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【羊の要約】 静寂の中を「きれいやなあ…」と微笑み歩き出した喜久雄は、そのまま客席におりる。 迷いのない堂々とした歩みに、綾乃は涙をふいて、ひとり立ち上がって拍手をする。やがて大向うがかかりはじめ、観客は総立ちで喜久雄に拍手をする。 春江は、これがあんたのおじいちゃんと競い合った人だ、と美緒の腹をさする。 喜久雄の迫力に、スタッフが押し開けたそ扉を出て、そのまま喜久雄は幸せそうな顔で外へ出て行ったのだ。 【羊のひとこと】
by hitujitonekoto
| 2018-05-28 11:50
| 新聞小説を読む「国宝」
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Comments(18)
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たお30225
at 2018-05-28 10:50
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誰も見ていないものを見て笑ったとあったので徳次が入ってきたのを認めて笑ったのかと思ったら、おおはずれでした。
喜久雄が見ている景色は極楽浄土か?もしかして彼はいま死に掛けている ?思い打ち掛けの下にはナイフがささってるのでは、少しずつ出血していて、徳次とあった瞬間に正気に戻って倒れる・・・
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たお30225
at 2018-05-28 10:52
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思い→重いでした。確認してから送れよって
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まつの緑
at 2018-05-28 10:53
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舞台中央に立ち客席を見回し「きれいやなあ」とつぶやく。次の瞬間舞台を降り、客席通路を歩き始める。
舞台中央にいる役者が、どこから降りるのでしょうか? 最初から通路に降りる芝居なら、小さな仮設階段を設置しておきます。阿古屋にはそんな演出はないので、階段設置しません。 阿古屋は、楽器演奏中は打掛を脱いでいます。阿古屋の言葉にウソはないと許され、昨日の回の最後には打掛を羽織っています。阿古屋の打掛は、花嫁レベルではないです。裾が分厚く重たいです。ゆっくり歩くのはできますが、それを着て助けなく1人で舞台から降りるなんて無理。たとえ、打掛を着ていなくても着物で舞台から降りるとは、どのようにするのでしょう? 天井の目が瞬間移動させる力を持っているとか? この展開にしたいなら、架空の劇場、架空の芝居を作ればよかったのに。あるいは、花道の揚幕近くなら通路と高さが近いから、降りることはできるかもしれない。花道からはける芝居を選べばよかったのに。阿古屋を書きたかったのでしょう。 歌舞伎を描くのでなく人間を描くといっても、ほころびが目立ち過ぎ、全体が薄っぺらいように感じてしまいます。 勝手に降りたから永遠に幕は降りない。明日は歌舞伎座玄関に到着した徳次らしき人物に会うのかしら。
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たお30225
at 2018-05-28 11:04
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まつの緑様
ううむ。確かに。作者は冷や汗かいてるのでは?まあ正気じゃなかったから、歩けたとしてもねえ。飛び降りなくてはなりませんよね。 せっかく複雑なストーリーを完成させても、そこで・・・惜しい!
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たお30225
at 2018-05-28 11:15
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まつの緑様
きのうのコメントで部屋子他の疑問を投げかけられておられました。逆にどんなシチュエーションだったら、許せるでしょうか。 喜久雄が先代の隠し子だったら許せるでしょうか。
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muichibutu
at 2018-05-28 11:33
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はあー⤵ なんやキツネにつままれた気分。
自分も現場に居合わせる観客の一人で何が起こってるのかさっぱり分らず、ぽけーと口を開けて見てるって気分です。別に気分が悪いわけではありませんが。 と、ここまで書いて気付いたのです。これって作者が読者をそう云う気分にさせるために仕組んだのかもなって。 見んごとmuichibutuめがひっかかった、アッハッハなのかな? そうであるなら、作者の術中にはまるのも一興か。 明日が最終話のはずですよね。さてどうなることやら。 喜久雄、雲に乗って飛んでいっちゃうのかな?
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サリー
at 2018-05-28 12:34
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このまま表に出て、ちょうど車に乗ってやってきた徳次と感動の再会って感じですかぁ?
なんだか、こんな締まらないラストで良いの?って気分。 羊さんやまつの綠さんが書かれているように、現実的ではなく完全にファンタジーの世界。 私もどうやって舞台から降りてくるのだろう・・・と思いました。そういう階段がないですよね。 まして阿古屋のあの帯の感じでは階段ないと舞台から降りられないですよね。 あの観客が舞台に上がってきたのもそう。 っていうか、あの観客の闖入騒動があってから、客席から舞台に簡単に上がれない構造にしてると思います。特に喜久雄の舞台では・・・ この最終章あまりに現実離れしていて、作者の無理な設定が目立ってしまって、前にも書きましたが「どっちらけ」な感じ満載なんですけど。。。 こんなんで明日拍手できるかいな。。。 いくら徳次と感動の再会でもね。
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サリー
at 2018-05-28 12:48
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小説も多少架空の現実離れした設定もアリなんですが、こうも現実離れしすぎていたら、どっちらけ・・・になってしまいますね。
元々童話など子供向けの完全ファンタジーな世界、たとえば魔法使いとかそういうのもありなんですが、これは大人向けの歌舞伎界という現実的な世界。 具体的に歌舞伎座とか阿古屋とか場所や演目を特定してしまっていたら、そこは現実に即した場面設定が必要ですね。 なんだか一豊もこれから成功しそうな感じもないし、ましてそこに子供が生まれてきて、丹波屋がこれから盛り返していくような筋道が全く描かれなかったですね。 少し手前ぐらいで、一豊が喜久雄の舞台で何か抜擢され、そこで人気が出てくる・・・ぐらいの道筋をつけてくれれば良いのに。。。 感動の再会があるかもしれないけれど、徳次の目の前で車にひかれてしまう・・・というのが、吉田青汁っぽいんですけど。
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まつの緑
at 2018-05-28 13:38
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伊達兵庫の鬘、5キロはあると聞きます。胸から垂れ下がる俎板帯、豪華な刺繍で重い。上半身が重いのに、1人で舞台から降りる不思議な話。
藤娘の時の男性と同じ。5列目中央に座っていたのに、突然舞台に上がっていた。その列には客は座っていなかったか?すんなり通路に出られたことに仰天です。空間移動と思うしかありません。 あの頃からほころびが見えていました。 架空の劇場にすればよかったのに。唯一の歌舞伎の常設劇場であり、最上位である歌舞伎座を舞台にする必要があったのでしょう。 枝葉末節にこだわらず、作り話、ファンタジーととらえるべきでしょうか。
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サリー
at 2018-05-28 14:58
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まつの綠さん
結局、あり得ない設定もそれを凌駕するストーリー展開があれば、読者も納得できると思います。 でも、この最終章に限っては、ストーリーものらりくらりとしているし、あまりに破綻した部分が目立ちすぎてご都合主義満載で、読者ももう飽き飽きしてる感じですよね。 最初の任侠の家の子供が梨園に入って部屋子になるという設定もこれからの喜久雄の成長物語の最初の一歩であり、そこは読者も希望に満ちていて許せたと思います。 でも、もう最終版に来て、期待通りのラストがどうも怪しくなってきて、読者もストーリー展開に「待ち」が多く、待ちぼうけ喰わされてる感じなので、その退屈な時間が長いせいか、ほころびがばかり目に付く感じですよね。 もっとトントンとテンポ良くストーリーが進んでいれば、ほころびもスルーされたと思います。 もっと早く徳次が到着して、綾乃や春江達と思い出話や大陸での成功話などで、トントンと話が進んでいれば、徳次のめちゃくちゃな成功ストーリーもスルーできたかも。 完全に作者の失敗ですね。このほころびの目立ち加減は。
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まつの緑
at 2018-05-28 15:25
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サリーさん
そうなんです。あり得ないことも、それを上回る魅力でグイグイ引っ張っていくなら目をつぶります。
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たお30225
at 2018-05-28 16:07
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この小説はいろいろな意味で、仕掛けというか挑戦というか、普通じゃない事をしようとしているのだけれど、この作者の力量からすれば
この新聞小説にもうまともに全部注ぎ込んでほしかったですね。 私的には、俊介が死んでからはもう登場人物に対する感情移入が出来なくてしんどかったです。そのうえで、スピンオフ小説かなんかでいろいろやってほしかったかな。一豊を思い切り 悪にするとかね。
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まつの緑
at 2018-05-28 16:15
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たおさん
もし喜久雄が先代白虎の隠し子、つまり外腹の子だったとしたら、部屋子にしたのも問題なかった、ということですか? それなら、部屋子でもよいし、幸子に告白して将来は養子にしてもいいのではないでしょうか。 その場合、先代白虎は頭領として、戦略や政治力を持たないと、2人の少年に遺恨が生まれてしまいます。 2人を真女方にしたのが先代白虎の失敗でした。立役、女方、両方やる方向にもっていけばよかったのです。上方の和事の立役は、白塗りのナヨナヨです。 廓文章 吉田屋の伊左衛門、新口村の忠兵衛、曽根崎心中の徳兵衛。 上方以外では、隈をとる荒事はニンではなくても、白塗でできそうな立役は色々あります。貴公子 義経や曽我対面の十郎など。 そして、半々コンビのセット売りは、どちらも立役女方が出来るから「今度吉田屋がかからしいけど、夕霧はどっちがやるのかしら?」になります。作戦として、前半後半で交代にする。「喜久ちゃんの夕霧も俊ぼんの夕霧もみたいわ〜。」だからです。そうなると客は2回足を運び、売上アップ。あら、なんか書いていて楽しくなってきたわ。 名跡がある家でも、戦略がないと廃れていきます。今の一豊、事故から年月が経っても役に恵まれていないでしょう。お腹の子の前途はきびしい。喜久雄は後継がいない。このままでは、丹波屋一門は、脇役に甘んじる家になっていきます。先代白虎に政治センスがなかった結果です。
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たお30225
at 2018-05-28 17:17
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まつの緑様
有難うございます。なるほどねえ。この息の詰まるような閉塞感が 何からくるのか、全ては先代の決断がまちがっていたのかなあ。 じつは私は喜久雄が隠し子だと、確信していて、まあだからこそ、 普通以上の努力と精進をする結果になった・・・と思ってはいるのですが。
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ブルーハート
at 2018-05-28 18:53
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乱入!
ブルーハートです! 世にも美しき歌舞伎役者の目には、 もう「あの男」が見えているだろうか? いつものように片手をポケットに入れて、 黒のメルセデスから降りてくる。 あの頃とかわらぬ、長身痩躯のイイ男。 見知らぬ土地で強運を引き寄せた、 この男の靴下にも穴があいていたかも知れない。 徳次の成功譚が、「広岡」へのオマージュだとしたら、新聞小説愛読者への作者のささやかな贈り物。 なんて、思いたい(青)です。 最強の女性陣は、 ブンブン回る大縄跳びの如し! 入れねえんですけどーっ! 情けねえなあ…。 さあ、吉田の夢の物語。 これにて幕となりますか? で、またもや挿絵に突っかかる。 徳ちゃん、ネクタイさせないでね! 白Tシャツにブラックジャケット。 履き込んだ皮のパンツにサイドゴアブーツ。 なんてのが(青)の望みです! 何言ってんだって話しですが、 取り敢えず、拍手喝采で見送りたい(青)でしたーっ! しかし、羊女将の「外に出たら、ただの変なヒト…」良いやねえ!この感性。(^∇^) また、明日です。
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鮎子(AT)
at 2018-05-28 20:50
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今日のこの回、喜久雄が舞台を降り客席を歩き出すと、役者が立っていた舞台の美しい光景が外へ広がり、その中を喜久雄が堂々と進み、観客は総立ちで拍手と掛け声で送る、これが500回一年半かけて作者が描きたかった場面なのでしょう。
それは果たして現実にもしかしたらあり得るかもしれない、ことなのか。 厳しいのではないでしょうか。 阿古屋を演じる様が素晴らしく観客はそれに呑まれ呆然としていたとしても、役者が舞台から降りる、それも明らかに余人には見えぬものを見、感じられぬものを感じているとわかった時は不気味なもの恐ろしさを感じないものでしょうか。 羊さんが外へ出たらヘンな人、と言われましたが、外へ出なくても異様でしょう。そうではない、芸の力で素晴らしく見えた、というほど描けているか。 わたしとしては否、です。
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ちゃあ
at 2018-05-28 22:39
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なんか映画の「卒業」をふと思い浮かべたんですけど。扉の向こうに明るい明日が開けてるっみたいな。最終章は、この場面に向けて理屈で書かれたみたい印象があり、こちらも引き込まれることがあまりなくて淡々と読んでしまいました。でも、明日はどうまとめるのか楽しみです。
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muichibutu
at 2018-05-28 22:54
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本小説も最終話を残して、少々しっちゃかめっちゃかの様相を呈しておりますが。
積み残しやほころびが多いのは確かかと思います。 一大小説を書こうと意気込んで、多量の材料を揃え仕込んだものの、料理し切れず息切れって感じなのでしょうか。 ここは作者の意気込みと必死の努力を評価し、良しとしますかね。 でも後の一話で皆があっと驚く一品が出てくることを期待したいですね。 さすがのmuichibutuもトーンダウンであります。
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