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第9話 作 重松清 画 川上和生
【羊の要約】 その年、両親は離婚の話し合いを進めていたので、こいのぼりを飾るのも遅れ、五月二日になってから飾ったのかもしれない。 離婚の話は、両家を巻き込んで随分もめたらしい。原因はお金にルーズな父が、友達ばかりか身内にまで詐欺同然の借金をしていたことで、母が見切りをつけたらしい。 姉は、離婚の前から母を守る、と決め、いつも母に寄り添って愚痴や弱音を聞いていた。今に至るまでもーー 【羊のひとこと】
by hitujitonekoto
| 2018-06-09 16:44
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
|
Comments(9)
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muichibutu
at 2018-06-09 12:19
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話が少し進展しました。両親の離婚騒動。
オヤジさん、金銭面で相当なぐうたらのようですね。女性問題ではないよう。 仕事は長続きしないうえに、あちこちに借金して不義理を重ねてる。うーん、これでは三下り半を突き付けられてもしゃあないな。 でも、お姉ちゃん、とてもいい子やないですか。お母さんを守るって。それを今までずっと続けてる。お母さん良い娘をもったね。 男と女。難しいですね。ぐうたら男は多いし、時々よそ見をするし、女房殿の思うようにはなかなか 動かん。身につまされますなあ。
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ブルーハート
at 2018-06-09 13:01
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乱入!
ブルーハートです! 「不機嫌な姉はいないけど、不器用な兄はいる」とか、「父親は変わん無いけど、母親は2度変わった」とか、「行った行った万博!ウチも夜行で」とか…。 読者の「アッタアッタ」感頼みの、 落語で言ったら「マクラ」長すぎの二つ目クラス。牛の歩みか重松っつぁん⁈ なんて悪態ついてっと、今後の素晴らしき展開に 泣きを見るかしらん? 「疑問」の文字が美魔女サリー様のコメントに上がって、さあいよいよ妄想列車も走り出すか? 鮎子様の「オピンクル」が愛らしい! 北欧の森の妖精の如し! で、鮎子様もご愛読の 金曜夜の「グッドバイ」がますますです! 何度も読み返したい文章と久々に出逢いました。 そして、無一物様の大江健三郎。 無一物様は愛読者として、まさに相応しい方かと。 (青)は、読者なんて畏れ多くて言えませんが、氏の真っ当な言葉を端正に積み上げる文章に敬服しております。スタイリッシュさから言ったら、氏の義弟(故 伊丹十三氏)の方で、欧米流の大人の粋を、日本の少年達に教えてくれた「お洒落の伝道師」でした。 羊女将&たお様の「汚れちまった悲しみ」の中也。 ウールフェルト(?)のお帽子と、黒目がちの瞳にやられたちまった少女達。美しいです! 羊女将「青ちゃん、相当とっ散らかってるよ! ひこばえ、読んでんの?」 青 「読んでる、読んでる、本当に読んでる」 羊女将 「怪しい…」 あ、そうだ! まつの緑様!染五郎さん、美しい&蠱惑的です! 昨年の、雑誌「 SWI TC H」表紙&巻頭も素晴らしかったです! 本当に読んでるからねーっ! ことさら強調するところが怪しいですかね? 取り敢えず、ごめんなすってーっ!m(_ _)m
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鮎子(AT)
at 2018-06-09 14:54
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とうとう出た、いや、やっと出た感のある、両親の離婚話。
意外なのは、父親についてはキツイことを言い放題の姉が母親には「私が守る」。(私的には、娘というのは結構母親には耳に痛いことを言う気がするのですが。) 母親は被害者という感じです。 1950年代なら、恋愛より見合い結婚の方が多かったと思います。さらに、この石井夫婦の結婚は、妻の方は気が進まず、周囲が強く勧めたといった事情でもあったのでしょうか。兄弟、特に歳の近い妹がいて、早く”片付いて欲しい”と両親が望んだとか、間に立ったのが義理のある人で縁談を断りにくい事情があったとか、あるいは別に好きな人がいるが周囲は反対で、その人を諦めさせるための結婚話だったとか。 夫の側は、金銭的にだらしのないことを周囲が心配し、「結婚して子供でもできればしっかりするだろう」という根拠のない希望的観測に基づいて縁談を勧めた、とか。 それでも何とかなるだろうと思ったが、子供二人生まれても溝は埋まるどころか、深まるばかり。 やはり、洋一郎の父は、妻の親戚にも金銭的に迷惑をかけ、それが決定的になったようです。 しかし、話の進行がゆっくりですね。 青様、『グッドバイ』の方は、ヒロインがいよいよ貿易に乗り出すようですね。全く未知の世界に目を向けるその度胸、ワクワクします。絵も、あれは港に停泊する船でしょうか。
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たお30225
at 2018-06-09 17:14
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金銭的にだらしの無い人は、結婚しようが、子供を何人つくろうが
だらしの無いのが直ったっていうのを聞いた事無いです。 まあ、奥さんか、親戚が苦労するパターンですよね。 自分で借りた金を返す気があれば そもそもかんたんに借金は出来ないはず・・。いやというほど見てきました。
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サリー
at 2018-06-09 17:36
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両親、離婚するんですね。
でも、5月にこいのぼり飾ったときは、すでに離婚話が進んでいて、8月の暑いさなかに、崩壊する家庭の最後の日帰り家族旅行が万博ってことですか? 両親も離婚予定なのに、団地に一緒に住んでるって結構息がつまりそう。。。 そして、姉の宏子はそれに気付いていたようですが、主人公の洋チャンは気付かず、鯉のぼりや万博楽しんでいたってことですか? これまで洋チャンの視点で書かれていたため、家庭不和な感じに気付かず万博なども読んでいました。 小学校2年生ぐらいで、まして男の子だと、こういう空気に気付かなかったのかもしれませんね。女の子でまして長姉であれば、そういう家の空気や両親の不和なども、感じていたのかもしれませんね。そして、姉の意地悪な感じも、そういう空気の中でのはけ口が弟の洋チャンに向かっていたのかもしれませんね。 しかし、そんな姉も母にだけは優しいようですね。鮎子さんの書かれているように、これは私も納得しかねます。 男の子であれば、母親べったりはありそうなんですが、女の子の場合はそれはあまりないかなあ。。と。 そして、今まで登場のなかった母もまだ生きているようですね。私はてっきりもう亡くなっているのかと思ったのですが。 でも、そんな母も何年後かには再婚するんですよね。 結構、この母は恋愛体質なのではないでしょうか? 今で言うダメンズ好きなのかも? こういうダメンズにはまり、女友達に愚痴る女性いますね。でも、愚痴る割に、本人はそういうのを楽しんでいたり? なんだかこの洋チャンも、性格がグズグズした感じは父親譲りなのかも?今は、結婚し子供もいるようですが。。。
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サリー
at 2018-06-09 20:16
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なんだかこの話、数年前にドラマ化された、「流星ワゴン」と似てる雰囲気がします。
あのドラマも超暗くて、私は途中挫折しました(^_^;) 小説の方は読んでいません。 羊さんが苦手かも・・・と書かれていましたが、私も「苦手かも・・・」な感じがします。 流星ワゴンもダメ父と、主人公が同じ年齢になり、主人公も人生に挫折して、たまたま出会った交通事故死したはずの人物のワゴン車に乗って、過去の父に会いに行くお話。 なんだかね。。。父と子の話って、女性には感情移入しづらい気がします。 母と娘の話の方が、感情移入できる場合もあるけど、今回のこの母娘にはちょっと感情移入できないですね。
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muichibutu
at 2018-06-09 21:15
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皆さんのコメントを読んで正直びっくりしています。
私のなかには全くない感覚のものが次々出てくる。読みの深さの違いだけなら驚くに当たらないのですが、どうもそれだけではないように感じます。男女差によるものもあるかもしれませんが。 一つの現象に対して人によりここまで受け止め方が異なる。どちらが、あるいはどれが正しいかの問題ではなく、受け止め方に違いがあると云う事実、それを思い知らされた気がし呈してます。 ただこの作者、性格的には私と同系統かもなって気もします。 たおさんの一刀両断、恐れ入りました。 私は決してボンボン育ちなわけでなく、両親に大きな軋轢のあったことも分かっておりましたし、現在も家内との二人暮らし、日々の行き違いそれも大きな行き違いなど日常茶飯事。 ただ、思うに6人兄弟の5番目。波風があっても兄姉たちのところで堰き止められていたと云うことはあったかもしれません。 本小説、色々異論があるかもしれません。私は皆さんのコメントを含めて、学ばされ、楽しんでおります。
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muichibutu
at 2018-06-09 23:17
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ブルーハートさん
大江健三郎。純文学には疎い私ですが、大江健三郎は少し齧りました。でも「飼育」とか「死者の驕り」などの短編は理解できませんでした。ほかに漱石、谷崎、三島など少し読みましたがこう云う純文学は愛読者にはなればませんでした。で、ご多分に洩れずで司馬遼太郎、山本周五郎、井上靖(西域物)などが私にはしっくりきます。 とか言いながら、結局一番読んだのは骨董の本かも。
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hitujitonekoto at 2018-06-10 10:54
羊ですおはようございます。(午前中ってことで)
> muichibutuさん >ブルーハートさん >鮎子(AT)さん >たお30225さん > サリーさん コメントありがとうございます。 >[結構、この母は恋愛体質なのではないでしょうか? 今で言うダメンズ好きなのかも?] サリーさんのこのコメントに朝から大笑いしていましたが、「愚痴る割にそういうのを楽しむ」などは羊はサリーさんの意見に大賛同していて^m^、早くもこの小節が読者の好みを真っ二つに分けてるかも~とかなり戦々恐々としていきました。 >[お姉ちゃん、とてもいい子やないですか。お母さんを守るって。それを今までずっと続けてる。お母さん良い娘をもったね。] ほらほら。このmuichibutuさんのコメントなど読むと、自分の汚れきっちまった心があぶり出されてきて、おおーっと。これ以上この小節にケチつけていて、muichibutuさん、という大切な友達を失ってしまったらどうしよう、と半泣きだったのですが、 >私は皆さんのコメントを含めて、学ばされ、楽しんでおります わ~い! なんだなんだ、楽しんでくれてるじゃないですか。 良かったあ。これからも、バシバシ行きますとも。(え?) さて、ブルーハートさんの只者じゃない描写力感、今日も。あ、違った昨日でしたね。 >ウールフェルト(?)のお帽子と、黒目がちの瞳 中原中也のあの写真、まさに~~!! 的を射てるってこういうことだね。 ついでに、ブルーさんと鮎子さんの「グッドバイ」(でしたっけ)談が、何だかベンチで語らってるのを、傍で見ている気分で何だか面白可愛いです。またやってね。
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