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第7話 作 重松清 画 川上和生
【羊の要約】 私の中の父の記憶は数も少ないし、事実かどうかもわからない。 姉は昔、私が父の記憶を消したとうらやましがっていた。姉は機嫌がいい時は、父の名前にさん付けで、自分は「信也さんの嫌な思い出をたくさん」持って損したと言っていたものだ。 嫌な思いをするのは、記憶に残らないようなできるだけ小さい頃がいい、と言うのだが、親になった今になると、それも分かる気がする。 さて、1970年はのこいのぼり万博と…そして、父と過ごす最後の季節の記憶となった。 【羊のひとこと】 と、こう読むと、あえて記憶を消したような感じに思えること。でも、
by hitujitonekoto
| 2018-06-07 17:06
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
|
Comments(4)
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by
muichibutu
at 2018-06-07 12:39
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今日は少しが重みを増してきました。
記憶。私の場合、さすがに喜寿を過ぎちまいますと、未来、現実、過去(記憶)の中で記憶の比重がかなり高くなっているような気がします。勿論、記憶の中に生きるまでには至りませんが。最早、両親の記憶が浮かぶことは少なくなり、やはり娘や息子、おっと忘れてた、家内も、に関する記憶でしょうね。なかなか、良い記憶ばかりとはいかず、蓋をして鍵をかけたような記憶がのこのこ出てきましてね。 で、思うわけです、この小説で毎日過去に戻らされたら、次々過去のお化けが出てくるのかなって。 本小説での洋一郎や宏子の父親に関する記憶は、子供のときに分かれているので、やや特殊な感じがします。 今日は、5歳の女の子が父親に虐待されて亡くなったと云う記事があり、かわいそうで猛烈腹が立って、非常に気分悪いです。最後まで読めなんだ。
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by
鮎子(AT)
at 2018-06-07 17:31
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自分にとって嫌なこと、過去の辛い記憶や今現在の悩みにとらわれて、そこからなかなか抜け出せないということはあります。ちゃんと向き合って現実的に対処できればいいのですが、諸々の事情できないことも。
そういう場合、忘れられるなら忘れてしまう、というのも一つの手。 多分、洋一郎はわざとではなかったのでしょうが、父と別れることになった一連の事件?をよく覚えていない、その影響をあまり受けていないように見えるのは、姉にしてみれば、羨ましいというのは本音だったのかもしれません。 *先日まつの緑さんのお勧めで読んだ『仏果を得ず』に、主人公の師匠として、銀大夫という、文楽の人間国宝が出てきました。何とも楽しく、欲望に忠実、かつ自分にとって都合の悪いことや、自分の芸にかかわらないことを、いつまでも覚えていられない、その分のエネルギーは芸に注ぎ込んでいるというたくましい老人でした。痛快です。
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by
hitujitonekoto at 2018-06-08 12:08
羊です
>muichibutuさん >鮎子さん コメントありがとうございます。 羊が面白いと思っているのはアドラー心理学の記憶の扱い方で、その人のライフスタイルの変化によって記憶は変化する、というもの。 同じ人でも、その時の物事の考え方で、記憶そのものが変化する、というのはとても面白いと思っています。 記憶には必ずその個人のフィルターがかかっている。 記憶にとらわれないことは大切なのかもしれませんが、そもそも、長期記憶、短期記憶に問題が出始めている羊、というのは別な課題があるっていうことですよね?^m^
Commented
by
たお30225
at 2018-06-08 12:46
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父の記憶、父親に関する姉の記憶からなかなか抜け出せないのか、かすかな記憶を繋ぎ止めようとしているのか。
ぜんぜん関係ないですが、かなり前に読んだやはり新聞小説の宮部みゆきの<荒神>で、主人公(かなり影の薄い主人公?)が 蟄居している場所から出て行くのに、すごい時間がかかったのを思い出しました。 まあ、あれに比べれば・・・
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