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第3話 作 重松清 画 川上和生
【羊の要約】 我が家は四階建て団地の三階。 そのベランダに鯉のぼりを立てる作業をする父を手伝って、私は重石の一斗缶に入れる水を運んだ。 作業が終わると父は外の風にあたりながら煙草を吸った。シャツのポケットに入っていたハイライトの青い色が印象深い。 父の肩ごしに、子どもたちから団地タワーと呼ばれていた、給水塔をながめて私は言った。「団地タワーって太陽の塔よりも高い?」 1970年、私は7歳、小学校2年生になったばかりだった。 【羊のひとこと】
by hitujitonekoto
| 2018-06-03 10:20
| 新聞小説を読む「ひこばえ」
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Comments(4)
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サリー
at 2018-06-03 09:39
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あー、やっぱり洋チャン1963生まれで重松さんと一緒のようです。今の2018年だと55歳ですね。(誕生月がいつか不明ですが)そうそう、私も小学校2年生の頃、万博行き、太陽の塔は見ました。
洋チャンはどこに住んでいるのか不明なので、万博には行けないのかもしれませんね。あまり生活に余裕はなさそうで、この時代は家族旅行などは夏休みに1回行くぐらいだったような気がします。 私は大阪で日帰り圏だったため、万博には行ってます。 でも、当時は万博って同じ大阪府内でも、うちからは行きにくいところにあったと思います。 車で行ったのか電車で行ったのかあまりよく覚えていないです。 洋チャンの見ている風景は、重松さんが見ていた風景とどこか一緒かもしれません。おそらく姓が3回変わることはなかったと思いますが。 そして、小学校2年生までは、石井姓のようです。 このあと、両親が離婚するのでしょうか? おねーちゃんが感じているほど、洋チャンは父親に対して嫌悪感はないみたいですね。 なぜおねーちゃんは父親に強い嫌悪感があり、洋チャンはそうでもないのでしょうね?
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サリー
at 2018-06-03 10:34
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読み返して気付きました。
お姉ちゃんを除く一家全員がこいのぼりを大切にしている様子が描かれています。 それは、この主人公洋チャンを大切にしているとおねーちゃんには思えてしまっていたのかも。 そして、団地住まいであれば、部屋が狭いし、おひな様はおもちゃの鯉のぼりに比べて、値も張るので買っては貰えていない。 つまり、おねーちゃんには、洋チャンばっかり大切にされて、私は全然この家では大事にされていないと子供心に傷ついていたのかも。 両親としては、どちらも変わらず愛情を注いでいるつもりでも、こういう大人の懐事情や生活事情が理由であれ、子供に対して公平でないように子供に思えることって子供は意外と傷ついてしまう。。。そして親の経済状況もわかっているので、それが言えない、特に子供であっても長女の立場としては親に言えなくて、ついつい洋チャンに意地悪を言ってしまっていたのかもしれませんね。 暴力とか目に見える意地悪だと、親に叱られるので、こういう小さな意地悪が積み重なっていくのかなあ。。。と。
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muichibutu
at 2018-06-03 11:02
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ちょっと戸惑いますね。数日前までは私が殆ど知らない世界の話でしたが、今回は一転して私達が生きてきた庶民の生活そのもののお話です。
そのため今日は殆ど取り留めのない話ではありますが、すべてが昔の想い出に繋がっています。 普段は殆ど思い出さない過去を引きずり出されて掘り起こされているような気分です。過去には苦い記憶も沢山あるだけにこれ読むの結構きついかも。 万博の頃と言えば私、結婚したばかりの頃。その頃、洋君、小学低学年。私にとっては比較的馴染み薄い世代かな。 こいのぼり、息子が生まれた次の年には、建てて間もないちっこい家の2階のベランダにちっこいこいのぼりを立てました。新聞紙で折った兜を息子の頭に載っけたりして。何かいじましい。
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鮎子(AT)
at 2018-06-03 20:42
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送ったはずのコメントに、覚えがないのに鍵がかかっていました。うっかりチェックを入れてしまったようです。
重ねてお詫び。 1970年には主人公洋一郎君は小学2年生とのこと。 この小説の始まりは1976年で、その時4年前のことを思い出しているという形でした。 洋一郎君の生まれたのは1962年または63年。作者の重松清は1963年3月生まれということですので、洋一郎も同じかもしれません。 私自身、洋一郎と歳が近いので、大阪万博の時の盛り上がりはよく覚えています。(もしかしたら東京オリンピックの時もそうだったのかもしれませんが、そちらの時は小さすぎてわからず、また記憶もないのです。)それを考えると、作者自身と主人公の年齢を同じにする意味はわかるような気がします。 個人的には、万博の2年前にちょうど父の転勤で関西に来て、家族で万博を楽しみしていたのに、万博前に再び父が東京に転勤となり引っ越し、万博はテレビで見るばかりになりました。残念だったこと!(妹が生まれたばかりで、東京から万博を見に行くのはちょっと無理だったのです。) 団地の給水塔と太陽の塔、どっちが高いか。 子供らしい発想ですね。
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