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by hitujitonekoto
| 2026-03-10 03:24
| 新聞小説を読む「あおぞら」
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244話 (26/3/9)
蓮華は、父に比べたら自分はまだ半人前。お役に立てたなら、こちらこそお礼を言わねば、と耳を赤くして語る。 自分は戦うこともなく、救いを求めているだけで、お恥ずかしい、と裕子が言うのを、蓮華が浄土真宗の教えを説いて、 「煩悩を抱えたまま、仏の願いに生かされ、力強く生き抜く。これが他力本願の本来の意味で、こういう生き方をするべきなのです」 ときっぱり言う。 これに秀子が絡んで話になったところで、遠藤さんが割って入り、まり子ちゃんのアレルギーの話に持っていく。 遠藤さんは、裕子が休んでいる間に、図鑑でブタクサの絵を確認。 自宅の庭でブタクサの若草を見つけ、早速まり子の腕に近づけたのだという。 まり子の症状はこの数カ月落ち着いている。 しかし、何の変化もなかったそのとき、図鑑の解説で、『花粉の飛散期は夏の終わりから秋にかけて』とあるのが目に留まった。 最初読んだ時は、遠藤さんがまり子実験をこの場で、みんなの前でしたのか?と思いましたが違いますね。 家で、ブタクサの若葉を発見した時点でやっていたということですね。 現時点は、4月3日。 花粉は出ていないので、変化はなかったのでしょうが、「この数カ月落ち着いている」ということで、ちょうど花粉の時期にひどくなる、という事実に思い当たるでしょう。 More #
by hitujitonekoto
| 2026-03-09 09:46
| 新聞小説を読む「あおぞら」
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Comments(24)
239話 (26/3/4)
実家に戻ると父は激怒し、頭を下げにいけ、子どもも作れないのに!と怒鳴り、母はおろおろと、お前が折れてやれないか、と呟いた。 悟は、自分が全て悪かった、帰ってきてくれ、医専に受かった君が眩しすぎた、と何度も来て頭を下げ続けた。 この実家も出る必要があるが、三十代になり、疲れやすい自分にできるのか。 栄養士の資格はある。アメリカの専門書を毎日少しずつ読んでいる。 が、決める前にすべきことがあった。 まり子ちゃんの症状が、おそらく植物性アレルギー由来だと親に言ってあげたい。 そして、立子には、義母が言ったことは全て嘘。光太はママを呼び泣いていたんだと言わねば。 悟は離婚届けに印を押しながら言った。 「君一人じゃ何にもできないだろう。これからも似たもの同士で一緒に生きていこう。もう二度と浮気なんてしない」 彼の言うことはは間違っていない。立子達のような強さは、自分たちにはない。 要約をまとめていて思うのは、悟とのやり取りと実父母たちとのやりとり、そこからの裕子の思い迷い、そして立子たちに会いに行こうと決意すること、などが微妙に入り混じってグニョグニョとしている文章です。 これは要約はしずらく、一つずつまとめたくなるけれど、そうすると次へ次へと押し出されるように続いていく流れが壊れて、最後が明日につながるか不安になる。 独特な(かどうかは実はわからないのですが)文体を駆使して物語を進めているのだと思います。 視点を違えて書きながら、物語の進みとしては遅くなるけれど、そのつど各登場人物たちの思念が入る。 構成が面白いなあ、と感じ始めています。
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by hitujitonekoto
| 2026-03-04 09:32
| 新聞小説を読む「あおぞら」
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Comments(53)
234話 (26/2/27) 僕なんて、この家では居ないも同然だ、と呟いた悟を見て、生まれて初めて裕子は男性を愛した。 この人もまた、誰よりも恵まれているのに、誰の期待にも応えられなかった人。 親の期待を背負いながら自分と同様、医大の受験に何度も失敗している悟に、思わず同情の冗談を言うと、悟が笑ってくれる。 この人をずっと笑わせてあげたい。 結婚後、病院事務を離れて布地屋で働きたい、と悟が言った時は、二人揃って義両親に懇願したものだ。 そして、この新しい職場で悟は見違えるように生き生きした。 幸せそうで、よく冗談を言い、自信に満ち、身なりにも気を遣うようになり、裕子の見立てで何着も服を作った。 「君がこの家に来てくれて本当に良かったよ」 握られた手は熱くて、裕子の冷たい指先は蕩けてしまいそうだ。これだけで十分だ。 悟の裏切りと、その後の不実な行動は悟の責任だけれど、悪人、というのではなく、甘えと弱さと、裕子の庇護のもとで培われてしまったものなのかもしれません。 この二人の関係を、一旦断ち切ることしか解決がないことはよくわかります。 裕子さん、悟を愛して、悟に尽くす幸せな結婚生活があったわけで、その時点までは良かったんですよね。 More #
by hitujitonekoto
| 2026-02-27 09:22
| 新聞小説を読む「あおぞら」
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Comments(41)
229話 (26/2/21) 子どもの前で母親の悪口を言うことに、裕子は怒りが湧いた。 子を攫ってきてしまったのは、立子に対峙するのが怖かったから。この人の勇気のなさゆえだ。 そう思っても曖昧に微笑むことしかできない裕子だが、光太は金切り声を上げて義母の腕を振り解いた。 義母が離れると光太は甘えて喋り出す。 光太の発育状態や物おじしない態度から、手をかけられて育っているのだ、と裕子は思う。 語られる保育園の様子からも、そこでの良い教育がしのばれる。 光太が「なむなむ」と、女のお坊さんの真似をする様子に、裕子は心から笑ってしまう。 子どもは昔から好きだ。 だが、誰かから笑わせてもらうのは、一体いつ以来だ。 医専時代、美里の叔母のアパートで、美里と過ごした楽しい記憶を思い出した。 愛が欲しいのは、義母も裕子も同じ。 しかし、裕子は戦争や結婚でその機械が奪われ、義母もまた愛される対人関係の技術を持っていないことで孤独。そしてコンプレックスの塊り。 対照的なようで、似ている女二人を感じます。 でも、裕子は辛うじてこうやって光太から甘えられて幸福感を得ている。一方義母は更なる孤独の中に突入。 光太の態度、ひどいなあ、と思うほどに、この嫌な感じではある義母をとても哀れに感じてしまった。 More #
by hitujitonekoto
| 2026-02-21 09:40
| 新聞小説を読む「あおぞら」
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Comments(40)
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