場していたので、期待してたんですけどね。 まつの緑様もお好きとおっしゃっていた、「天切り松闇がたり」系や、「蒼穹の昴」系だったら、確実に、羊サロンの「餌食」になるのになあ。 なんて、思っちゃったりして。 まあ、ご常連の皆様のこと、突っ込みまくり、引き寄せまくって頂けるかと。 しかし、まじめだあ〜〜&ちょっと暗っ! 始まる前から毒付いちゃいけません。 それよか、明日が気になる! ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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まつの緑
at 2018-05-18 17:59
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つっこみたくなる挿絵、今日もおかしいです。内容には関係ないですけど、ウソはいやです。
お話の中では、今は2010年代ですよね。そして、これは歌舞伎座らしきチケット。夜の部 5:30 PM と書かれたチケットにビックリ。 たいてい夜の部開演は4時30分。時には、4時、4時15分、4時45分もあります。歌舞伎座の毎月の公演で5時過ぎの開演なんてなかったです。 大昔のことはわかりませんが。 芋さま、歌舞伎衣装などは資料映像、写真を参考にされるはずですが、実際にあまり足を運ばれないのでしょうか。 ついでに、どうでもよいことながら、小説では分かりやすくチケットと書かれていますが、役者も歌舞伎座従業員も「お切符」と言います。
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muichibutu
at 2018-05-18 18:38
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昨日、綾乃が駆け込んで来たのが吉か凶かって言ってたんだけど吉でした。
いよいよ、待ちに待った徳ちゃんの出番。頼りがいあるし、主役をしのぐ人気者。 「お嬢」、「天狗より」、いやー、かっこいいですね。いかにも徳ちゃんらしいやりかた。 まだ姿は現していませんがどんな現れ方をするのでしょう。楽しみ! 徳ちゃんが出てくるのだったらもう安心、なんて気になりますよね。 これで、ここに主たる登場人物が勢ぞろい。さて、何が起こるのか?
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鮎子(AT)
at 2018-05-18 19:40
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徳次からと思われるチケットが綾乃に届いた。
となれば、綾乃が歌舞伎座に駆けつけてくるはずです。 ただ、本当に徳次自身は姿を見せるのか。 とちりという前の席で、綾乃の隣も空いていた。 どうでしょう。 菊花の契り、かも…。 喜久雄にだけはその席に徳次が座っているのが見える、とか。 ここで、アホな質問をお許しください。 阿古屋は昼の部の演目?夜? 一豊は今月昼の部に出演とのことで、春江と身重の美緒までもロビーで贔屓筋に挨拶しているので、阿古屋も昼の部かと思っていたのですが、挿絵は夜の部のチケットのように見えます。 一豊は昼の部に出た後、夜の部に出る喜久雄を迎えに行き、付き人のように支度を手伝うというのは考えられますが、その場合、春江と美緒が一豊の出ない夜の部の開始前に挨拶に出ているというのも変な気がします。
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muichibutu
at 2018-05-18 19:46
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ブルーハートさん
春江に関する見解、唸りました。やっぱり役者が何枚も違うわい。 春江の演技は武装。なるほど納得です。春江への理解が一歩進みました。
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まつの緑
at 2018-05-18 20:49
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私はデジタルを購読しているので、挿絵をめっちゃ拡大して見ました。夜の部5:30
PM と書いてあります。 本文から分かるのは、 *喜久雄、一豊の迎えの車で楽屋入り。 *一豊、喜久雄の仕度を手伝う。 *一豊、昼の部に出ている。 *車引の後が阿古屋。春江と美緒は入口に立つ。 *そこに綾乃が駆け込む。 鮎子さんが指摘する通り、一豊が昼の部に出るのだから、春江と美緒が入口に立つのは昼の部のはず。夜の部に一豊がでないなら、立つのは変です。 挿絵の夜の部は、テキトーかもしれません。
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鮎子(AT)
at 2018-05-18 21:07
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まつの緑さん、早速ありがとうございます。
本来、もっともイイ男、徳次の待ちに待った再登場か、というところで水を差してしまい、申し訳なかったのですが、気になってしまって。
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muichibutu
at 2018-05-18 21:32
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羊さん
次の連載は重松清氏とか。恥ずかしながらこの作家さん知りません。と云うより現存の作家さんは殆ど知りません。読んだことがあるのは既に全集が出ているような作家ばかりなもので。 でも、今日の氏の言を読み、これは真面目に読まねばなと云う気になっています。歯が立つかどうか分かりませんが。 と云うのは、書かれている主題は私にとっては緊急の課題なわけだからです。 私も数年で男の平均寿命に達するわけで、子、孫へと続く係累のジジイとしては「何を伝えるべきか」は待った無しの課題なのです。本サロンがこの小説を取り上げて戴けるのであれば是非一緒に学ばせて戴きたいと考えています。 でも、今回のように馬鹿書いていても済むと云うわけにいかないとしたら、ちときついかなあ。しゃちこばらずに肩の力を抜いて読めば良いかな。
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サリー
at 2018-05-19 00:25
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正直、この章になって、この小説への興味を全く失ってしまいました。
徳次・・・別に出てきても出てこなくてもどうでも良くなってます(^_^;) 徳次はもう辻村と同じような状態で、最後の望みとして誰かにチケット手配とバイク便を頼んだのかも。 弁天辺りに頼んだような気がしています。ずっと大陸にいたはずの徳次が、綾乃の現住所を知ってるのもなんだか不思議だし。大陸の場合は、インターネットに制限がかかるので、なかなか日本のニュースも検索はできないはず。 この作者があっさり、徳次登場を予告するとは思えなくて。 最後は、病気の徳次のために、喜久雄と綾乃が恩返しをするのでは・・・と思っています。最後に徳次のために、喜久雄は舞台を勤める。それが徳次と最初にやった「積恋雪関扉」で、そこで喜久雄が求める「綺麗な舞台」を実現できて、そこでもう舞台をやめても良いと思え、役者人生を終える。喜久雄は舞台をずっとやりたいと彰子に言っていたけど、その一方、綺麗な舞台が演じられたら、役者を辞めても良いと京之助に言ってました。 そして、次作の重松清さん、「エイジ」という中学生が主人公の朝日新聞の連載小説ありました。 事件が起こり、エイジの考え方が変わっていく・・・ような内容だったかと。 中学生で事件が起こる小説が他にもあって、それと混同しているので、どちらがどうだったか記憶が微妙です。 作風は暗く重いですね。あまりワクワク・ドキドキではなく深く考えさせられる内容が多いかも。 最近ではドラマ化された流星ワゴンなども重松さんの作品です。あのドラマも嫌になるほど暗かったです。 西島秀俊さんと香川照之さんが出ていました。 今度の小説も流星ワゴンのような感じかもしれませんね。 禁止ワード、事件ガラミ・・・と入れたらダメでした。からみって、いろんな意味はありますが、そういう意味じゃないんだけど。
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hitujitonekoto at 2018-05-19 19:49
羊です
> サリーさん お久しぶりです。 興味を失ってもなお、小説に眼を通している…それがさすがです。 「絡み」ではねられる。う~~すごいですね。そっち方面の想像力が巧みなエキサイトってこと? あ? でも、羊ははねられたことがないのでひょっとして、これって羊の設定か? そんなことないですよね? もし、そうだったら、みんなほんとにゴメン(^^) >まつの緑さん 「鳴神」の「本水」(って言うんですね)使った舞台について、まつの緑さんから水の演出を見たことない、と言われたとたんにウロ覚えになってしまって、一緒に行った次女に電話で聞いたところ、次女も「そう言われると急に記憶が消えた」と言う始末。 羊につままれた羊は、長女にメールで聞いています。(羊自身がすごく知りたくなりました。調べても記録が出てこないんです) 羊の記憶では、鳴神上人が新之助。雲絶間姫が二文字の女形の人(なんじゃそら~) たぶん御園座か中日劇場で、もう十数年前。 「毛抜」の段は全くなかった。初めての歌舞伎鑑賞でした。 >ブルーハートさん 次回作者=まじめ、に共感いただき、嬉しいような、あら、やっぱり~? とガッカリなような。それにしても、知識豊富な(青)さん。次回も頼りにしてまっせ! > muichibutuさん おお! と、ここにきてムイさんが次回作に期待している! 羊も頑張って読もうと思えてきました。 と、脇道にばっかりコメント返してますが、本題についても考えなくちゃいけない? 脳みそが足りない(>_<)。 やっぱりここは今日のところは置いておいて、空席が気になりますねえ。 ということで >(青)さん の推理にはびっくりしました! あれが徳次以外の人の席、と考える想像力が羊にはなかったあ…。こういうところがすごいです。 そうかあ。しかしそれならなぜ時間に間に合っていない? >たおさん 市駒死亡説! 出た~~! びっくり大胆発言なのですが、時間に間に合っていない、という疑問がこれで解けてしまう…きゃあ。
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hitujitonekoto at 2018-05-20 14:32
> 鮎子(AT)さん
先日、「菊花の契り」という言葉を書いていただきました。 羊は(もちろん)知らなくて調べて、なんとも幻想的な物語を知ることになりました。 「雨月物語」の中の、男同士の深い契りの物語。9月9日の約束に幽霊になって現れる…という。 く~。こういうことを、この徳次の席が空いている、という場面でサラリと連想できるのが、教養豊かな人なのでしょうね。 素敵です。 振り返ると羊は、ここでいろいろなことをみなさんから教えていただいて、随分と得しています。 ブルーさんからの粋なスウィーツやドリンク、東京情報はもちろん、鮎子さん、omokageさんからの影響で、「源氏物語」は毎晩読み続けています。 まつの緑さんから教えていただいて、三浦しをんさんも初めて読むことができました。(「仏果を得ず」)…これも、再読の最中で毎晩読んでいます(^^♪ omokageさんのブログには時々行って、ディープな情報をいただいてるし… 韓国ドラマからはすっかり遠のいて(それはそれで寂しいけど)日本日本している羊です。
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